亜人(17) の商品レビュー
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うーん、おもしろかったんだけど、もう一押し欲しかった。 話が行き当たりばったりに感じるところがある。 もうちょっと深い伏線回収とかがあっても良かった。 一つ一つのエピソードはおもしろいから、なおさら期待してしまった。 最終巻の後書で作者も書いているんだけど、途中で原作者が降りて、原作者は話を最後まで考えておらず、作画担当が話を作っていたそうだ。 それを考えると、このできはすごい。 走り出す前に、元から作者がちゃんと話を考えて、連載開始してたら、絶対もっとおもしろかったはず。 それだけに残念。 頭脳戦、戦闘シーンが圧巻! 特に亜人佐藤が無双するシーン、黒服リーダーが死にかけ部下に自分ごと撃たせるシーン。 読む手が止まらない。 主人公が合理性を基本とするのもいい。 コードギアスのルルーシュに通ずるものがある。 特に、亜人佐藤に勝ち目がなく、合理的には逃げた方がいいのに立ち向かう、「それって感情論じゃないの?」って突っ込まれた時の返答が最高、、、 よく聞け 勝率0% この数値は何も干渉しなければ永遠に0のままだ だから無駄でも行動し続ける たとえ0.000001%だとしても勝機が生まれる可能性を死なせないためにだ 何が言いたいかわかるか!!バカ!! つまり「何はなくとも最後まで戦う」ということは非論理的行動ではない!! コレは0%の勝率を最大限に引き上げるため熟考された!! 完璧な論理的行動だ!!! こーゆーの大好き。 理論をこねくりまわす、笑 何度でも、何度でも、立ち向かう! 熱いんだよなー おもしろかった! でも始めからこの作者さんならもっとおもしろかったはず!!
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(3回目の読了) 亜人の中では、戦闘の周囲などで危険な状況にも関わらずスマホで動画を撮ったりする人がよく殺されます。 これは個人的な推測では、「恐怖を正しく認識できない命の危機に鈍感な人、つまり、そこで起こっている現実を現実感を持って受け止められない人」への作者の嫌悪感から来...
(3回目の読了) 亜人の中では、戦闘の周囲などで危険な状況にも関わらずスマホで動画を撮ったりする人がよく殺されます。 これは個人的な推測では、「恐怖を正しく認識できない命の危機に鈍感な人、つまり、そこで起こっている現実を現実感を持って受け止められない人」への作者の嫌悪感から来ているのでは?と思っています。 そして、そういった人の真逆にいるのが「命を大切にしているからこそ正しく恐怖を感じることができ、かつその恐怖に絡め取られず、自分に出来る対処をする人」である。 それこそが永井であり、戸崎や泉、中野、秋山たちだったのではないでしょうか。 亜人が亜人となるのは運命に定められた死への反発であり、「強烈な生への執着」が原因ではないかというオガタ博士の自説がありました。 そう考えると、フラッドを起こせるほどのIBMを持つ永井はもしかすると、何度も死ねる亜人にして、【最も生に執着するキャラクター】なのかもしれません。 (そんな永井がとてつもない戦いの後も、変わらず人命を救う“医者”という仕事を目指すのは、まさにそれを表すエピソードである気がします。) そんな作品だからこそ、無敵だった佐藤が最後の最後で敗北した要因が佐藤の「遊び人」たる性質だったのです。 彼は生まれ持った特性からか、感情の起伏が少なく、生の実感が薄い存在でした。 そんな佐藤が唯一生を実感できるのが命のやり取りという“遊び”をしている時だった。 きっと佐藤はこの作品の中でもっとも生に執着していない、(自分のものも他人のものも)最も命の価値を感じていないキャラクターだったのではないでしょうか? 蓋を開けてみれば、一番不死身らしい「命に執着しない」男に勝つのが、一番不死身らしくない「生に執着する男」だった。 最高の皮肉ですね。 だからこそ「本気で生きてんだ。フザけてんじゃねえよ」なんだな。 であれば、永井が5巻の中盤(!)に至るまで佐藤との戦いに消極的だったり、一度敗北した後に諦めかけたりするのも、重要な展開だったんだと感じさせられます。 日々生きていて思いますが、目を曇らせずに、現実を直視してそのまま受け止めるのは勇気がいることで簡単ではありません。 僕も毎日現実を直視せず、足踏みばかりしています。 それでも永井や中野の100分の1でもいいから、現実に真正面からぶつかって、やるべきことをやれる人間になっていきたいと思いました。
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最っ高。 めっちゃアツい。最後の方の「お前やっぱり“永井圭”だよ」に禿同だった。 中村慎也は結局どうなったのかとかも知りたいっちゃ知りたいけど、終わり方は綺麗だった。 作者の方が、アメリカ映画が好きと後書きに書かれていて、一々キャラクターがかっこいいのも納得した。
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ついに完結。 佐藤の倒し方、これはこれで良い。 理屈で考える永井の最後の博打。 今後の田中と下村の関係もなんだか気になる。 最後に作者の後書があり、 ・連載5話までは別の人がストーリーを考えていた。 ・最初からストーリーが決まっていた訳では無く、書きながら考えていった。 ・...
ついに完結。 佐藤の倒し方、これはこれで良い。 理屈で考える永井の最後の博打。 今後の田中と下村の関係もなんだか気になる。 最後に作者の後書があり、 ・連載5話までは別の人がストーリーを考えていた。 ・最初からストーリーが決まっていた訳では無く、書きながら考えていった。 ・連載期間は9年間だった。 最初は佐藤が味方っぽかったけど、その頃は本当に味方として描いていたのかな? 面白かったです。
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1日で読み終わった 何かと戦闘シーンで作者が考察の予想を超えたり裏をかいたりしがちだけど、戦闘機のとこで「飽きたからやめた」ってのが佐藤の人間性に一貫しててよかった
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1~17巻までイッキ読みして、楽しい時間を過ごせた。 合理的な永井は道徳心からではなく、合理性で佐藤と戦うのが面白い。 そして、佐藤という唯一無二の敵キャラクター。 あれだけ人を殺して悪気はまったくないことと、線目でいつも穏やかそうに見える人相が混じり合って、独特の雰囲気と存在感...
1~17巻までイッキ読みして、楽しい時間を過ごせた。 合理的な永井は道徳心からではなく、合理性で佐藤と戦うのが面白い。 そして、佐藤という唯一無二の敵キャラクター。 あれだけ人を殺して悪気はまったくないことと、線目でいつも穏やかそうに見える人相が混じり合って、独特の雰囲気と存在感だった。 特に途中から、作画がものすごくて、死を覚悟した人間の表情とか、心底悔しいと思っている顔とか、絵から伝わってくるものが多かった。 設定も面白いし、他のキャラクターに厚みがあるし、名作だと思う。
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なんといっても戦闘のオチの絵がかっこいい! これぞ漫画という、現実ではありえないストーリーだがファンタジーではない。もしかしたらこういう場面現実でも起こる可能性あるのではないか?といったちょっとした妄想をものすごく広げているリアルファンタジーな漫画。
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☆完(全17巻) 〜序章〜 ・トラックに轢かれ亜人となった永井圭 ・海とともに逃亡 ・亜人の佐藤と田中に連れ去られ人間に差し出され人体実験の餌食 ・恩を売るため佐藤は救出 ・永井は佐藤から逃げる 〜フォージ安全ビル襲撃編編〜 ・佐藤の活動に反対した中野が永井と接触 ・戸崎と組む ・フォージ安全ビルで佐藤一派を迎え撃つ ・佐藤以外の捕獲に成功 ・佐藤が登場し田中を解放され永井たちも全滅 ・一度は佐藤との対峙を諦める永井 ・中野と母の言葉に触発され再び挑むことを決意 〜自衛隊基地襲撃編〜 ・政府は佐藤に和解を申し入れる ・会場に佐藤は現れず ・自衛隊基地に潜入し隊員を次々と殺していく ・総理も拉致し政府に宣戦布告 ・戦闘機で重要地を次々と破壊 ・対亜も協力し佐藤の腕を奪取し穴に埋める計画 ・失敗 ・カイが乱入するも佐藤に殺される ・永井がフラッド発生するも佐藤もフラッド発生 ・佐藤は日本を旅立とうとする ・永井はそれを認めず ・最後は川に一緒に飛び込み気絶させ捕獲 [総評] おもしろー めっちゃくちゃおもしろいな
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佐藤がイカれすぎてえぐい 永井くん良いねぇ 最後の田中と下村泉がいい感じになるの嬉しかった キャラでは永井くんの母が好き
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亜人で人体実験をした際に執刀医が発した台詞「よし、一度殺して休憩にしよう」、佐藤が不死身の体を生かして臓器を闇の組織に提供することで多額のお金を得て軍資金を作った展開、永井が発した研究員を助けた理由「利用価値の有無。彼は亜人の理解者だった。それでいて政府側に属している点はポイント...
亜人で人体実験をした際に執刀医が発した台詞「よし、一度殺して休憩にしよう」、佐藤が不死身の体を生かして臓器を闇の組織に提供することで多額のお金を得て軍資金を作った展開、永井が発した研究員を助けた理由「利用価値の有無。彼は亜人の理解者だった。それでいて政府側に属している点はポイントが高い。1〜2回死んで助ける価値はあるよ」の超合理性、肉片が大きい方から再生するという不死身の体の仕組みを生かした転送方法、スワンプマンを例に挙げなら亜人が断頭された後のデメリットが面白かった。
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