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クメールの瞳 の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2023/10/10

最初はなかなかいいと思って読み進めたが、登場人物像がステレオタイプになった時点でだいぶ興味が失せた。 一番の抑えである終盤が特につまらない。 それにしても夕子という女性に惹かれる主人公の気持ちが理解できない。ワタシならこんな独りよがりで自分勝手なひとはごめんだ。

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2022/06/29

クメールの瞳という不思議な力を持つペンダントを巡って起こるエンタメ色の強い冒険小説。 過去と現在を行き来して話は進むのだが それが子供の頃ワクワクしながら観た映画のようで楽しんで読むことが出来た。 王道なストーリー展開なので 驚きは少なかったけれど 着地点含め冒険小説を読んで...

クメールの瞳という不思議な力を持つペンダントを巡って起こるエンタメ色の強い冒険小説。 過去と現在を行き来して話は進むのだが それが子供の頃ワクワクしながら観た映画のようで楽しんで読むことが出来た。 王道なストーリー展開なので 驚きは少なかったけれど 着地点含め冒険小説を読んでいる!と言う気分になれて私は好みだった。

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2022/04/18

面白かったけど「到達不能極」と似たような感じだったなあ。期待したほどでもなかった。前作もそうだったが、時系列がバラバラで語られるので話がめんどくさい。アイデアは面白いんだけどなあ・・・

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2021/12/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中盤までとてもワクワクしながら読んだものの、終盤は答え合わせを淡々と行う感じだった カンボジアまで行くのかな〜と思っていたが、現在時間の北斗たちは日本国内のみの移動であった。 クメールのお宝についてもう少し掘り下げた話も読みたかったな〜と思う

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2021/12/19

 超常の力を持つというクメールの秘宝「カーラの瞳」をめぐる争奪戦。なにやら「インディージョーンズ」シリーズを思い起こす設定。だが、映画のような冒険活劇というわけではない。この辺は、ミステリー寄りではなく、もっとエンターテイメント寄りにしても良かったのではないかな。  現代と15...

 超常の力を持つというクメールの秘宝「カーラの瞳」をめぐる争奪戦。なにやら「インディージョーンズ」シリーズを思い起こす設定。だが、映画のような冒険活劇というわけではない。この辺は、ミステリー寄りではなく、もっとエンターテイメント寄りにしても良かったのではないかな。  現代と150年前からの過去の出来事が交互に描かれている。前作の「到達不能極」もそうだったけど、どこかで見たようなストーリーという印象。割とあっさり大団円を迎えてしまったので、独自の印象を残すまで至っていない。

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2021/07/28

「到達不能極」に続く冒険SFミステリー。「未来が見えるクメールの瞳」アンコールワットを作ったクメールの人たちならあり得るかも!映画化を期待!「国により人によって正義が異なるのならば、果たして正義とは何なのだ」「未来は自分で切り開くものだ」

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2021/06/27

 江戸末期、フランス軍の日本派遣軍事顧問中尉デンクールは、サイゴンで友人ドラポルトから青銅に水晶が嵌まったペンダントを渡された。クメール王朝時代の物だという。  現在、大学教授の樫野教授がかつての教え子平山北斗に預かって欲しい物が有ると伝えたまま、フィールドワーク中に亡くなった...

 江戸末期、フランス軍の日本派遣軍事顧問中尉デンクールは、サイゴンで友人ドラポルトから青銅に水晶が嵌まったペンダントを渡された。クメール王朝時代の物だという。  現在、大学教授の樫野教授がかつての教え子平山北斗に預かって欲しい物が有ると伝えたまま、フィールドワーク中に亡くなった。  未来が見えるという水晶を巡って民間軍事会社と北斗達の捜索がストーリーの大半です。ひねりが効いた展開も無く宝探し的な意味では手掛かり、埋蔵場所にしてもスケールが小さく、お宝を巡る大冒険活劇を期待しましたが残念な結果でした。

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2021/05/29

面白い。 特別に何かがと言うわけではないが。 そんなに複雑でなく日本人作家らしい重厚感のない感じのミステリー。

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2021/05/15

平山北斗は、恩師・樫野教授から預けたいものがあるという電話を受けるが、教授は数日後不審死をとげる。彼は教授の娘・夕子と友人・栗原とともに預けたいものを探し…。一方で150年近く前、クメール遺跡から取り出されたペンダントを巡る話が時代を推移し並行して語られる。預けたいものがペンダン...

平山北斗は、恩師・樫野教授から預けたいものがあるという電話を受けるが、教授は数日後不審死をとげる。彼は教授の娘・夕子と友人・栗原とともに預けたいものを探し…。一方で150年近く前、クメール遺跡から取り出されたペンダントを巡る話が時代を推移し並行して語られる。預けたいものがペンダントであろうことは読み手に想像がつくが、それを手に入れようとする敵、ペンダントの秘密、教授の死の謎等、気になり一気に読み進んだ。後半はアクションアドベンチャー映画を見ているよう!ミステリとしては軽めだが、読みやすくとても楽しかった。

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2021/04/30

不審死を遂げた恩師から託された謎のメッセージを解き明かすうちに明らかになる、遥か昔のクメールの秘宝であるペンダントの秘密。遠隔透視をできるらしいそのとんでもない秘宝を巡って繰り広げられる、壮大でスリリングな展開のミステリ。 さまざまな時代と国を経て、現代日本にたどり着いたペンダン...

不審死を遂げた恩師から託された謎のメッセージを解き明かすうちに明らかになる、遥か昔のクメールの秘宝であるペンダントの秘密。遠隔透視をできるらしいそのとんでもない秘宝を巡って繰り広げられる、壮大でスリリングな展開のミステリ。 さまざまな時代と国を経て、現代日本にたどり着いたペンダント。歴史的価値だけではない、常識では信じられないような力を持つそれを狙う者たちとの戦いにはらはらさせられます。たしかにこんなもの、戦争に用いてはいけないのだけれど。それでもある程度の権力者が考えるのはやはりそういうことなのですね。だからそんなものは存在するべきじゃないと思いつつ、その一方でその能力を悪用することなく守り続けた人たちの想いも無視はできず。いったいどうなるのか、最後まで目が離せません。

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