発達系女子とモラハラ男 の商品レビュー
ガッチガチの発達障害である奥さんと結婚した定型発達の旦那さんが事故で高機能障害になり、奥さんが見ている世界を体験することで、「発達女子の面倒見てる偉い俺」から降りて、「夫婦がうまくいくにはどうしたらいいか」を考えるという本。 正直、この旦那さんは確かに加害はしてたと思うんだけど、...
ガッチガチの発達障害である奥さんと結婚した定型発達の旦那さんが事故で高機能障害になり、奥さんが見ている世界を体験することで、「発達女子の面倒見てる偉い俺」から降りて、「夫婦がうまくいくにはどうしたらいいか」を考えるという本。 正直、この旦那さんは確かに加害はしてたと思うんだけど、ここまで180度考え方を転換できる時点で、本当のモラハラパーソナリティではないと思う。本当のモラだったら、たとえ自分が同じような立場に置かれても絶対反省しないし、なんなら自分の身に降りかかった不自由は嫁のせいにしそう。 注意が何かにぴたっととめられてしまう「ゴリラグルー」の感覚は何となくわかる。改めて自分の特性を考えるきっかけになったし、発達ゆっくりの息子と今後一緒にいる上でもいい気づきになる本だった。
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発達障害の人たちにとって、世界はどう見えており、何がどう難しいのか、なぜ難しいのかが物凄く分かりやすく説明されている。 ただ疑問に思ったのが、話が長くなるほど冒頭の話を忘れたりインパクトがある点のみに執着してしまい、その間に会話が流れていってしまい全体像が掴めなくなる特性が強い...
発達障害の人たちにとって、世界はどう見えており、何がどう難しいのか、なぜ難しいのかが物凄く分かりやすく説明されている。 ただ疑問に思ったのが、話が長くなるほど冒頭の話を忘れたりインパクトがある点のみに執着してしまい、その間に会話が流れていってしまい全体像が掴めなくなる特性が強いとのこと。 それって、映画見たり本読んだりして全体の流れが掴めるのか?また、それでおもしろいと思えるのか?というところ。(本の中で、発達障害のある妻がドラえもんの映画が面白いと言っている) もう一つの疑問が、妻は約束を必ず守るタイプだ と前半に書いてあるものの、後半には約束の時間を守れない妻、とも書いてある。どっちやねん。
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前半に漫画の箇所があり、あらためて疲れやすさや、できないことに理由がちゃんとあること、認知資源のしくみについて学ぶきっかけになりました。お2人がどう工夫して生活をしているのかを、具体的に書いて下さっていて、こういう形もあるんだよ、とメッセージを発信してもらえるのがありがたく、心強...
前半に漫画の箇所があり、あらためて疲れやすさや、できないことに理由がちゃんとあること、認知資源のしくみについて学ぶきっかけになりました。お2人がどう工夫して生活をしているのかを、具体的に書いて下さっていて、こういう形もあるんだよ、とメッセージを発信してもらえるのがありがたく、心強いです。
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高次脳機能障害や発達障害の障害の説明がわかりやすく、納得感がある。 自身パートナーの障害やパートナーシップにおいての問題解決力が高く読んでいて楽しい。
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