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リフレイン の商品レビュー

3.7

61件のお客様レビュー

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2021/10/30

内容紹介 (Amazonより) 悲鳴をも、焼き尽くす! ! ! 最悪の火災事故——唯一の生存者が語る、 看護学校時代の“雨宮リカ"の素顔とは? 生徒、教職員あわせて百二十余名の命を奪った「青美看護専門学校火災事件」。 その惨劇の前触れは、すでに一年前から始ま...

内容紹介 (Amazonより) 悲鳴をも、焼き尽くす! ! ! 最悪の火災事故——唯一の生存者が語る、 看護学校時代の“雨宮リカ"の素顔とは? 生徒、教職員あわせて百二十余名の命を奪った「青美看護専門学校火災事件」。 その惨劇の前触れは、すでに一年前から始まっていた。 轢死、飛び降り、練炭自殺……学校の内外で続発する生徒たちの非業の死。 その周囲には、いつも「彼女」の影がちらついていた——。 阿鼻叫喚の地獄と化した火災の、唯一の生存者が語る看護学校時代の“雨宮リカ" の素顔とは。シリーズ第六弾! とても不気味なリカ、健在!っといった感じでしょうか... 原作だけでなく ドラマの方も観ていたのでちょっと頭の中が混乱しながら読んでしまった。 確か映画化もされたと思うけど このコロナ禍でどうなったんだろうか? 原作で受けたリカのイメージとドラマでリカを演じた高岡早紀さんはとても違っていたけど あの「雨宮リカ28歳です」がもうインパクトあり過ぎで そして、あの猛烈な走り方が忘れられない。 この作品は看護学校時代のリカですが 不気味さをそれとなく雰囲気で思わされる表現の仕方でこの作家さんは描き方が上手いなぁと思っていました。 あの変な臭いが本当に漂ってそうなんです。 先生のエレベーター事件では想像してしまって “ウゲッ〟となってしまった...あぁぁ...気持ち悪いぃぃぃ

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2021/10/28

120人を超える死者を出した青美看護専門学校講堂火災事件で、ただ一人の生存者である渡会日菜子が語るリカの恐怖。マヅルカもYouTubeで聞いてみた。こんな曲が流れている隣室で、リカに怯えながら生活するって自分なら耐えられない(T_T) リカに関わってしまったら、死ぬか、リカウイル...

120人を超える死者を出した青美看護専門学校講堂火災事件で、ただ一人の生存者である渡会日菜子が語るリカの恐怖。マヅルカもYouTubeで聞いてみた。こんな曲が流れている隣室で、リカに怯えながら生活するって自分なら耐えられない(T_T) リカに関わってしまったら、死ぬか、リカウイルスに感染させられるかのどっちかで、もう逃げられない。

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2021/10/18

リカシリーズ、完結なのかな? リカの看護学校時代のお話。 凄惨な火災の末、廃校に至るまでの詳細。 ルポ的な構成。 リカは、成長の過程でモンスターになった訳では無く、 生まれもってのモンスター。 ただ、彼女なりのモノサシが有って、 その長さが短かったり、長かったりすると手を下す。 ...

リカシリーズ、完結なのかな? リカの看護学校時代のお話。 凄惨な火災の末、廃校に至るまでの詳細。 ルポ的な構成。 リカは、成長の過程でモンスターになった訳では無く、 生まれもってのモンスター。 ただ、彼女なりのモノサシが有って、 その長さが短かったり、長かったりすると手を下す。 考えてみれば…私にも、リカ的要素が幾らか存在する。 手を下す事は、今のところ無いけど。(怖) マヅルカ、YouTubeで検索し、聴き、 不気味、陰湿と認識した曲。 ‘21.10.18読書完了(電子書籍)

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2021/10/06

「リカ」シリーズ最新の第6弾ですが、時代背景的にはリカが看護師になる前の看護学生時代の話です。ノンフィクションの手記の様なスマイルにした小説で、より現実味を感じました。異常者、ストーカー、知的犯罪者、モンスター色々な顔を持つリカの恐ろしさが伝わります。シリーズ残り2作品も読まねば...

「リカ」シリーズ最新の第6弾ですが、時代背景的にはリカが看護師になる前の看護学生時代の話です。ノンフィクションの手記の様なスマイルにした小説で、より現実味を感じました。異常者、ストーカー、知的犯罪者、モンスター色々な顔を持つリカの恐ろしさが伝わります。シリーズ残り2作品も読まねば!

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2021/09/18

リカ クロニクル 第六弾 「リフレイン」 これにて現段階でのシリーズを制覇してしまった。覚悟はしていたが顕著に現れるリカロス。素直でよろしい。 今回はリカが過去に起こした「青美看護専門学校火災事件」が舞台。124人が犠牲者となり助かったのは1名のみ。その唯一の生き残りである渡会...

リカ クロニクル 第六弾 「リフレイン」 これにて現段階でのシリーズを制覇してしまった。覚悟はしていたが顕著に現れるリカロス。素直でよろしい。 今回はリカが過去に起こした「青美看護専門学校火災事件」が舞台。124人が犠牲者となり助かったのは1名のみ。その唯一の生き残りである渡会日菜子が看護学校時代の〈雨宮リカ〉の素顔を告発する。 時系列としては過去編だが、本書は様々な記事を元に語られるノンフィクション風なプロットであり、リカ リターン リハーサルの事件をまとめている資料がある事から過去を辿った現在形とでも言うのだろうか。いやぁ、面白かった。 リメンバー辺りからリカの固有技である無呼吸淡々語り(タイプ 悪)が一子相伝されている節があるが、これがまたおぞましい。 あの文章を目で追うだけでつま先から上に向かってゾワゾワと何かが這い上がってくる。その恐怖に混じって、キタキタァ!!と謎の興奮が付いてくる最高のオマケ付きだ。 これはリカからリフレインまで追い続け悪く言えば洗脳された読者でないと味わえない匠の技である。......褒めている。 そして何よりお隣のリカさんの部屋から絶えず流れ続ける陰鬱な曲 〈 ポーラ・ネグリ   マヅルカ〉の存在。 著者 五十嵐貴久も「是非YouTubeで」と勧めていたが、言われるまでもなく速攻でYouTubeを開いていた。なるほど最高のBGMだ。 本書と関係は無いのだが、そのコメント欄の「リフレインから来ました!!」の多さと、それに対してこの曲の純粋な外国人ファンからの「なんの事か分からないけど日本のゲストが来てくれた事が嬉しい!!」とのやり取りに今世紀最大にホッコリした。 そんな純粋なポーランド人含め人に胸を張ってオススメ出来る作品ではないが、得体の知れない恐怖につい手が伸びてしまう貴方には是非そのままの流れでリカクロニクルを掴んでいただきたい。 しかし、気付いてしまうかもしれない。 得体の知れない遠い存在だったはずの恐怖が、 気付くとすぐ隣で自分の腕に絡みついている事を。 ((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア 茶番は置いといて、個人的にはいつまでも続いて欲しい大好きなシリーズです。 次も楽しみだな〜ふふんふんふん

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2021/08/19

2021年、12冊目は、『リカ』シリーズ、第6弾。 全寮制の青美看護専門学校。そこへ雨宮リカが入学してくる。その時から生徒らの不信死が頻発する。そして、約1年後。 シリーズ弾6弾は、架空のルポルタージュの形式で書かれている。『リバース』の21世紀に入って、よもやのほぼ全編、書...

2021年、12冊目は、『リカ』シリーズ、第6弾。 全寮制の青美看護専門学校。そこへ雨宮リカが入学してくる。その時から生徒らの不信死が頻発する。そして、約1年後。 シリーズ弾6弾は、架空のルポルタージュの形式で書かれている。『リバース』の21世紀に入って、よもやのほぼ全編、書簡体ほどのインパクトはなかったが、そぅ来たか。 過去の事件と、医療裁判をめぐるルポルタージュ形式&最大の事件から15年が経過している点で、かなり、ボヤかされた印象。 《以下、ネタバレ要素アリ》 一番の疑問符であるのは、青美看護専門学校火災事件、そして、その唯一の生存者、渡会日菜子転落事件(⁉️)は同日に起こっている点。渡会日菜子転落事件の捜査はどぅなっていたのだろう⁉️椅子に括り付け落ちたのだから、間違いなく捜査対象となるだろうし、火災事件と同日なら、点と点でなく、線として、捜査されて当然。 しかし、いくらシリアルキラー、雨宮リカだとは言え、約1年で8人の死者を出すのは、さすがにやり過ぎ感がある。この部分と、前述の部分とで、★★★☆☆と少し伸び悩み。 次は、升本家か?リカの遺体喪失か?『リカ』~『リターン』の空白の10年かまだまだ、シリーズは完結にしそぅにない。

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2021/08/07

リアルで、他の小説と繋がってる部分もあって、すごいけどうわぁ…と読み進めてた。 これまでよりハラハラ感は弱いかな。 マヅルカ流しながら、さらっとリカシリーズ振り返ろうかなぁ。

Posted byブクログ

2024/03/17

「リカ」シリーズ。多くの犠牲者を出した「青美看護専門学校火災事件」と、その前からその学校で起こっていた数々の不審死事件に絡む恐怖を描いたサスペンスホラー。もちろんその事件の影には彼女がいるわけなのですが。このあまりに凄惨な事件がいったいどのように起こったのか、読み進むほどに背筋に...

「リカ」シリーズ。多くの犠牲者を出した「青美看護専門学校火災事件」と、その前からその学校で起こっていた数々の不審死事件に絡む恐怖を描いたサスペンスホラー。もちろんその事件の影には彼女がいるわけなのですが。このあまりに凄惨な事件がいったいどのように起こったのか、読み進むほどに背筋に寒気が走ります。 わかっているけれど、怖い。気持ち悪い。「ああ、そんなことしちゃダメだってば!」と思いっぱなしです。特に主観視点者の一人である日菜子がもう心配で心配で。だけどこうやって語っているということは、とりあえずはリカの魔の手を逃れられたというわけなのかな……と思いきや。まさかそんなことに……ああまったくどこまでも悲惨すぎる! どこまでいっても禍々しさがどっぷりと付きまとい、果てしのない絶望を見せつけられるようなこのシリーズなのですが。それでも病みつきになってしまうのですよね。リカのキャラクターの強烈さは、間違いなく魅力的でもあります。お近づきにはなりたくありませんが。

Posted byブクログ

2021/07/23

リカシリーズでちょいちょい出てきていた、リカの看護学生時代の火災事故のお話し。 今回もリカがなかなかホラーっぷりで人が死にすぎる。 あとがきで、著者が『マヅルカ』を聴きながら是非読んで貰いたいと書いてたけど、聴いてみたけど思ってたより歌もホラーすぎてw聴きながらは読めない。

Posted byブクログ

2021/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

リカシリーズ最新刊。 他のシリーズに比べたらグロさは控えめだけど、 エレベーターのシーンはさすがにトラウマ…! 乗るたびにあのシーンがフラッシュバックして、エレベーターとフロアの境目をまたぐ(乗り降りする)時に、「今この瞬間にエレベーターが切れて動いてしまったら…」と考えるようになり、誰よりも素早く乗り降りするようになりました。 殺人は別として、自分が一番でないと許せないとか、クラスの中心でいたいがために裏でいろいろ根回しする部分に関しては、こんな人絶対にいないでしょ、と言い切れないのが怖い。意外と近くにこういう人いたりして。

Posted byブクログ