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株式会社アメリカの日本解体計画 の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

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2024/05/18

脱・正常性バイアス 日本は戦後、米国隷属状態が続き、戦前に祖先が築き上げてきた大切な日本の資産が流出し続けている。宗主国様にとって日本は、ただ搾取し消費を強制する属国に過ぎない。本国やEUで規制された農薬は、抱えた不良在庫を日本で処分している。 今、自分が良ければそれが全て。&q...

脱・正常性バイアス 日本は戦後、米国隷属状態が続き、戦前に祖先が築き上げてきた大切な日本の資産が流出し続けている。宗主国様にとって日本は、ただ搾取し消費を強制する属国に過ぎない。本国やEUで規制された農薬は、抱えた不良在庫を日本で処分している。 今、自分が良ければそれが全て。"今だけ金だけ自分だけ"を地で行くスタイル、それが株式会社アメリカ。 鈴木 啓功氏の著書とも通ずる部分がある。 力を持ちすぎた金融資本が世界を牛耳る仕組みと、隷属国日本との関係を分かりやすく示した著書。巨大金融資本は自分たちを世界を動かす神だと思っている、にも頷ける。 備忘録 ・戦争は最大の公共事業  ・邪魔な法律/規制を取っ払うには、圧力、交渉、戦争  ・マスコミを信じるランキングで日本は1位逆に欧米は信じていない  ・米国民は金権政治や偏向報道(イラク戦争など)に辟易した結果トランプが勝った  ・トランプは製薬利権にメスを入れマスコミから攻撃された  ・デジタル断食(TVも)のススメ

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2024/03/27

「今だけ金だけ自分だけ」って言うフレーズは すごく心に来るものがありました。 ウォール街が悪の根源であるイメージを持たせる本です。これからの日本のことを知りたい方は、 本を読むべきかなと言うふうに思います。 ビジネスよりマクロな物の見方をするには必要だと思います。逆に、ミクロ...

「今だけ金だけ自分だけ」って言うフレーズは すごく心に来るものがありました。 ウォール街が悪の根源であるイメージを持たせる本です。これからの日本のことを知りたい方は、 本を読むべきかなと言うふうに思います。 ビジネスよりマクロな物の見方をするには必要だと思います。逆に、ミクロの経済で、もし金を稼いでいきたいならば、ウォール街に同調して、いかにその中の歯車になるかと言うことを考えるべきか言い出すことができるのかもしれません。

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2024/03/14

世界を動かしているのは、もはや「強国」ではない。圧倒的なカネの力で、政治とメディアを牛耳っている金融資本家たちである。 カネの力で自らを「神」と思いなしてしまった勢力が「今だけ、カネだけ、自分だけ」の価値観で世界を呑み込もうとしている。 彼らに乗っ取られたアメリカ(株式会社アメリ...

世界を動かしているのは、もはや「強国」ではない。圧倒的なカネの力で、政治とメディアを牛耳っている金融資本家たちである。 カネの力で自らを「神」と思いなしてしまった勢力が「今だけ、カネだけ、自分だけ」の価値観で世界を呑み込もうとしている。 彼らに乗っ取られたアメリカ(株式会社アメリカ!)が、疑うことを知らずメディアの言うことは本当だとほとんどの国民が信じている日本を食い物にしてきたし、さらにしようとしていることを、赤裸々に描く。 小さな本だが、内容はずっしり重い。 堤未果という日本を心から愛するジャーナリストを持った幸せを味わえる。

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2024/02/22

どの国の人々よりも働き者で、睡眠時間が少なく、勤勉で我慢強い日本人だけが30年間も賃金が上がらず、どんどんと貧しい国になっていく。 その理由をこの本で知った時、怒りを覚えない国民はいないだろう。 そしてこの本を読むと報道の見方、世界の見方が180度変わる人がいるかも知れない。

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2023/06/27

政治不信は日本の大きな問題の一つであり、政治側国民側双方に責任があるが、これはなかなかに複雑で決定的なことなのでもうどうにもならないのではないかと個人的に思ってきた。日本国民は根本的に政治家も政治も嫌っている。虚栄心の塊で優秀だとも思っていない。利権まみれの自民党が嫌になり政権交...

政治不信は日本の大きな問題の一つであり、政治側国民側双方に責任があるが、これはなかなかに複雑で決定的なことなのでもうどうにもならないのではないかと個人的に思ってきた。日本国民は根本的に政治家も政治も嫌っている。虚栄心の塊で優秀だとも思っていない。利権まみれの自民党が嫌になり政権交代したが、民主党がこれまたダメダメでますます政治不信に拍車がかかった。官僚の方がよっぽど優秀でまだ信用できる。そう考えると非常に感情的なものだなとも思う。反対にマスコミ信奉は確かに根強い。せいぜい朝日嫌いがある程度か。しかしすでに日本のマスコミにも外国資本が入り込んでおり都合の悪い事実は報道しない。 超優秀で強大なパワーを持つウォール街および外国人から巧妙に陰謀を仕掛けられたら今の状態の日本人にはなすすべもないと思ってしまう。政治家は全く持って頼りにならない。 何をどうするべきか?そのアンサーは本著の言う通り国民一人ひとりが意識を変えること。骨の折れることだが、表面に現れていることを鵜呑みにせずに本質を見失わないこと、自分で調べ考えること、ひるまずに現実を認識すること。 こういう警告の書を十分肝に命じるべきである。内容は耳の痛いこと、気の滅入ることばかりではあるが。 そして「今だけカネだけ自分だけ」の価値観で強欲グローバル経済至上主義を推し進める勢力が具体的な誰かではないという事実は重い。この勢力に対抗して現実的に抹殺するということは不可能だ。イデオロギーと化した勢力への対処法は、本著の述べる通り、自らの価値観、精神性、国民性に立脚し祖国を守ると決心することから始まる。

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2023/06/25

読んでいて、ミヒャエル・エンデの「モモ」を思い出しました。 ウォール街とシリコンバレーは、時間どろぼうの二大牙城みたいですね。

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2022/09/27

安倍政権でIRやインバウンドを進めたデービッド・アトキンソンは、元ゴールドマン・サックスの共同運営パートナーで、日本の中小企業の生産性が低いことを批判して再編することを主張していた。アトキンソン氏は、中小企業基本法を廃止して、M&Aを盛んにすることを目論んでいた。 アメリカでは...

安倍政権でIRやインバウンドを進めたデービッド・アトキンソンは、元ゴールドマン・サックスの共同運営パートナーで、日本の中小企業の生産性が低いことを批判して再編することを主張していた。アトキンソン氏は、中小企業基本法を廃止して、M&Aを盛んにすることを目論んでいた。 アメリカでは、上院議員の9割、下院議員の半分が議員を辞めた後にロビイストに転職して、年収数億円を稼ぐ。 小泉政権で郵政民営化担当大臣を務めた竹中平蔵は、ゴールドマン・サックスのロバート・ゼーリック副会長から、郵便貯金と簡保を民営化する要請を受けていた。小泉進次郎が進める農協改革は民営化路線。 GPIFは2014年に株式保有率の上限を撤廃し、ウォール街から人材を受け入れる方針も閣議決定された。GPIFが運用を委託する金融機関には319億円の手数料を支払っているが、その14社中10社は外資系。 水道運営権の規制緩和を決める会議のメンバーに、フランスのヴェオリア・ウォーターの社員が入っていた。同社は、核のごみを処理するキュリオン社を買収して、日本で核のごみ処理ビジネスを始めようとしている。 イタリアの五つ星運動、ドイツのAfD、フランスの国民連合など、ウォール街に対抗する反グローバリズムの潮流は、「ポピュリズム」「極右」のレッテルを付けられている。

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2022/07/22

「お互い様」の精神が誇らしく思いました。日本に生まれてよかったと思えるように仕事や行動をしていきたいです。 報道されないニュースに注目する!とても勉強になりました。

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2022/07/21

マスコミ信じるランキング世界一位。そこさえ抑えれば日本人は誘導できる。都合の悪い事実も隠せる。報道しない自由の行使。スピン報道。他の事件に注目させればよい。日本を貶める重要法案も騒がれずに通せる。芸能人のスキャンダルが騒がれている間に。操っているのは「アメリカ」。最早国ではない、...

マスコミ信じるランキング世界一位。そこさえ抑えれば日本人は誘導できる。都合の悪い事実も隠せる。報道しない自由の行使。スピン報道。他の事件に注目させればよい。日本を貶める重要法案も騒がれずに通せる。芸能人のスキャンダルが騒がれている間に。操っているのは「アメリカ」。最早国ではない、「株式会社」。国旗の50の州を表した星もグローバル企業のロゴに置き換わっている。金儲だけが目的となった国・・恐ろしくなる話も最終章で希望を持たせる。「デジタル断食のススメ」「自分の直観を信じる」は「スマホ脳」ともつながる。

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2022/07/19

日本人は、事実を知らないといけない 全ての日本人が読むべき本です 大変わかりやすく、世界がグローバル主義で動いており、日本がいかに搾取されているか理解できた 凄くわかりやすかった 日本の現状、これから起こりうる可能性がわかればいてもたっても居られなくなる

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