踊る彼女のシルエット の商品レビュー
すごく面白かった。最高のシスターフッド小説だし人生への賛歌だと思う。婚活を題材にしつつ「普通」にできない人たちへの肯定を縦糸に、近くで誰かを見続ける友情のあり方を横糸に、そして更に何かを追求するオタク的な生き方への応援を模様としてめちゃくちゃ鮮やかに織られた物語。なんだかわからな...
すごく面白かった。最高のシスターフッド小説だし人生への賛歌だと思う。婚活を題材にしつつ「普通」にできない人たちへの肯定を縦糸に、近くで誰かを見続ける友情のあり方を横糸に、そして更に何かを追求するオタク的な生き方への応援を模様としてめちゃくちゃ鮮やかに織られた物語。なんだかわからない何かに急かされて抑圧されて生きてる辛さとそれからの解放がとても良かった。俺はこういう小説が読みたいんだよ。柚木麻子すごくいいなあ。
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推し活、未婚と既婚、子持ちと子無し 友情のアップデート 第三世界みたいな、また違った選択肢が広がってもいいよね ヒリヒリとした摩擦を自分自身感じたこともある ジェーンスーさんのあとがきが秀逸でした 自信がなく、男を立てて、欲望を抑えるような「わきまえる女」が評価されてきたこと...
推し活、未婚と既婚、子持ちと子無し 友情のアップデート 第三世界みたいな、また違った選択肢が広がってもいいよね ヒリヒリとした摩擦を自分自身感じたこともある ジェーンスーさんのあとがきが秀逸でした 自信がなく、男を立てて、欲望を抑えるような「わきまえる女」が評価されてきたこと… なんにせよ、できるだけ周りを気にしないこと、自分がしたいことをちゃんと考えること、相手のカテゴリーじゃなくてその人自身を見ること。そういうことを大切にしたい。
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妊活中の佐知子と、婚活中の実花。親友2人の道はこのままずっとすれ違い続けるのか。 鳩時計が知らせる時間に合わせる必要なんてない。 焦っているのか、焦らされているのか。 時計の針は自分自身で回すもの!
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既婚と未婚の間にある揺れる友情 アイドルに心を奪われる瞬間 20-30代に横たわる、ぼんやりとでも常に何かにせき立てられているような焦燥感
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アイドル追っかけてました。 ってな事で、柚木麻子の『踊る彼女のシルエット』 アイドル追っかけるよね。 そんな事は絶対にしないと思っていたのに、気付いてたら追っかけとったよな。 あれは忘れもしない2008年12月、出張先の金沢のタワーレコード...
アイドル追っかけてました。 ってな事で、柚木麻子の『踊る彼女のシルエット』 アイドル追っかけるよね。 そんな事は絶対にしないと思っていたのに、気付いてたら追っかけとったよな。 あれは忘れもしない2008年12月、出張先の金沢のタワーレコードで出会ってしまった。 視聴ブースで何となく聴いたその旋律 身体にイナズマが走る瞬間ってホンマにあるんじゃなって 足の甲にぶっ太い杭で打ち付けられた様にその場から1mmも動けない程、延々とそのアルバムを聴いていた 勿論、そのCDを即買いし、その日からそれしか聴かない程聴き込んだ 聴き込むと、次にそのアイドルの事を知りたくなりネットで調べるよね。 出てきたのはそのアイドルのブログや何かのイベントに出演してたYouTube等 漁るように見まくった そのうちイベント情報も出てきて、ビックサイトで出店するって! 丁度その日程が出張と重なっとる! 行くわな。 丁度そのイベントで新しいアルバムも発売してたので、直接アイドル本人から購入&サイン&記念写真&オリジナルT-シャツ購入 更には色んな話までさせて貰って天にも登る気分。 嗚呼、幸せ ここから益々、沼にハマるよね その後、そのアイドルと、まさかあんな事やこんな事になるとはその時は思いもしなかった…。 って、続きの話はまた気が向いた時に で、本の内容は何じゃったかな… 女の子って色々と大変って言うか、気を遣いすぎ(わしは気遣い出来ない最悪な奴)と言うのか、本当の友達ならお互いの生き様を尊重って言うのか、認めると言うのか…。 何か難しいね 人生楽しく生きたいね 2022年28冊目
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あんなに意気投合した のに、 結婚や子供ができた事 を機に疎遠になった人。 いや、なってしまった 人と言うべきでしょう か。 私の場合、小学校から の親友がそうでした。 既婚と未婚。子のある なし。 ライフステージの違い が増せば気遣いも増す。 ギクシャクしてしまう ...
あんなに意気投合した のに、 結婚や子供ができた事 を機に疎遠になった人。 いや、なってしまった 人と言うべきでしょう か。 私の場合、小学校から の親友がそうでした。 既婚と未婚。子のある なし。 ライフステージの違い が増せば気遣いも増す。 ギクシャクしてしまう のは避け難いようです。 でも、私は私のままで なにも変わっていない。 相手だってきっと同じ。 喧嘩別れしたわけでも なければ、 一緒にいて誰かに迷惑 がかかるわけでもない。 だから、しがらみから 解かれてかつてのよう に仲良くしたいけれど、 こちらが気にせずとも あちらが気にする。 まるで遠く対岸の友に 手を伸ばしているよう で・・・ 家康公の有名な人生訓 にある、 「人の一生は、重荷を 負うて遠き道を行くが ごとし」 その道は、誰かの道と 交わったり離れたり。 ときに、意気投合した 二人の道筋が、 何処から二股に別れて 繋いだ手を離さざるを えなかったり、 当人たちの思いと関係 なくつづいていくその 道道は、 いずれまた交わること もあれば、もう二度と 交わらないことも・・・。 まあ、道ってそういう ものですもんね。
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はぁー疲れた 女同士の腹の探り合いというか感情剥き出しのあれこれに めんどくさいなぁ と思ってしまった私はもうアラ還だからか 人に嫉妬したり意地悪な感情を抱いたりする暇はもう無い。自分のことで精一杯。やりたいことをやるのみ…と思った読後感 推しがいるのは幸せなことよ
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婚活、妊活、惜し活。 かつて婚活中に半婚活派の友達と噛み合わなくなり疎遠になってしまった経験を苦く思い出した。 女である以上、実花が感じたプレッシャーとは無縁でいられる方が少ないと思う。 異性しか推したことがないけど同性を推すってこんな感じか…
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言ってることは分からなくもないのだけれど、なんかイマイチ共感できないというか・・・主人公が必要以上にぐるぐるしてる感じが好きになれないのかも。
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主人公のずーっと重たい気持ちが読んでて負担だった。柚木さんの小説は好きだけど、私にはこの話はイマイチ。 アイドルとモデルと親友の美女に囲まれることが全く想像できないからかな。
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