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ゴーストハント(5) の商品レビュー

4.3

71件のお客様レビュー

  1. 5つ

    27

  2. 4つ

    31

  3. 3つ

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2024/08/24

ここまでのシリーズで一番怖かったです。 次々に人が消えるという不思議な館。 いつものメンバーと共に調査に出かけた一味だったが… 入り込まずにもっと遠目から読むべきだったと後悔(;;) あちこちから血の匂いがしてきそうだし、恐ろしい夢を見そうだし…本当に怖かったです。 館が複雑...

ここまでのシリーズで一番怖かったです。 次々に人が消えるという不思議な館。 いつものメンバーと共に調査に出かけた一味だったが… 入り込まずにもっと遠目から読むべきだったと後悔(;;) あちこちから血の匂いがしてきそうだし、恐ろしい夢を見そうだし…本当に怖かったです。 館が複雑過ぎて見取り図がちっとも想像できず、リンさんの立体図が見たかったです。 仲間を助ける鍵のシーンは感動しました。 麻衣の能力がものすごく進化している!! ここからラストまでが楽しみです。

Posted byブクログ

2024/07/16

「ゴーストハント」シリーズ5巻の舞台は、洋館です。2巻も洋館だったけど、今回のは一癖も二癖もある建物。明治33年頃に建てられたという、古城のような、さびれた巨大な洋館で、増築に増築を重ねた、まさしくタイトルどおり、迷子必至の「迷宮」でございます。 そして、ナルの師匠だという森ま...

「ゴーストハント」シリーズ5巻の舞台は、洋館です。2巻も洋館だったけど、今回のは一癖も二癖もある建物。明治33年頃に建てられたという、古城のような、さびれた巨大な洋館で、増築に増築を重ねた、まさしくタイトルどおり、迷子必至の「迷宮」でございます。 そして、ナルの師匠だという森まどかさんがいきなり登場、さらに、4巻で活躍した安原くんがめでたく大学生になって登場だぁ!(やっぱり!) しかもしかも、ついにリンさんの本名と出自が明らかに! 極めつけは、麻衣がなぜ学校に行かずにナルのところでバイトをしていられるのか、読者がずっと抱いていたナゾが明かされる! いやもう盛りだくさんで目がまわりそう。 ということで、5巻もめちゃおもしろかったです。怖いというより、気味が悪かったわ。この、ぐっちゃぐちゃに増築が繰り返されたお屋敷はもちろんだけど、ラスボスがとにかく胸糞悪い。 でもSPR(渋谷サイキックリサーチ)の子たちがみんないい子だから救われる。今回初登場のまどかさんもかわいらしい人だし。この子たちのおかげで、気分の悪くなるようなヤツが出てきても、読者の心は汚されずに済んでいると思う。さあ、このシリーズを読んで心を浄化しよう。 最後に、ひとつだけ気になった違和感を。それは、まどかさんが渋谷所長のことをフツーに「ナル」と呼んだこと。そのときにはまだ誰も所長のことを「ナル」って呼んでいないのに、まどかさん「ナルはいないの?」ってリンさんに聞いてる。「ナル」って、麻衣がつけたあだ名じゃなかったっけ? と思って1巻を確認したら、やっぱり、60ページ4行目で麻衣が〈ーーあんたは今から、ナルシストのナルちゃんだ〉と決めて、それ以降「ナルちゃん」と呼び始めてる。まどかさんは、「ナルにゴーストハントを伝授したのは、私なの」と言っているけど、なぜあなたは彼のことを麻衣のつけたあだ名で呼んでいるの? 彼が今「ナル」と呼ばれていることを、なぜ知っているのでしょう??

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2024/06/25

本当にどんどんおもしろくなるな。 5巻目、シリーズで1番怖いという噂だけ聞いており、覚悟して読んだが、なるほど。物理的なやつだった。 4巻目からの登場の安原くんが好きすぎて、大活躍うれしい。かしこい子は好きよ。 今作は人が失踪する、謎の洋館。 この洋館になにが隠されているのか...

本当にどんどんおもしろくなるな。 5巻目、シリーズで1番怖いという噂だけ聞いており、覚悟して読んだが、なるほど。物理的なやつだった。 4巻目からの登場の安原くんが好きすぎて、大活躍うれしい。かしこい子は好きよ。 今作は人が失踪する、謎の洋館。 この洋館になにが隠されているのか、なにがいるのかは、ぜひ読んで確かめてほしい。またものすごいものを隠していますよ… ホラーなんだけど謎解きが面白すぎる。

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2024/06/17

これは怖かった。 有名だけど、これが一番怖い巻なのはまちがいないです。 漫画版でもめちゃくちゃ怖かったので、今回は該当ページはすごい早さでめくりました。 もーーー無理。 このかんの見どころは、謎の師匠、まどかさん登場! 紅茶を淹れてくれるナル! 以上です。

Posted byブクログ

2024/05/14

『丘の屋敷』や『地獄の家』のオマージュが多く見られる。そこに加えて降霊の要素なんかもあるので非常に情報量が多い。 謎解きと恐怖、その対比が実によい。オカルトの蘊蓄も実に興味深く、安定した面白さがある。 ただどういうわけかあまり乗り切れませんでした。前巻は面白かったんですけど。

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2024/05/09

シリーズの中で一番好きな小説!そして個人的には一番怖い。 読んだ後は風呂に入るのが怖くなるくらい。 浦戸の正体や目的について、フィクションや実在の人物を元に推理していく流れが特に好き。だけど怖い。そこが面白い。 主人公の麻衣は相変わらず暴走気味。そこがまた少女小説っぽさを残してる...

シリーズの中で一番好きな小説!そして個人的には一番怖い。 読んだ後は風呂に入るのが怖くなるくらい。 浦戸の正体や目的について、フィクションや実在の人物を元に推理していく流れが特に好き。だけど怖い。そこが面白い。 主人公の麻衣は相変わらず暴走気味。そこがまた少女小説っぽさを残してる気もするけど。シリーズ自体は昔全て読んだので、散りばめられた伏線の展開とかも知ってる身としては、麻衣が無自覚にナルの地雷を踏み抜いていくのに少しモヤモヤしてしまった。 あとは今まで影が薄かったリンさんが活躍してくれて嬉しい限り。メンバーの中では一番チートっぽいキャラだけど、決して万能ではないのがリアルで面白い。

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2024/05/07

前作の安原元生徒会長が登場! このキャラ好きだな。 今回は森さんていう、ナルの上司が出てきたり、リンさんのこともちらほらわかったり、少しずつ正体もわかってくる面白さ。 舞台は人が消える屋敷。謎に増改築し続ける意味、いなくなった人はどこへ、謎がわかってもめっちゃ怖い。

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2024/04/16

小野さんの作品は安定感があります それも巻を重ねるほど引き込まれ方がすごい また、それぞれのキャラが立っているにも関わらず食い合うのではなく相乗効果になっている 次の作品は更にスケールアップするでしょうから楽しみ

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2024/03/18

シリーズ5作目。 迷宮のような巨大洋館で人が失踪してしまったのを、持ち主の元首相が霊能者を全国から何人も集め、解決を願うという流れ。 麻衣の一つ目の夢は怖かった。。。途中さりげなく織り込まれていた、麻衣が高校生なのに泊まり込み調査に自由に参加できていた理由にびっくり。そうだった...

シリーズ5作目。 迷宮のような巨大洋館で人が失踪してしまったのを、持ち主の元首相が霊能者を全国から何人も集め、解決を願うという流れ。 麻衣の一つ目の夢は怖かった。。。途中さりげなく織り込まれていた、麻衣が高校生なのに泊まり込み調査に自由に参加できていた理由にびっくり。そうだったのね麻衣ちゃん・・・ 大学生になった安原さんも登場する。リンさん大活躍。本巻から新たに登場した森さんにより、ナルの背景がほんの少しだけ明らかにされる。 本書でも登場した、実在するウィンチェスター館、どんな建物なのか気になる。 解説で小野不由美さんと綾辻行人さんがご夫婦なのを初めて知った。 そしてその後調べたら、おふたりは京大の推理小説研究会に所属され、そこで出会ったそう。その後ご夫婦揃って成功されていてすごい!著者は大谷大学の仏教学科出身で、作中のぼーさんのお経や儀式・語る蘊蓄が詳しいのはその辺が関係しているのかなと思った。お父様が設計事務所をやっておられ、図面が好きだったともある。

Posted byブクログ

2024/02/27

今まで読んだ本の中で個人的にこの本が一番怖い。私が必死に隠している敏感な恐怖のつぼを刃物でぐりぐりとえぐられる感じ。数年ぶりに読んだけどやっぱり怖かった。好き。

Posted byブクログ