ゴーストハント(5) の商品レビュー
物語のテンポの良さに楽しませてもらう、中盤からの展開に驚かされた!恐怖というより、どこか懐かしいスリル・緊張感、あっという間に読み終えていた。シリーズが進むにつれて作品の内容、新たなメンバーや仲間との絆、パワーアップや進化を感じる。次作(6)を直ぐに手に入れた。
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帯にも「最恐」とあるように、この巻はリライト版で初めて読んだときも、めちゃくちゃに怖かった……! 結末とか覚えてなかったから、初読みの感覚で読んでたけど、怖いシーンはばっちり覚えてたんだよなー。 小野さんといえば、綾辻さんの「館シリーズ」で間取り図を書いてたりするくらいの人なので、建物の構造をとても丁寧に記述してるけど……本当にこれは平面図が欲しい(笑)どんな屋敷だ、これ。 そしてレギュラー化する安原さん(笑)ぼーさんとの会話のテンポがいいんだ、これが。
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怖いけど怖くないってのが正直な感想 解説を読んで洋風な怖さって言われて納得した 確かに海外のホラー映画っぽいんです 日常とかけ離れている感じがして、フィクションめいているところがあまり好みではありませんでした
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ウィンチェスターハウスの様な異常に増築された館が舞台の話 ホラー好きなら知っている話題がいくつか出てきて楽しいです この話自体はとても怖いんですけどね 麻衣がリンさんに自分の考えを伝える場面は勇気があって好感度アップでした
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麻衣ちゃんの見た夢が洒落にならないレベルで怖い。 今回は「出血」大サービスと言わんばかりに血の匂いがつきまとうし。 しかも今回の仕事、目的としては達成してはいるが、相対した脅威の制圧には至らず、仲間の救出だけして撤退。 試合に勝って勝負に負けたみたいな状況。 最後の最後に麻衣ちゃん的にはナルから爆弾を落とされてしまうし、すっきりとは終わらないのが何とももどかしい。 こう、もやもやが残ると言うか。 色々伏線を残して終わっているので、早く回収してほしい。 最強に怖かった分を、勝てなかった分を相殺できる何かが欲しいぞ、切実に。
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麻衣の夢のシーンがめちゃくちゃ怖かった……。 リンさんの本名発覚でびっくり。まぁまだ本当に本名か分からないところがミステリアス。 それにしても小野さんはイヤな大人を書くのが上手いなぁ。主人公たちが若いから一層大人が汚く見えるのかしら。 巻末に屋敷の見取り図があったら面白かった...
麻衣の夢のシーンがめちゃくちゃ怖かった……。 リンさんの本名発覚でびっくり。まぁまだ本当に本名か分からないところがミステリアス。 それにしても小野さんはイヤな大人を書くのが上手いなぁ。主人公たちが若いから一層大人が汚く見えるのかしら。 巻末に屋敷の見取り図があったら面白かったかなぁと思う。
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シリーズ5作品目。今回は館モノだった。毎回思うが、このホラー小説は漠然としたモノというかぼんやりさせてくれないところがあると思う。何となく怖いのではなく、怖い対象が明確なので怖い雰囲気で包み込んで風船を破るように脅かされることがない。私は何故か途中まで座敷童的なことかと思って読み...
シリーズ5作品目。今回は館モノだった。毎回思うが、このホラー小説は漠然としたモノというかぼんやりさせてくれないところがあると思う。何となく怖いのではなく、怖い対象が明確なので怖い雰囲気で包み込んで風船を破るように脅かされることがない。私は何故か途中まで座敷童的なことかと思って読み進めていたので、違うとわかった時に足元から怖さがきた。我ながらまだまだ読みが甘い。
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いつものメンバーでやって来た場所は、歪で大きな洋館 屋敷の中はまるで迷路のようになっており、人が1人、2人と消えていく 怪しさ満載なのに読む手が止まらない 消えた人の生死の行方 入り組んだ建物 そして怪しく恐ろしい夢 全てが交わってこんがらがって、恐ろしさにゾクゾクしてしまう ...
いつものメンバーでやって来た場所は、歪で大きな洋館 屋敷の中はまるで迷路のようになっており、人が1人、2人と消えていく 怪しさ満載なのに読む手が止まらない 消えた人の生死の行方 入り組んだ建物 そして怪しく恐ろしい夢 全てが交わってこんがらがって、恐ろしさにゾクゾクしてしまう まさに鮮血で真っ赤に血濡れてる こんな得体の知れない洋館にいたら私だったらあっという間に逃げ出しているけど、若い彼らの図太さに尊敬する
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読み終わるとまず感想として出てくるのは、「怖い」一言に尽きる。 これは「一番怖い」という感想をよく目にするのも納得の、ホラーとしての直接的な恐怖感。 ネタバレ早々にして始めますが、 直接的な恐怖、つまり霊から受ける被害者が出るということ。 そしてただ被害を受けるだけじゃなく、死者も出ていること。 今回はいつものメンバー以外にも、霊を退治するような人たちが出てくるけど、そういう人たちからも被害に遭って死んでしまう人も出てくること。 主人公だから、主人公の仲間だから、どんなに恐怖な物語だとしても安心だ、と読んでる読者からしても、感情移入しながら読んでるからやっぱり怖い。 我々メンバーも被害に遭うんじゃないかという恐怖。 そして、その通りに真砂子までが! 霊の恐怖、死の恐怖、そういう恐怖に1〜5巻の中で一番近かった作品でした。 とにかくそういう被害に遭う恐怖が際立ってるので、「恐怖」というものの感想が多くなりますが、それ以外で感想を。 読み始めて舞台となる屋敷の建物構造を読んだ時、私も脳裏に浮かんだのはウィンチェスター館。 昔、テレビで一度見かけてから、すごい印象的で、建てられた背景もずっと覚えてました。 テレビで見たのは1990年代後半のことだろうから、悪霊シリーズが書かれた後になりますね! シリーズ3作目ではユリゲラーの話題なんかも出てきましたが、1980年代(私は知らないけど)1990年代、というのは超常現象や世界の中の科学では説明できない不思議とか、UFO・UMAなんかも、テレビなどでよく特集されてたように思います。 そんな特集の中の1つとしてウィンチェスター館も見たのだけど、そういう時代背景をゴーストハントの中の世界観からも感じて、ちょっと面白さというものを感じてます。 今回犯人はドラキュラ伯爵でしたが、ドラキュラものというのも私は大好きで、(といってもホラーよりはトワイライトのような、ドラキュラという存在の不思議さ、ロマンティックさのある部分に惹かれてて) ドラキュラものの作品に触れることも少ないわけではなく、その背景になるものとか、歴史も、見聞きしたものの中でも知っていたので、 ゴーストハント5で浦戸が浦戸たるゆえんなんかも、かなりしっくりときました。 それまでは、小部屋だったり、人が居なくなるということから、青髭伯爵を想像してたので、西欧風な展開を受け入れる準備ができてて、物語としては裏切りがなく順当でした。 ただめっちゃ怖かったけど! あんまりグロテスクな表現やそれを想像するのは苦手でその恐怖もあるんだけど、 「恐怖」で言うならば、3作目の産砂先生の人間的にヒヤリとする部分のある恐怖さの方が、私には怖く感じるな〜。
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恐い、ただ怖いと思えました。日本にヴラド公なんて、そんな設定だったとは… 大勢の人を殺してまで長生きしたいのでしょうか? そして人では無くなってしまっても良かったのでしょうか? 本当にこんな屋敷があったら、大迷惑です。
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