スマホに届いた怖い話 の商品レビュー

藤白圭(著者)

2024/03/31

人の悪意や違和感のある話をLINE風に進むのが読みやすいし、面白かった。
やっぱりさ、人が1番怖いよね…
執着や嫉妬は他人にしたくもないし、されたくもない。

2021/08/05

LINEやSNSが主流な今だからこそ、の、本当にありそうな話。そういう機能を知らない人が読んだら｢？？｣ってなる物が多いかな。でも、これ、本当にあったら、マジで怖いと思う。人が一番怖い、心霊より怖いかもよ。

2021/06/19

スマホ関連の怖い話が収録されている。
ただこれ横書きなので（横書きだからこその本の怖さが発揮される）縦書きの本に慣れてる人はちょっと読みづらいかもしれない。
LINEがめんみたいなのが出てくるので。

2021/04/15

うまく使いこなせれば、便利なスマホ。もはや生活の一部として溶け込んでいるそれは使い方を誤ると、自らの生活、あるいは他人の日常を壊してしまう。自分は大丈夫。そう思っていると、思わぬ落とし穴に落ちてしまうかもしれません。

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意味コワシリーズ（全3巻）の同作者による5分間シリーズの最新作。 以前PHPジュニアノベルから出ていた「未読のメッセージがあります 黒い友達」に似たような形式の本。現在国内で多くの人が利用しているLINEのようなトークアプリの画面上で繰り広げられる会話を見ながら恐怖を楽しむ本。

前回のシリーズは、オカルト話や人間が怖い話など様々タイプの怖い話が詰め込んであったのだが、読む限りこちらの本は「スマホの利用に関する怖い話」といった感じだった。一部チェーンメールのような都市伝説的なものもあったが、本当に一握りだったのが残念。掲載されている話がエブリスタから、ということなので、ガチガチのスマホ世代からの投稿が主だろう。得体のしれない幽霊やオカルト物を怖がるより、スマホを通じて自分の私生活や家族に被害が出る方がそりゃぁリアルで怖いなぁとも思った。

一生を生きて一度見舞われるかどうかわからない幽霊話より、身近な恐怖ということなのかな。ややさみしい気もするが、この作品の趣旨がそういう方向なのだから仕方がない。とはいえ、オカルト話ではないが、スマホを使っている身としては、登場人物たちの行動に覚えがないにしろドキッとする。ネットストーカーに見舞われたり、SNSから個人情報を特定され、現実にストーカーされたりといろいろな目にあっていた。スマホの使い方を間違えるとこういうことになるのだと、教える教本としても使えるかもしれない。