1,800円以上の注文で送料無料

学校の未来はここから始まる の商品レビュー

4.8

6件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/07/05

3人の対談を本にまとめたもの。 日本は工業化社会前提の教育をいまだにしていて、1987年から大きい改革が行われていない。 教育指導要領を守ることが優先され、現場の先生の意見が反映されない。本来は教育指導要領は現場で変えて良いがそれを知っている先生は少ない。例として麹町中学校があ...

3人の対談を本にまとめたもの。 日本は工業化社会前提の教育をいまだにしていて、1987年から大きい改革が行われていない。 教育指導要領を守ることが優先され、現場の先生の意見が反映されない。本来は教育指導要領は現場で変えて良いがそれを知っている先生は少ない。例として麹町中学校があり、担任制をやめ、クラブ活動も民間とつながるなどして先生の負担を減らし、本来の教育に集中できるような環境を整えた。 これからは、一人ひとりの多様性を活かした教育をしていくことが必要であり、ICTを活用することが必須となる。 一人ひとりのペース、興味関心に併せた教育が必要なるだろう。さらに、障がい者の人とも一緒に教育をしていくことが、より多様性を育む。 仕組みを作る側と動かす側の両方の未来像が知れる。

Posted byブクログ

2022/04/30

学校を変える、本気の教育論議 https://www.kyouiku-kaihatu.co.jp/bookstore/products/detail/535 , https://www.youtube.com/watch?v=ExSwZ-uC5ms

Posted byブクログ

2021/08/14

工藤さんだからできた、木村さんだからできたではなく、管理職も巻き込んで横のつながりから、現場をDXさせていく必要性を感じたのと同時に… 管理職の先生方には、是非読んでもらいたい。管理職の姿勢が書かれた名著だと感じた。

Posted byブクログ

2021/08/14

多様性の時代に誰もが安心して学校に通うためのヒントがたくさんあった。学校現場は手段が目的化していることが往々にしてあるので、最上位目的が何かをひとりひとりがしっかりと意識していくことが大切。工藤先生が固定担任制の廃止、部活動の見直し、学習指導案を書かせない、脳科学の知見を取り入れ...

多様性の時代に誰もが安心して学校に通うためのヒントがたくさんあった。学校現場は手段が目的化していることが往々にしてあるので、最上位目的が何かをひとりひとりがしっかりと意識していくことが大切。工藤先生が固定担任制の廃止、部活動の見直し、学習指導案を書かせない、脳科学の知見を取り入れる、数学では非効率な一斉講義型の授業をやめ個別最適な学びを進めている等の面白い実践をされていることに驚いた。これからの教員の仕事に希望が持てる内容だった。

Posted byブクログ

2021/06/17

現場にずっといると、井の中の蛙になり、これでいいんだと思いがちだが、この本を読んで自分の気持ちがワクワクし、これからどんな事をやってみようか、自分が思う教育とはなんなのか、ずいぶん考えました。 立場の違うお3人が対談形式で書かれているこの本にとても魅了され、少なくとも読んでる間は...

現場にずっといると、井の中の蛙になり、これでいいんだと思いがちだが、この本を読んで自分の気持ちがワクワクし、これからどんな事をやってみようか、自分が思う教育とはなんなのか、ずいぶん考えました。 立場の違うお3人が対談形式で書かれているこの本にとても魅了され、少なくとも読んでる間は、私に出来ることは何か考え、元気をいただきました。

Posted byブクログ

2021/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何のための教育なのか、最上位の目的は何か、 その目的で良いのか。 目的意識の大事さを改めて感じた。 そして目的を共有することの大切さも。 子どもを「育てる」学校から、子どもが「育つ」学校へ という文が心に残る。 「育てる」と「育つ」は似ているけど違う。 前者は教師、大人が主語で後者は子どもが主語。 そう考えると教師や大人の仕事は 子どもが育つよう環境を整えること。 コーディネートすること。 工藤先生も木村先生も革新的な方で 読んでいてとても面白く、また読み返したい本だった。

Posted byブクログ