もしも徳川家康が総理大臣になったら の商品レビュー
面白かった。ありえない布陣の内閣に狂喜乱舞。それほど歴史に詳しくなくうっすらとした知識しかなかったが注釈もあり楽しめた。現代を揶揄し、現代の人々の行動に疑問を投げかけ、歴史上の出来ことに思いを馳せる。ありえない、と思ったオイルショック後のトイレットペーパー争奪も品を変え現代でも起...
面白かった。ありえない布陣の内閣に狂喜乱舞。それほど歴史に詳しくなくうっすらとした知識しかなかったが注釈もあり楽しめた。現代を揶揄し、現代の人々の行動に疑問を投げかけ、歴史上の出来ことに思いを馳せる。ありえない、と思ったオイルショック後のトイレットペーパー争奪も品を変え現代でも起こった。そして力を誇示するための侵略という戦争。歴史には疑問を解き明かす一端があるんだなと改めて思わされた。最後の家康の演説は心に響いた。少しの不自由を進んで受け入れていこうと思う。最後の総辞職は寂しかったな。
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偉人たちの功績を今に当てはめているだけみたいに感じました。 意外性は感じなかったですね。 ラストもそうだろうと思いました。 それが良いのかな。
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ストーリーの展開が早く、どんどん読み進めることができます。また、随所に歴史の話も織り交ぜてあり、勉強になります。
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アベンジャーズみたい(見たことはないけど)で楽しめた。歴史と政治の勉強ができた。秀吉の盛り上げて民衆を動かすところがなるほどこのような進め方があるのかと感じた。荻原重秀は自分は知らなかったが興味を持ったので参考文献をお気に入り登録した。
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歴史上の人物像がよく研究されており、それぞれの特徴がよくでているのが面白い。また現代の社会問題もよく調べられていて、若干、それぞれの人物と話を無理矢理繋げた感はあるものの、良くできていると思う。
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現代の 政治家に 期待が持てないため 歴史人物に 期待する。 面白い設定です。 でも 何か やりきれない感じが します。 本当に 現代政治に 期待できないのでしょうか。 すごく 残念です。 この設定は 面白いですね。 綱吉の 評価を 高くしたことには 評価します。 続編を 楽しみに しています。
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ビジネス小説とあるが、ビジネス臭はあまりなく、読みやすい。タイトルから徳川家康が総理大臣になって他は現代人だと思っていたが、違って過去の偉人が沢山出てきた。 ありえないが、こんな内閣があったらと思ってしまう自分もいた。誰もが英雄やヒーローを求めたことはあると思うが、これはそれを体現してみせた世界の一端を見せてくれる。 もちろんご都合主義な展開が多いが・・・・・・。過去の偉人の策が悉く成功していく中でも、国債のくだりは個人的に面白いと思った。 現代の政治家のする政(まつりごと)と、秀吉の言う祭(祭りごと)は、皮肉を利かせているように思えてならない。 「誰かの自由の為に、不自由を受け入れる」 この言葉が響いた。きっと今の世に足りないのは、寛容さでは片付けられない、こういった心みたいなものだと思う。自分の言動に責任を持つ、人任せにせず考える、これらは難しいが、まずは出来ることから少しずつやろうと、思わせてくれた話でした。
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一部はまさにレジェンド達が言いたい放題でまさに痛快。龍馬も良いけど、大久保利通の無口加減がリアル。まさにオールスター勢揃い。 二部はちょっとミステリ風になって、盛り上がり的にも尻つぼみしちゃったか。 ラストに家康がいう台詞はなかなか良い。いつの世の中も、矛盾ありきだもんなあと。
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日本の現在のコロナ対策やウクライナで政府に求められる物が書かれている。国民が政府に対し信頼していない。リーダーシップがない。ぶれまくりの方針。この本は痛快に適材適所。カリスマ性を発揮し、行動力を示している。そこに、偉人たちのさや当てなどもあってすいすい読めた。 後半で、このままこ...
日本の現在のコロナ対策やウクライナで政府に求められる物が書かれている。国民が政府に対し信頼していない。リーダーシップがない。ぶれまくりの方針。この本は痛快に適材適所。カリスマ性を発揮し、行動力を示している。そこに、偉人たちのさや当てなどもあってすいすい読めた。 後半で、このままこの政権に任せようとする国民の無気力に対しての引き際がよい。
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久しぶりに徹夜をして読み終えました。 コロナ禍の日本を各時代の偉人たちが どうまとめていくのか。 読んでいてすっきりした気持ちになりながら 先人から学ぶとはこういうことかと考えさせられました。
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