大川隆法初期重要講演集ベストセレクション(2) の商品レビュー
第1章 成功理論の新展開 (光ある時を生きよにも所収) 成功理論を「個人のレベル」「組織・企業のレベル」「国家のレベル」と段階ごとに説いた説法。 まず「この人がいてよかった」と思われるような人になること、そして「徳」を積むこと。徳とは、他の人々への愛の思いを持ち続けることとあ...
第1章 成功理論の新展開 (光ある時を生きよにも所収) 成功理論を「個人のレベル」「組織・企業のレベル」「国家のレベル」と段階ごとに説いた説法。 まず「この人がいてよかった」と思われるような人になること、そして「徳」を積むこと。徳とは、他の人々への愛の思いを持ち続けることとあり、そこで「愛の発展段階」の考え方が説かれます。 第2章 人間完成への道 (人生の王道を語る にも所収) 札幌での講演会をもとにしたものらしいですが、これまで読んだ記憶がなかったです。「生命の大樹」の説法が出てきます。自分と他者だけではなく、動植物もすべて一本の生命の大樹の一部であるというのです。これはかなりマクロな、宇宙的で宗教的な視点ですね。その観点から、第一に、①偉大なる使命感に目覚めよと説かれます。木の根っこが水分・栄養分を吸い上げても押し上げていくように、利益を自分のものとせずより高次な氏名のために使いなさいという教えです。 第二に、②霊的な仕事において能力の限界はないという視点が説かれます。これは隆法先生の「波長同通の法則」などのお話でもよく登場します。 第三に、③日々智慧を蓄えるという教えです。知識に経験を加えた「智慧」を日々蓄えていかねばなりません。 第3章 人を愛し、人を生かし、人を許せ (同名の書籍にも所収) これは隆法先生の教えの中で何度も登場します。「イイシラセ」の自動書記のエピソードなどから始まり、「奪う愛から与える愛へ」そして、「愛の発展段階説」の教えが説かれます。 第4章 八正道の再発見 (悟りの発見 にも所収) 隆法先生の八正道に関する教えは実にたくさんありますが、これは初心者の方に向けたわかりやすい例えが特徴です。自動車の走り方にもルールがある、それと同じように反省にもやり方があるのだという例えですね。 そして、「正見」「正思」など8つの反省の方法が簡単に解かれます。八正道と言えば、たった八つなので簡単そうに見えますが、おそらく反省の方法を極めることは一番難しそうな気がします。修行したいと思います。 第5章 無限の愛とは何か (同名の書籍にも所収) これは説法を拝聴したことがあるので記憶がありました。ベルリンの壁崩壊のニュースを引き合いに出され、「結び付けあう力が愛である」という話から始まります。あの世は厳然として存在するというお話、そして、神様はその無限の愛ゆえ、我々人間に自由意志というものを与えたもうた。その自由をどのように行使するかで天国と地獄が分かれる。よって、この心をコントロールし、神様の御心に近づいてゆくことが「幸福になる義務」であるということ。 本章の内容は「信仰」そのものです。
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初期の講演集の2冊目。 どれもこれもすばらしいけれど、ドキッとしたのは正語の反省。 自分の言葉を点検するための一番いい方法は、自分が言葉を発した後、相手の表情をよく観察すること。言葉が悪い人は、相手の顔を見ていない。 確かにそうかも・・・。 でも、最近はメールやLINEが普及...
初期の講演集の2冊目。 どれもこれもすばらしいけれど、ドキッとしたのは正語の反省。 自分の言葉を点検するための一番いい方法は、自分が言葉を発した後、相手の表情をよく観察すること。言葉が悪い人は、相手の顔を見ていない。 確かにそうかも・・・。 でも、最近はメールやLINEが普及していて、そもそも対面のコミュニケーションも減っている。言葉も心も荒れてくる原因は、こういうところにあるのかな。。
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