蔦重の教え の商品レビュー
読むのが苦痛なほどつまらない。 自己啓発的な内容で、夢を語るゾウの様な本を書きたかったんだろうがなんだか説教臭い。 ところどころ江戸の豆知識が得られるのが評価ポイントで、その分が⭐︎1です。
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「世の中の全ての人を、悪人と思え」──この言葉に象徴されるように、本書は江戸時代を生きた用人・蔦中の冷静かつ柔軟な人生哲学を描いている。物語としてのテンポや構成も巧みで、まるで一篇の時代劇を読むような楽しさがある。 蔦中の教えは、人を疑えと突き放すのではなく、「だまされないた...
「世の中の全ての人を、悪人と思え」──この言葉に象徴されるように、本書は江戸時代を生きた用人・蔦中の冷静かつ柔軟な人生哲学を描いている。物語としてのテンポや構成も巧みで、まるで一篇の時代劇を読むような楽しさがある。 蔦中の教えは、人を疑えと突き放すのではなく、「だまされないための思いやり」に満ちている。現代の人間関係にも通じる視点に、多くの気づきを得た。 また、江戸の町人文化や人付き合いの機微が丁寧に描かれており、歴史ものとしての魅力も抜群だ。人生に迷ったとき、何度でも読み返したくなる、静かな力を持った一冊。
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現代のおっさんが江戸時代にタイムスリップし、蔦屋重三郎に拾われて様々な学びを得る、というお話。タイムスリップも蔦重の教えも、わたしには思いのほか刺さらなかったが、今年(2025年)の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』を観ている者として十分楽しめた。蔦重の江戸っ子節はサッパリ...
現代のおっさんが江戸時代にタイムスリップし、蔦屋重三郎に拾われて様々な学びを得る、というお話。タイムスリップも蔦重の教えも、わたしには思いのほか刺さらなかったが、今年(2025年)の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』を観ている者として十分楽しめた。蔦重の江戸っ子節はサッパリして粋だし、歌麿は時代背景をわかりやすく説明してくれる。イメージもちょうど大河ドラマの2人と似ていて、スピンオフを読んでいるような感覚だった。 個人的には単純に物語を楽しんでいたのだが、蔦重の教えが巻末にまとめてあり、ビジネス書の側面もあるようだ。 続編があるようなので、読んでみたいと思う。 250623読了。
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蔦重の教えを読む目的 なぜ、あの時代に新たなことをどんどん出して世の中の話題を掻っ攫うことができたのかを知り、自分の人生に活かしたい。 一番印象に残ったフレーズ 人生は知恵比べ。考え抜いた方が勝つ
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あー、面白かった。 38ページ 「それはよ、人生を逆から考えれば間違いねぇってぇ例えで出した話だろ。確実に当たりがわかるってのを喜ぶ野郎もいるだろうが、俺にとっちゃあそんなもん、面白くもなんともねぇ。…宝引きの話の醍醐味はよ、じゃあどうやったら、裏に回れるかって知恵を絞るとこにあるんだよ。向こうは裏を見せてちゃくねぇぞ」 185ページ 「いいか。まずはてめえが、いずれこうなりたい、ってぇ人生のてっぺんを思い描くんだ。すごろくで言う『あがり』ってやつだ」 「だから、てっぺんに行くためには、いつまでに何をしなきゃなんねぇかってことを『あがり』から逆に考えてって、支柱に踏み子をかけるんだ」 「難しければ、梯子を長くするなり、『あがり』を小さくすりゃいいじゃねえか。…いいか、この梯子の1本、1本の期日を決めて、約束事にするんだよ」 「ああ。てめえの信じる神仏に向かって、『いついつまでに、これをします。約束は必ず守りますから、見ていてくだせえ』って誓ってもいいし、テメェ自身と約束するんでもいい。そうやって生きてりゃ、二度とお稲荷様に小便ひっかけるような、罰当たりな人間にならねえよ。…この"梯子上がり"ができねぇってんなら、そもそも『こうなりたい』なんて思わなきゃいい。そのかわり、一生てめえの身内にも会えないまま、この時代でのたれ死にするしかねえだろうがな」 ここ、338ページ なあ、タケ。 おめえの「あがり」は、定まったか。 俺が一致最初にお前に教えたのは、人生を逆算しろってことだったよな。 世の中に俺みてえに、富士山のてっぺんみたいなところに「あがり」を定めるやつもいりゃ、「あがり」を5合目において、平穏無事に、世間様と上手くなれ合って、生きていくのが、性に合っているやつや、7合目に置いて、人様よりちいと上の幸せで満足している奴もいる。 何が幸せかなんだ人それぞれだ。 そもそも富士山が見えてねぇ、見ようともしてねえ奴らだって大勢いるが、考えようによっちゃ、そいつらの方が幸せかもしれねぇぜ。 人には分相応ってもんがあるし、てめえに勝つことは、人に勝つことに比べれば、何倍も何十倍も難しいからな。 そんな苦しい思いをしてまで…て思うこともあるだろうが、どうせ1回こっきりの人生なら、1度はてっぺんに登ってよ、全部を見定めた上で、てめえにとって居心地の良い場所を見つけるのが納得ずくの、悔いのねえ人生ってもんだと俺は思う。
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退職を迫られた55歳のサラリーマン武村竹男(タケ)が江戸時代にタイムスリップ。タケを拾ってくれたのは、稀代の出版プロデューサー・「蔦重」こと蔦屋重三郎だった!ここから始まる感動の面白さ、大河ドラマの展開を超える、実用エンタメ小説が・・・!
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面白い!浮世絵や絵師に興味はありましたが版元の蔦重は本物の江戸っ子。おいらの憧れでもあります。うん十年も東京に住んでもなかなかなれるものじゃない。この教えがもっと早く知っていれば。でも物事にたらればは無い。これから頑張る。しか無いかなぁあはは(笑)
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現代から江戸時代へタイムスリップした武村は、20代前半の若者(タケ)と姿を変え、蔦重に拾われる。 蔦重は江戸で本屋を営んでいて、そこには後の喜多川歌麿が絵師として雇われていた。蔦重はタケも雇う事にするが、その教えがタケを変えていく。 蔦重の教えは、江戸っ子特有というのかサッパリしているのだけれど、芯が通っていて気持ちが良い。付箋を貼りながら読んでいたら最後にキチンとまとまっていた。 ストーリー的にもハッピーエンドだし、タケが現代に、戻った後どうなったんだろう…という疑問も全て解決して、スッキリした。とにかく蔦重が魅力的だ。 若い時に読んでいたら、もっと良かったと思ったけど、武村も55歳でやり直せたと思えば遅くはないのかもしれない。 浮世絵にも興味が湧いた。
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社会人としての教訓に溢れた素晴らしい作品。タイムスリップがなんかのドラマみたいやけど、それ以上に学びが満載です。
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啓発本のようなねらいもあるのかな?と思ったら、涙涙の感動物語。面白かった! 江戸の文化、著名人の周辺知識、伏線回収もいいね! 以下自分のメモ 物事を反対から考えると別な世界が見える 何かできないか、ではなく何ができるか 気が合わない人ほど丁寧に。枝の先に果実あり 性悪説の方が他人を大切にできる。 人は得意なことで失敗する。 苦手なら準備するから失敗しない。 自分の目、相手の目、鳥の目 でもとしかしは、金言を逃す 信者を詰めて書くと儲けるになる 人を率いるには、率いるなりの苦労がある 捨てたところに新しい風が入る 自分に勝つことは他人に勝つことより難しい
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