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イドコロをつくる の商品レビュー

3.5

8件のお客様レビュー

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2023/07/25

著者の実体験を基に,「乱世で正気を失わない」ために「イドコロ」を持つ暮らし方が紹介されています。忙しい現代社会,誰もが心身とも健康で過ごすため,居心地のよいイドコロは大切ではないでしょうか。ふっと新しいイドコロを探してみたくなる1冊です。

Posted byブクログ

2022/10/08

筆者の活動は魅力的だ。しかし彼のようにイドコロを主体的に作れない人種にとってはとっつきにくい内容であった。 「イドコロ」についても地域差はあるだろうし、あまり参考になる部分がなかった。 公民館のイベントなんて高齢者の集まりだし、近所の公園に一人佇んでいても…下手したら不審者扱いさ...

筆者の活動は魅力的だ。しかし彼のようにイドコロを主体的に作れない人種にとってはとっつきにくい内容であった。 「イドコロ」についても地域差はあるだろうし、あまり参考になる部分がなかった。 公民館のイベントなんて高齢者の集まりだし、近所の公園に一人佇んでいても…下手したら不審者扱いされそうだ笑 嗚呼、今日も只管に孤独だ

Posted byブクログ

2022/05/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

コロナ禍で自粛生活が長引いたことにより,精神に不調をきたす人たちは多かったのではないだろうか.コロナ以前は意識もしなかった,日常に存在する「イドコロ」が,自粛生活によって奪われてしまうと調子が悪くなってしまう.今更そういうイドコロのありがたみがわかる. 人間関係があまりにも大きくなりすぎてしまった世の中で,心の平穏を取り戻すために消費を中心としたストレス発散方法を実践しても,それは持続可能ではないかもしれない. この本に書いてある「イドコロ」をつくる様々な方法を楽しみながら実践すると,確かに心が安定すると思う.大事なのは,一箇所に依存しないこと,ゆるりとしたイドコロを複数持って,乱世で正気を保つこと.納得させられる内容だった.

Posted byブクログ

2021/09/21

他者と関わるイドコロを自分でつくるのはハードルが高いものの、手軽にできるイドコロづくり、公共空間の気に入った場所探しあたりからはじめてみたいと思う。

Posted byブクログ

2021/09/21

今は確かに乱世であるか。故に、正気を保つことが必要。「イドコロ」か。ちゃんと所持しておきたい。良書といえる。

Posted byブクログ

2022/05/09

イドコロ、つまり現代に必要な居場所についての考察と実践について書かれた一冊。ついついネットばかり見ちゃって、既に正気を失っている気もするが、そんな世の中で正気を保つために必要な居場所とは何か?という切り口から書かれている。皆が正気を失っているときは、自分も一緒に正気を失ったほうが...

イドコロ、つまり現代に必要な居場所についての考察と実践について書かれた一冊。ついついネットばかり見ちゃって、既に正気を失っている気もするが、そんな世の中で正気を保つために必要な居場所とは何か?という切り口から書かれている。皆が正気を失っているときは、自分も一緒に正気を失ったほうがいい気もする。イドコロの人達が皆正気を失っているケースもあると思うが、それはさておき。 居場所の問題というと引きこもりとか孤独死とか社会的孤立の問題から考える場合が多いが「正気を保つために」という切り口はこの本のウリの一つだろう。ただ結論としては、社会的孤立の問題から考える居場所問題とほぼ同じだと感じた。居場所の分散、依存先の分散とか、対等な立場でいられる居場所の重要性がメンタルヘルスの立場からよく言われているが、それを著者の解釈で書き直したように読めた。ただ、お気に入りの公園のような場所も居場所(イドコロ)に入れるのはちょっと新しい視点かもしれない。 この本では流動性の低い家族・会社のような居場所を「自然系イドコロ」、趣味の集まりや行きつけの店のような流動性の高い居場所を「獲得系イドコロ」と呼び、そのふたつが相互に補完し合う関係が理想だと言っている。そうかもな、とも思う一方、実感としては著者の言う「自然系イドコロ」が軸としてあって、その居場所への依存を減らすために、あるいは反発として「獲得系イドコロ」があるような気がする。居場所における作用・反作用のようなものではないか。 本書では主に流動性の高い「獲得系イドコロ」について書かれていて、「自然系イドコロ」についても流動性を確保することについて書かれている。個人的には「獲得系イドコロ」を探して参加する能力はそこそこある。しかし本当に問題なのは「自然系イドコロ」だ。「自然系イドコロ」は、相互に束縛し合うことや親密さと切り離せない上、簡単に加わることも解消もできない。それは時に危険だ。しかし親密な関係を軸として持てない人間の不安定さは、「獲得系イドコロ」で誤魔化すことはできても補うことはできないと感じる。 「獲得系イドコロ」について、コミュニティの運営というと続けることが大事という話になりがちだが、対等性が損なわれたり義務感や拘束感が出るくらいなら終わってもいい、という考え方は気が楽になる。しかし、それでいいのか?という気がしなくもない。実際、自分のコミットが浅かったせいで、ある集まり、実は自分にとって大事だった集まり、を終わらせてしまったかも、という思いがある。正気とは?対等とは?義務とは?拘束とは?といった哲学カフェ的なことを考えると、また別のハナシになってきそうではある。 実践の部分で書かれていること、特に自分からイドコロを立ち上げるという点に関して自分にはハードル高いな、と思わざるを得なかった。著者の他の本でも感じたが、バイタリティあるなーと言わざるを得ない。私は趣味の集まり、読書会、哲学カフェ、自助グループ等に参加するくらいがせいぜいだ。

Posted byブクログ

2021/07/30

居場所ではなくて、イドコロというのがポイント。 いろいろなゆるやかなつながりのイドコロをいくつか見つけておくことが、「正気」を保つ秘訣だ!私はもう少しイドコロを見つけておいたほうがいいかな。

Posted byブクログ

2021/04/05

伊藤君が話してるそのままの文体で、話を聞いてる感じで良い。 最後の文章が好き!「今も変わらず、正気を保てるだけで敢闘賞!」 自分のイドコロを一度整理してみようと思った。

Posted byブクログ