広告の会社、作りました の商品レビュー
突然の会社倒産により、失業してしまったことから始まる広告デザイナー健一のお話。文字が読みたいとき、本が読みたいときにおすすめ。お出かけの行き帰り、電車の車内でほぼ読みきった。コピーライターの天津巧明をみていると、‘できる人’の仕事のセンスがよくわかる。
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サラッと簡単に読める。普段がっつり読書している人はあまりのサラッとさに拍子抜けするかも。 お仕事系なんだけど、個人的にはもっとエピソード盛り込んで掘り下げてほしいと思ってしまった。ライバル会社のちょー嫌なキャラが出てくるとか笑 天津遠山のキャラはいいと思うので、余計そう思う。天津...
サラッと簡単に読める。普段がっつり読書している人はあまりのサラッとさに拍子抜けするかも。 お仕事系なんだけど、個人的にはもっとエピソード盛り込んで掘り下げてほしいと思ってしまった。ライバル会社のちょー嫌なキャラが出てくるとか笑 天津遠山のキャラはいいと思うので、余計そう思う。天津の過去とかもっと知りたい!
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本の帯についていた通り、「爽快お仕事エンタメ」だった。難しい内容ではないため、あっという間に読み終えてしまう。読書が苦手な人にもおすすめしたい。 また、主人公の健一と天津のコンビが中々に好ましい。 「仕事は愉快に、上機嫌にー」 それが天津の口癖なのだが、こういうことを言う天津との...
本の帯についていた通り、「爽快お仕事エンタメ」だった。難しい内容ではないため、あっという間に読み終えてしまう。読書が苦手な人にもおすすめしたい。 また、主人公の健一と天津のコンビが中々に好ましい。 「仕事は愉快に、上機嫌にー」 それが天津の口癖なのだが、こういうことを言う天津との仕事は、本当に楽しいだろうなぁと、読んでいて思った。
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一点の曇りもなく明るく爽やか。そして、とてつもなく軽い! 非常に楽しく、あっという間に読了です。 そりゃそうだ、中村航だもの。「また、読んでしまった」などと思いながら、どこか満足感が漂います。 会社が潰れて無職になったヘタレ若手デザイナーが、求人広告で知り合ったフリーランスのコピ...
一点の曇りもなく明るく爽やか。そして、とてつもなく軽い! 非常に楽しく、あっという間に読了です。 そりゃそうだ、中村航だもの。「また、読んでしまった」などと思いながら、どこか満足感が漂います。 会社が潰れて無職になったヘタレ若手デザイナーが、求人広告で知り合ったフリーランスのコピーライター(実はとてつもなく優秀)に引っ張られて成長して行くお話。お仕事小説がメイン要素ですが、楽しいキャラの女性二人を登場させ、お得意のBoy meets girl的展開も少々。 こういう話を読むと、たいてい「御都合主義の・・・」という愚痴が出るはずなんですけどね。何故か中村さんだとそれが余り出ない。作品を読めばラノベ作家かと思う中村さんですが、経歴を読めば文藝賞受賞、芥川賞候補2回、野間文芸新人賞受賞とある程度は純文学的も受けている。なんだか良く判らない人です。 裏表紙に主人公の名刺の画像。HPのアドレスを入力したら中村さんの公式HPでした。
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お仕事小説で、主人公がどん底の状況から立ち上がっていくというお話。 さくさく進んでいくので読むのが楽しく、あっという間に読んでしまいました。 予定調和通りに進んでいくので安心して読み進められる本でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
爽やか系お仕事小説、嫌みなところがなく、小さいものが大きいものを倒すというテンプレ的なストーリーではありますが、天津の「仕事は愉快に、上機嫌に」というポリシーや気負いのないキャラにつられてのめりこんで読んでしまいました。 脇を固める天津の同級生の長谷川もナイスキャラですし、水島の抱える憂鬱も物語のなかではちょっとしたアクセントになっていて、さらには主人公である遠山が勤めていたが倒産してしまった会社の社長の後押しもあってプレゼンの成功へとつづく流れなど、おもしろポイントがそこかしこにちりばめられています。 池井戸潤氏の半沢直樹シリーズのようにドロドロした人間の憎悪を主人公の正義と対比させて読ませる方法もありますが、本作のようなシンプルな物語も十分アリですね。欲を言えばその爽快さゆえ、もっとたくさん読んでいたかったというのが正直なところなのですが、これ以上長いストーリーにしようとすると、敵役に関する描写が増えてしまって、大事な”爽快さ”が失われてしまうかも、むずかしいところですね。
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いい人生って、仕事って、会社って?自分で掴み取るもの。「待ってるだけでは何も起きないし会社が倒産してしまうこともある。与えられるのを待つのではなく、自分が何か起こさなければならない。自分の人生の当事者になるべきなのだ」何か爽快!
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勤めていた広告代理店が倒産し、途方に暮れている所へ、ふと立ち寄ったコーヒーショップで何気なく目に入ったタウン誌をパラ見していると、デザイナー募集の広告が。藁にも縋る思いで連絡すると、ドサマギで仕事を任され成り行きでコピーライターの天津と組んで会社を立ち上げる事になり… 弱小...
勤めていた広告代理店が倒産し、途方に暮れている所へ、ふと立ち寄ったコーヒーショップで何気なく目に入ったタウン誌をパラ見していると、デザイナー募集の広告が。藁にも縋る思いで連絡すると、ドサマギで仕事を任され成り行きでコピーライターの天津と組んで会社を立ち上げる事になり… 弱小会社の二人が出来レースの大手のコンペに参加する姿勢がワクワクしました。 割とサクサク話が進んであっという間に読了でしたが、爽やかお仕事小説で読みやすかったです。
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おとなのおとぎばなしかな。 何もかも都合良く上手くいっているけど嫌味がないです。 自分は救われる感じがしますね。
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ストーリーから考え方まで非常に素晴らしく、読んでて次のページが気になる作品。 作中に出てくる「仕事は愉快に上機嫌に」という言葉がかなり刺さった。今自分が働いてる職場でそんな気持ちになった事があるだろうか。 人と人の繋がりの大切さ、挑戦することの大切さ、この本からたくさん学ばせて...
ストーリーから考え方まで非常に素晴らしく、読んでて次のページが気になる作品。 作中に出てくる「仕事は愉快に上機嫌に」という言葉がかなり刺さった。今自分が働いてる職場でそんな気持ちになった事があるだろうか。 人と人の繋がりの大切さ、挑戦することの大切さ、この本からたくさん学ばせていただきました。改めて、自分が上京した意味を考え、夢に向かって行こうと思った。
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