おいしいゼリーブック の商品レビュー
この暑い夏に涼しさまでも持て来てくれる芸術品のようなゼリーたち。 眺めて、冷やして、食べてと十分に味わえる贅沢な嗜好品。 しかし、意外に頂き物としてもらった記憶がないのも確か、何故に? この夏は、旬のゼリーをお取り寄せしてみようっと。
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見ていて、さわやかな気分になるなあ。全国にはこんなにいろいろなゼリーがあったと初めて知った。多様性に富む日本のゼリーを紹介したのが今回の本だ。 喫茶店でしか味わえないゼリーはあるが、お取り寄せ可能なゼリーがたくさん載っている。今の時期にぴったりの本だな。 ...
見ていて、さわやかな気分になるなあ。全国にはこんなにいろいろなゼリーがあったと初めて知った。多様性に富む日本のゼリーを紹介したのが今回の本だ。 喫茶店でしか味わえないゼリーはあるが、お取り寄せ可能なゼリーがたくさん載っている。今の時期にぴったりの本だな。 最初に載っているゼリーは、福島県いわき市にあるゼリーのイエのゼリーだ。1988年に創業したゼリー専門店で、「小さなデコレーション モアリッチ」は、店のほとんどのゼリーの味を楽しめる。ミルク、メロン、イチゴなどのゼリーが何層にも重なっている。その上にはキューブ状にカットされたゼリーが載っている。通年発売で、WEB通販限定品(自社サイト)と書かれている。 http://www.zerry-house.com 果物の器のゼリーで取り上げている中で気になったのは1885年創業の新宿高野本店のゼリーだ。この果物の器のゼリー誕生のきっかけは、直営工場施工に合わせて新宿高野らしい商品として開発された。マスクメロンは実際の果物から型取りして、試作を何度も行って出来上がった一品だ。こだわりを感じるだけにどんなゼリーか気になる。こちらも通販で購入可能だ。ただ、季節によって果物の変更ありと書かれている。 https://takano.jp/takano/ 喫茶店のゼリーも紹介している。食べたことのあるゼリーとしては古本とカレーで有名な神保町にある1949年創業の老舗喫茶店ラドリオのコーヒーゼリーだ。コーヒーゼリーは、10数年前から提供されている新しいメニューだった。ブランデーがアクセントになっている分厚い生クリームの下に、苦みのあるコーヒーゼリーが埋もれている。 ラドリオと言えば、ウインナーコーヒー発祥の地として知られる。初めて訪れる人のほとんどが注文する名物コーヒーだ。 行って見たいがコロナウイルス感染拡大の状況で難しい関西にも気になる店がある。それは、京都市にある1948年創業の老舗喫茶店ソワレだ。店の看板メニューとなっているサイダーを使ったゼリーポンチ。きらめく姿は宝石のようだ。こういうゼリーで充電すると充実した1日を過ごせそうだ。 パラパラめくっていくとゼリーで頭の中が一杯になりそうだ。めくるめくゼリーの世界が広がる。
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