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ひとりをたのしむ の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

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2024/12/26

結構辛口コメントもあるけど、私は好きだな。 ネットで娘さんのこと調べていると、娘の西山繭子さんが父・伊集院さんに「この一冊だけ読めばいい」と言われたのが、ジェイムズ・ジョイスの『ダブリン市民』だとか。 私も読んでみたくなった。

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2024/06/29

犬との17年間の暮らし、我が家の駄犬も17歳を超え虹を渡った。 子供達と過ごした時間、家内と、家族の時間は犬を中心に回っていたのかもしれない。 人生終盤の男の生き方、じっくり読むことができた。

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2024/04/15

2021年初版。著者の亡くなられたのを、きっかけに10作品目です。「大人の流儀」というメインタイトルよりも、サブタイトルにいつも惹かれます。さらに一つ一つにつけられたエッセイのタイトルも胸を打つものが多い。「大人の流儀」というよりも正確には「伊集院静の流儀」が正しいかな。相変わら...

2021年初版。著者の亡くなられたのを、きっかけに10作品目です。「大人の流儀」というメインタイトルよりも、サブタイトルにいつも惹かれます。さらに一つ一つにつけられたエッセイのタイトルも胸を打つものが多い。「大人の流儀」というよりも正確には「伊集院静の流儀」が正しいかな。相変わらず両親・若くして亡くした弟・家人とのエピソードが中心です。いつかくるであろう東北一のバカ犬との別れ、なんだか悲しい。

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2024/04/06

発想やとらえ方が新たにできる本です。 タイトルのとおりに、ひとりで生きていく練習をしないとね。誰かとはいつかはいなくなり思い出にしかならないかも…ひとりで考え感じて悩み喜び…生きていることの大切さを知る… ひとりは不幸ではない、ひとりにもなれない弱さが不幸を呼ぶ。 もっと自分を...

発想やとらえ方が新たにできる本です。 タイトルのとおりに、ひとりで生きていく練習をしないとね。誰かとはいつかはいなくなり思い出にしかならないかも…ひとりで考え感じて悩み喜び…生きていることの大切さを知る… ひとりは不幸ではない、ひとりにもなれない弱さが不幸を呼ぶ。 もっと自分をわがままに自分らしく生きる自信と誇りをもとう。 ぜひ〜

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2023/10/15

初めて読んだ伊集院静さんの本。 エッセイなので読みやすかったです。 結構バッサリ切り捨てていて、こんなこと言っていいの?とこちらが心配になるほどでした。 前回のラグビーワールドカップのことやコロナ禍になってからのことも書かれていて、そんなに月日が経ったのかーと時の流れの早さにビビ...

初めて読んだ伊集院静さんの本。 エッセイなので読みやすかったです。 結構バッサリ切り捨てていて、こんなこと言っていいの?とこちらが心配になるほどでした。 前回のラグビーワールドカップのことやコロナ禍になってからのことも書かれていて、そんなに月日が経ったのかーと時の流れの早さにビビりました。

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2023/10/10

伊集院静氏の辛口随筆(エッセイ等と軽く言えない)。掲載された週刊紙の発行日が2019年9月から2021年2月なので、ちょうど新型コロナ禍の始めの時期と重なっている。外出自粛などと言われていたため、一人で過ごす時間をどう捉えるか、というテーマで書かれたものが多い。『ひとりのときをじ...

伊集院静氏の辛口随筆(エッセイ等と軽く言えない)。掲載された週刊紙の発行日が2019年9月から2021年2月なので、ちょうど新型コロナ禍の始めの時期と重なっている。外出自粛などと言われていたため、一人で過ごす時間をどう捉えるか、というテーマで書かれたものが多い。『ひとりのときをじっと味わう。』と言う著者の境地にたどり着くには、まだまだ"修行"が足りないと感じた。

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2023/06/17

このシリーズも10冊目。コロナ禍真っ只中の発刊だけあり、あらためて伊集院さんの信念を強く感じることができました。ご自身の闘病もあったからか、負けない思いと励ましのエッセイが多く、勇気をもらえました。 『働かざる者食うべからず』 父上の教えを体現し書き続ける氏を、すごいなぁと思っ...

このシリーズも10冊目。コロナ禍真っ只中の発刊だけあり、あらためて伊集院さんの信念を強く感じることができました。ご自身の闘病もあったからか、負けない思いと励ましのエッセイが多く、勇気をもらえました。 『働かざる者食うべからず』 父上の教えを体現し書き続ける氏を、すごいなぁと思っていました。 自分は、働かなくて良いならって、ずーっとぐうたらな思考でしかなかった。それが、少し変化があったんです、ここ最近。「なんか俺も頑張ってみようかな」って。。。 答え合わせに正解したみたいで、なんか嬉しくなりました。

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2023/06/11

そうか、伊集院さんくも膜下出血だったのか よく回復したな 長生きしたノボも亡くなった 人に対する見方も伊集院さん独特で 面白い でも鹿児島の男は、彼が書いているタイプばかり ではない 人の顔色ばかりみて、卑怯な輩も けっこういるよ

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2023/04/06

とうとうノボさん亡くなったんですね。お二人のやりとり、最高でした。家族って凄い。奥様とお母様も。病気回復されて良かったです。

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2022/10/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ひとりをたのしむ、というより、人との繋がり方について言及されているように感じた。 誰でもいつかは死ぬ。それを肌感で言語化して心に響くよう伝えることのできる作家だと思う。何度もこのシリーズを読み、泣いた。 この本で、東北一のバカ犬(これは伊集院氏しか使ってはいけないワードです)ノボくんが亡くなってしまった、その寂しさがとても伝わってくる。一人と一匹ではなく、本当に二人、と書くにふさわしいと感じる。 厳しくも少し優しいような今回の作品、伊集院氏は、私ごときが言えることではないが、優しく、こうありたいと思う理想の人間だと思う。 私は、とても好きです。 いつまでも、このシリーズを読めますように。

Posted byブクログ