ひとりをたのしむ の商品レビュー
10年前のコラムから読んでますが、ずいぶん先生の印象がかわりました。なんというか静寂というかきつく文章を書いていても、静かな印象の文体になりましたなあ。
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この作家の小説は読んだことがない。 小説を読んでから、このエッセイ集を読むと、また違って見えるものがあるのだろうな。 忠臣蔵を題材にした作品を読んでみよう。
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特にひとりにこだわっていないし、飼い犬の話は興味無いし、仲間内話が多く、何だかなー 新聞小説が面白いけど、独善的な人。
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「大人の流儀10」 齢ばかり重ねても「大人の流儀」に届かない私 伊集院静のズバッと言い切るところがいい うなずくところが多い でも鼻につく 「無頼作家」さん、お元気で ノボくん、がんばったね ≪ 味わえる ひとりの時間 いいもんだ ≫
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2021年、14冊目です。 伊集院静のこの「大人の流儀」シリーズは、最初から全部読んでいる。 今回が10冊目です。10年近い年月が経過していると思う。 この間、著者の価値観(これが、大人の流儀ということだが)に、 全くブレがない。今回のテーマは「ひとりをたのしむ」というものである。 一人も以外にいいものだよ!という軽い言葉と同類ではないだろ。 人には、必ず一人になる時が来る。誰かと(人以外の生き物も含め)離別が 必ず訪れる。だから、必ず”ひとり”になる。 こう考えたらいいよとか、こういう行動を進める(例えば、趣味を持つとか、 地域社会と繋がりを持つとか)というものとは全く異なる内容です。 ”たのしむ”と書かれているが、”ひとりを生きる”ということだと感じます。 自分の価値観を持って、それにご機嫌を伺うような生き方をするのは、 大人ではないということか。 書かれていることは、私のような高齢になると、うなずきたくなる事ばかりですが、人生の経験を積まなければ、この境地に到達できないのが、口惜しい。 自信を失い、小さく震えながら生きている若者に、「君はまだ若い」と 声を掛けてあげたいが、とても沁みるとは思えない。
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数年に一度読みたくなる大人の流儀シリーズ。 辛口風だが愛犬やゴルフのネタが多く興味が湧く。 とても心静かに読める本であり、読むと心が安らぐ。 P115 優秀な経営者はすべて、イラチで、短気で、瞬間湯沸かし器である。ゴルフを一緒にしていても、前の組がノンビリというか、あちこち行っ...
数年に一度読みたくなる大人の流儀シリーズ。 辛口風だが愛犬やゴルフのネタが多く興味が湧く。 とても心静かに読める本であり、読むと心が安らぐ。 P115 優秀な経営者はすべて、イラチで、短気で、瞬間湯沸かし器である。ゴルフを一緒にしていても、前の組がノンビリというか、あちこち行って前へ進まないと、こう言う。 「何だ!あの連中は。バカなのか。アホなのか。何なんだ?」 ゴルフが遅いプレーヤーは、作家でも、経営者でも、職人でも、全員役立たずである。
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いつもながら一気に読んでしまった。 ひとりでいることは昔から好きだ。 その理由は誰にも気を使う必要がないからだ。 でも猫人間だからひとりでは生きていけないので 誰かと関わりながら生きていくことになる。 誰かと一緒に過ごす時間も大好きだ。 それと同じくらいひとりの時間も好きだ。 こ...
いつもながら一気に読んでしまった。 ひとりでいることは昔から好きだ。 その理由は誰にも気を使う必要がないからだ。 でも猫人間だからひとりでは生きていけないので 誰かと関わりながら生きていくことになる。 誰かと一緒に過ごす時間も大好きだ。 それと同じくらいひとりの時間も好きだ。 このバランスが崩れると なんだか不機嫌になってしまう。 自分の外からの刺激と 自分の中からの刺激は どちらも必要なものなんだと思う。 ノボとのエピソードはどれも微笑ましい。
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-2021/03/03 最後の無頼作家と言われる伊集院静の新書「ひとりをたのしむ」▶︎「人間は病の器」と言われるごとく、知人が一人また一人とこの世を去っていく。▶︎「一人じゃ生きていけない」から「ひとりだから楽しく生きる」への転換のヒントに溢れる。
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