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ユア・フォルマ の商品レビュー

4.3

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

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2026/01/16

頭の中にスマホ的な機械を埋め込むことで人間の記憶をデータとして扱えるようになった世界で、そのログをもとに事件を解決する電索官と補助官の話。アンドロイドタイプの機械も当たり前のようにありAI技術も発展しているが、データ処理能力自体は人間の脳の方が上というような過渡期めいた時期のよう...

頭の中にスマホ的な機械を埋め込むことで人間の記憶をデータとして扱えるようになった世界で、そのログをもとに事件を解決する電索官と補助官の話。アンドロイドタイプの機械も当たり前のようにありAI技術も発展しているが、データ処理能力自体は人間の脳の方が上というような過渡期めいた時期のようだ。 巻を通して特定の人物をある地点まで導こうとする思考誘導がテーマになっている。 現在もすでに様々なサイトで閲覧者に応じた広告の出し分けなどが行われているが、今後AI技術が発展するにあたり、観察眼や記憶力、あるいは行動データの取得など、あらゆる面で人間より性能が上のAIがそれを十全に活かした場合、特に対個人において、人間は全く太刀打ちできないのだろうなという感想を抱いた。 特にハロルドに関しては表面上の人間らしさと実際の動きの剥離から、これは人に似てるが人ではないという感情が沸き上がる。 終盤にかけて、ハロルドに対する感情が冷え切っていくのを感じた。それに入れ込むエチカもある意味同様。 まったく私は友人派にはなれないななどと思った。

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2025/04/29

アニメのビジュアルがあまりにも攻殻機動隊だったので、どうかと思ったが、小説版を読むとアシモフに挑戦した骨太のSFだった。

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2025/04/26

隅から隅まで堪能した。面白い。だがまた追わなきゃいけないシリーズが増えたと悲鳴もあげている。 タイトルにもある相棒とのやりとりはウィットに富み、英国らしいジョークも含まれている。 こういったキャラクター同士のやりとりが個性を浮かび上がらせていて情景が浮かぶようだった。 登場するガ...

隅から隅まで堪能した。面白い。だがまた追わなきゃいけないシリーズが増えたと悲鳴もあげている。 タイトルにもある相棒とのやりとりはウィットに富み、英国らしいジョークも含まれている。 こういったキャラクター同士のやりとりが個性を浮かび上がらせていて情景が浮かぶようだった。 登場するガジェットも現存するテクノロジーの先を見据えたような物で、現実味がある。もちろん本作はフィクションだし、SFだが「これは数年後には発表されているかもしれない」と現実味もあるのだ。 物語にしても冷徹ではあるが、優しさと哀しさが両立しているような作風が胸に刺さる。SF的なアプローチはもちろんだがミステリ的な仕掛けまであると夢中になって読み進めた。これは売れるよ。間違いない。

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2025/03/26

【三行感想】 主人公と相棒の関係性が、安心できるものではなく、まだオープンにされていない心の闇が垣間見え、スリルがある。 物語の焦点である、ヒトではないという一点が、話の流れにサイコパス感(予測不可能感)を醸し出してて良い。 ミステリー要素もあるが、多分こういう話になるんだろうな...

【三行感想】 主人公と相棒の関係性が、安心できるものではなく、まだオープンにされていない心の闇が垣間見え、スリルがある。 物語の焦点である、ヒトではないという一点が、話の流れにサイコパス感(予測不可能感)を醸し出してて良い。 ミステリー要素もあるが、多分こういう話になるんだろうな(バッドエンドな方向性で)という、想像力が膨らむ展開で、後半に読書スピードが加速する系読み物。

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2025/02/20

近未来のようで私達の生活にももしかしたら実現しえそうなテクノロジー。翻訳機能で国や人種を超えてコミュニケーションがとれるユアフォルマほしい。 バディ2人は好みのキャラクターじゃないけどやっぱり読んでいると愛着がわいてくる。今後エチカの対人スキルは成長していくのか?続きも読みたい。

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2025/02/13

今年は久しぶりに続刊が出るという情報があり、最初から読み返してみようと2025年2月13日再読。 プロットはそこそこ覚えていたが、やはりディテールはかなり忘れている。例のプログラムがユア・フォルマの中に組み込まれていたことは完全に失念していた。 それからユア・フォルマの前身である...

今年は久しぶりに続刊が出るという情報があり、最初から読み返してみようと2025年2月13日再読。 プロットはそこそこ覚えていたが、やはりディテールはかなり忘れている。例のプログラムがユア・フォルマの中に組み込まれていたことは完全に失念していた。 それからユア・フォルマの前身であるニューラル・セーフティの開発が1990年代であり、この話自体が2023年のことという設定も覚えていなかった。 この1巻目から、「人間のような機械」と「機械のような人間」の対比という視点は出ており、そこの境界をどう考えるのか、あるいは境界があるのかどうかという論点が意識されていることが分かる。

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2024/01/21
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面白かった。アンドロイド嫌いの人間とアミクス(アンドロイド)のSFミステリ系バディもの。文章もするっと読めて割と軽快。キャラの造形も良かった。続きも読もうかな~と思うタイプの作品。

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2023/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アニメ化の広告を見て面白そうだったので。 実際に非常に面白かった。 バディである二人の関係性のハラハラやら、事件が二転三転してどうなるんだというハラハラが癖になるというか。 事件が本当に何重にも練られていて面白かった。 推理ものとしても十分楽しめる。 キャラそれぞれに謎があるのもいい。 主人公のエチカがメンタルが強そうでいて案外不安定というか弱い部分を持つキャラなので、ついつい親視点で見守りたくなるというか。 一方でハロルドはアミクスらしくない性格を見せておきながら、結局アミクスらしい計算された動きをしていて「くそっ、やっぱりお前機械だな!」と思わされることがちょくちょく。 彼は彼で「あっちと思わせておいて実はこっち」と心証がふらふらするので定まらず、バディが二人そろって何だかんだで未完成な不安定さを感じる、まあある意味お似合いの二人だったなと。 基本的にはエチカがハロルドの手玉に取られているけど、ある一点においてはハロルドが転がされてるのも推せるポイント。 エチカは無自覚だけれども。 この二人がこの先どう関係を深めていくのか楽しみである。 ということで、2巻買ってきました。

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2022/12/16

人の頭の中に残った記憶を読み出す「天才」電索官エチカと、その補佐官で超優秀なアミクス(ロボット)であるハロルドの2人で事件の解決に挑む、バディ物。 電索以外はさっぱりなエチカが、ホームズの並の優秀さを誇るハロルドに振り回されている感じが良き。 中々に重厚な展開で、終盤にかけての解...

人の頭の中に残った記憶を読み出す「天才」電索官エチカと、その補佐官で超優秀なアミクス(ロボット)であるハロルドの2人で事件の解決に挑む、バディ物。 電索以外はさっぱりなエチカが、ホームズの並の優秀さを誇るハロルドに振り回されている感じが良き。 中々に重厚な展開で、終盤にかけての解決編はなるほどね~、と思えるもので中々に良かった。

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2022/11/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

電索官エチカとヒューマノイド《アミクス》の相棒ハロルドとの会話劇が秀逸であり、またエチカの心の声(ツッコミ)がコミカルなバディもの。秀逸なミステリで、謎の真相解明までのプロセスにわくわくしながら読み進めました。一方、幼少時に心を凍らせたエチカが、嫌いなアミクスとの交流を通じ殻を破る成長物語でもありました。感情が経験の積み重ねによるものならばAIとヒトはどう違うのかとか、疑似でも認識=存在なのかという哲学的な投げかけもあり、色々と考えさせられました。二人の関係がどうなっていくのか。続きが大いに気になります。

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