1,800円以上の注文で送料無料

かがみの孤城(上) の商品レビュー

4.2

496件のお客様レビュー

  1. 5つ

    201

  2. 4つ

    195

  3. 3つ

    70

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    3

レビューを投稿

2021/03/19

中学生の心情が繊細に描かれていてます。不登校の子供と親のやり取りなどがリアルで、ファンタジーな世界と現実の世界の両方に引き込まれます。分厚いけど読みやすいので、1度読み始めると止まらない…!

Posted byブクログ

2021/03/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

はじめからグイッと話に引き込まれて、夢中で読んだ。面白い。 クラスメイトからの仕打ちにはすごく嫌な気分になるが、その嫌な気分も含めて、感情移入する感覚が半端ない。不登校の子どもの心を本当にリアルに描いている。 あっという間に上巻を読んでしまい、続きが楽しみ。

Posted byブクログ

2021/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初めから何となく7人の間に話の矛盾があると思ってたけど、やっぱり住んでる世界が違った。話の中でパラレルワールドって言ってたけど、わたしは生きてる年代が違うのでは……?と思いながら読んでた。真相はどうなのか続きが気になる。 心理描写が凄い。

Posted byブクログ

2021/03/16

待ちに待った文庫化!字の大きさにびっくり(笑) 学校に行けない中学生たちが、望みをかなえる鍵を探してお城の中を探索する物語。期限は1年。3月まで。上巻では12月の2学期が終わった。。 こころのお母さんが、ちゃんとこころの味方でいてくれる人で良かった。フリースクールの先生のおかげか...

待ちに待った文庫化!字の大きさにびっくり(笑) 学校に行けない中学生たちが、望みをかなえる鍵を探してお城の中を探索する物語。期限は1年。3月まで。上巻では12月の2学期が終わった。。 こころのお母さんが、ちゃんとこころの味方でいてくれる人で良かった。フリースクールの先生のおかげかな。。。 個人的に気になるのはスバル。両親がいなくて、やんちゃな兄。もちろんリオンがなぜハワイの学校に追いやられたのかも。。。そして、3学期、みんなは学校に集まることができるのか。そして鍵やら、みんなの記憶やら行方は!? 下巻へ!

Posted byブクログ

2021/03/23

デビュー作の「冷たい校舎の時は止まる」に匹敵する力作(作者の熱量を感じる作品)ではないでしょうか? 加えて、デビュー当時よりも作家としての力量もあがっているため、とてもよくまとまっています。 本屋大賞受賞も納得です。 過去の辻村作品の特性から、ストーリー中の謎解きのヒントとな...

デビュー作の「冷たい校舎の時は止まる」に匹敵する力作(作者の熱量を感じる作品)ではないでしょうか? 加えて、デビュー当時よりも作家としての力量もあがっているため、とてもよくまとまっています。 本屋大賞受賞も納得です。 過去の辻村作品の特性から、ストーリー中の謎解きのヒントとなるアイテム・キーワードを拾いながら読み進めましたが、幾層にも重なった謎のうち、解けたのは一部でした。 (わかったのは、時間の違い と ある子と別の子が現実世界で遭遇している点ぐらいかな…) 「冷たい校舎…」の登場人物について、 後に「ロードムービー」、「光待つ場所へ」などのスピンオフ作品が書かれたように、 本作品の登場人物のその後も書いてもらいたいです。  

Posted byブクログ

2021/03/15

読んでいてちょっと辛くなる状況を構築しつつ,なるべく現実ではなく鏡の向こう側の世界を中心に物語の布石が打たれていく.少しずつ変化する心の距離を丁寧な筆致で描き,後半につなげる.

Posted byブクログ

2021/03/14

書店に行ったら平積されていたので買った。 数年前に色んな賞を貰っていた気がして読んでみたいなぁと思っていた。 辻村深月さんの本は『ツナグ』『氷のくじら』を読んだことがあり興味があった。 本作は物語に重力がある。 学校に行けない子供達は何故学校に行けないのか? それは、どんな秘...

書店に行ったら平積されていたので買った。 数年前に色んな賞を貰っていた気がして読んでみたいなぁと思っていた。 辻村深月さんの本は『ツナグ』『氷のくじら』を読んだことがあり興味があった。 本作は物語に重力がある。 学校に行けない子供達は何故学校に行けないのか? それは、どんな秘密なのか? かがみの孤城ってなんなのか? オオカミ様は何? 七人の子供の間に繋がっていく絆の行方は? オオカミの遠吠えはチェーホフの銃? 物語の仕掛け・・・? いずれにしても下巻が楽しみです! 学校に行けなくなった主人公の『こころ』は中学一年生。ある日、自分の部屋にいると姿見の鏡が光りだして触れてみると鏡の世界に引き摺り込まれる? そこにはオオカミの頭を持つ少女と城のような建物が!? 『こころ』と同じような境遇の子供達が七人が集められ、城に隠された鍵と部屋を見つければ、どんな願いも叶うとオオカミの少女に告げられる? 信じられるのは誰か?人を欺き誰の手に鍵が渡るのか!そして、願いを叶える代償は・・・ そんな殺伐とした物語ではありません。 少し不思議な物語・・・

Posted byブクログ

2021/03/12

中学校入学当初から学校に通えなくなった少女が、心に押し込んだ重荷を両親にも話せず、自身の心と身体に起きる変調に苦悶しながら引きこもっている。最初は重い小説を買って読み始めてしまったなぁと後悔しかけたが、ある日、彼女の部屋にある鏡が輝きその中に吸い込まれ、得体の知れない城で、それぞ...

中学校入学当初から学校に通えなくなった少女が、心に押し込んだ重荷を両親にも話せず、自身の心と身体に起きる変調に苦悶しながら引きこもっている。最初は重い小説を買って読み始めてしまったなぁと後悔しかけたが、ある日、彼女の部屋にある鏡が輝きその中に吸い込まれ、得体の知れない城で、それぞれに事情を抱えた少年少女たちと出会う。この辺りから彼らのことが少しずつ明らかになっていくことで、物語に引き込まれた。この謎の城がなんなのか、オオカミの仮面をつけた少女は何者なのか、下巻が楽しみだ。

Posted byブクログ

2021/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まだまだ謎が多すぎる。 あと3ヶ月…始業式も心配… 喜多嶋先生も鍵握ってるんだろうな… 下巻、楽しみ。

Posted byブクログ

2021/03/10

待ちに待った文庫化! 発売日にAmazonで予約注文。 中学生のこころは、ある出来事がキッカケで学校へ行かれなくなった。焦る気持ちでドンドン自分を追い詰め、閉じこもってしまう。そこへ突然部屋の鏡が光り、お城の世界へ誘われ…。そこで出会う7人の中学生たち。 ファンタジーから始ま...

待ちに待った文庫化! 発売日にAmazonで予約注文。 中学生のこころは、ある出来事がキッカケで学校へ行かれなくなった。焦る気持ちでドンドン自分を追い詰め、閉じこもってしまう。そこへ突然部屋の鏡が光り、お城の世界へ誘われ…。そこで出会う7人の中学生たち。 ファンタジーから始まった物語は、謎と伏線が張り巡らされていて、辻村深月ワールドへ連れて行かれました。さぁ、伏線の回収と着地は⁈ 下巻へ

Posted byブクログ