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ここじゃない世界に行きたかった の商品レビュー

4.1

59件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

    25

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2021/05/28

自分が最近考えていたことや、ふと疑問に思ったことなどの答えがのっていました。 美しさとはの表現、素敵でした! ここじゃない世界に少し行った気になれます

Posted byブクログ

2021/05/12

多分こう評価されることを著者の方は喜ばないと思うのだけど、現代のノブレスオブリージュのありようだなと思った。 共感できる部分もあれば、住んでる世界が違うみたいな感じで共感しづらい部分もある。けれどどんなところにも日々の生活があって、そこで綴られる言葉がある。 読み終わってしばらく...

多分こう評価されることを著者の方は喜ばないと思うのだけど、現代のノブレスオブリージュのありようだなと思った。 共感できる部分もあれば、住んでる世界が違うみたいな感じで共感しづらい部分もある。けれどどんなところにも日々の生活があって、そこで綴られる言葉がある。 読み終わってしばらく経ってからふと思い返してじわじわ沁みてくる。そんな一冊。

Posted byブクログ

2021/05/06

どなたかの感想でも読みましたが、web上ではなく紙でまとまった文章を読むとまた違った印象となって、少々戸惑った。webだと断片的すぎるのか。紙であれば文章の制限はないし、読者はページの右から左へひとつも単語を読み落とさず読むから伝わりやすいのか。私が普段、塩谷さんのweb上の文章...

どなたかの感想でも読みましたが、web上ではなく紙でまとまった文章を読むとまた違った印象となって、少々戸惑った。webだと断片的すぎるのか。紙であれば文章の制限はないし、読者はページの右から左へひとつも単語を読み落とさず読むから伝わりやすいのか。私が普段、塩谷さんのweb上の文章をきちんと読んでないからかもしれない。でもそうかな……と主題には関係のない部分をぐるぐると考えた。 読みやすく、言葉も選び抜かれていて美しいと感じる表現もあるけれど、基本的にあまりこの方のことを好きではないのかもしれない。というより、読みやすく綺麗な言葉を選んでいるところがあまり好きではないのだと思う。こういう物の見方、文章の書き方が皆は好きでしょう?と押し付けられている感じがするし、これはこの人本来の書き方なのかな?と思う。 自分の人生を、自分が目にする物のすべてを過剰に美しいものに仕立てようとしているところもあるのではないか。多分そこに関してはすでに無意識の領域で、web業界でライターとして活躍している中で自然と身につけてしまっているのではないかと思う。だから、私がこんなことを書いたってご本人は「そんなことない」と否定するだろう。 この本の内容に感動することはなかったけれど、スピードが重視される業界で働いたこともあったから、私も同じ気持ちだ、と思う場面は多々あった。そしてその時の環境に疑問を持ち、落ち着いたところに行きたいと願い、実際に何かしらの行動に移す行動力は見習いたい部分もあった。頭の中は常に雑多で、散らかっていて収集がつかない。やりたいと切望していたことなのに、どんどん違う方向へ流されていく自分。抵抗しても抵抗しきれない環境。そこから這い出すには精神力がいる。 感動できない私はひねくれているのだろうかと思いながら最後まで読んだ。最後まで読んで、やっぱり口の中がざらつくような感覚が最後まで残った。これはなんだろう。

Posted byブクログ

2021/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

研究者ではなく、同年代の一般人が表す社会の見方や現象に同意。 格差や環境問題など、個人の行動やネットなどを生かして、つながっていく様子は、私自身の行動も大きくは間違っていないんだなと勇気づけられる。

Posted byブクログ

2021/04/09

はーなんて心地よい読後感なのか。「享受」って感じ。 『マイノリティデザイン』の澤田さんが一緒にイベントをしていたので、気になった塩谷さんの一冊。 ページをめくりたいけど、読み切るのがもったいなくて、ゆったり、味わうように読んだ。 そして、私はいつもカバーを外して本を読むから...

はーなんて心地よい読後感なのか。「享受」って感じ。 『マイノリティデザイン』の澤田さんが一緒にイベントをしていたので、気になった塩谷さんの一冊。 ページをめくりたいけど、読み切るのがもったいなくて、ゆったり、味わうように読んだ。 そして、私はいつもカバーを外して本を読むから、カバーを外してみると、濃紺の和紙のような手触りは気持ち良くて。ついついなでなでしてしまう。 特に塩谷さんが社会的なイシューについて思考を巡らせる部分がお気に入り。(この2章) 【BLM、アジア系アメリカ人、私の考えていること】 【大統領選、その青と赤のあわいにある、さまざまな色たち】 「努力が身を結ぶのは自分の実力という考えそのものが、自分がマジョリティ側だからこその特権でもあった。」 「個人が持つ思想のほとんどは社会や家庭環境や時代、関係性の鏡として浮かび上がっているものなのだから。」

Posted byブクログ

2021/04/05

一つ一つの言葉はさざなみのようで、でも確かに私の心には浸透している感じがした。 「ミニマルに働く」が特にお気に入り。

Posted byブクログ

2021/03/31

色々な話題に触れられるエッセイ集。 考えたり、気付いたり、きっかけを与えてくれる本。様々な分野に触れることができた。 読む時や人にによって感想がガラリと変わるであろう一冊。 すごくマジメに考えることが好きで、大事にしたいと思うことトコトン大事にし、著者自身の信念に忠実に生き...

色々な話題に触れられるエッセイ集。 考えたり、気付いたり、きっかけを与えてくれる本。様々な分野に触れることができた。 読む時や人にによって感想がガラリと変わるであろう一冊。 すごくマジメに考えることが好きで、大事にしたいと思うことトコトン大事にし、著者自身の信念に忠実に生きているんだろうなと思った。

Posted byブクログ

2021/03/22

インターネット界隈で主にライター、インフルエンサーなどとして活躍する塩谷舞さんの初エッセイ集。 商業ベースのライティングでは、書き手の思いより読者に与える印象が重視され、ユーザーフレンドリーと言えば聞こえが良いが、ネットという監視ツールを駆使した緻密なUXの設計は、ときに人を操...

インターネット界隈で主にライター、インフルエンサーなどとして活躍する塩谷舞さんの初エッセイ集。 商業ベースのライティングでは、書き手の思いより読者に与える印象が重視され、ユーザーフレンドリーと言えば聞こえが良いが、ネットという監視ツールを駆使した緻密なUXの設計は、ときに人を操る領域にまで踏み込んでしまう。この本は、時代の寵児としてそうした技術を大いに発揮しつつも、その清濁に溺れかけた著者が、限られた読者に対しある種の自己療養を兼ねて書き綴った文章から編まれている。 透徹したエシカルな視座はもちろん魅力的だが、それを伝えるUI、価値観や美意識を異にする読者に対してさえほとんど侵襲性を孕まない嫋やかな筆致は、「縦書き」と「横書き」のハイブリッドと言える。 コロナ禍で弱っていたり過敏になったりしている心にもすーっと浸みる、良き随筆でした。

Posted byブクログ

2021/03/21

人生のスピード感がすごい人ってたまにいるけど、そんな人だと感じた。わたしにとってはすこし疲れる本だった。これは否定でもなんでもなく、そういう感想である。 この本を手に取って他の人はどんな感想を抱くのだろう。この感想文を記載したあと、他の人のレビューを読みにいくことにしよう。 た...

人生のスピード感がすごい人ってたまにいるけど、そんな人だと感じた。わたしにとってはすこし疲れる本だった。これは否定でもなんでもなく、そういう感想である。 この本を手に取って他の人はどんな感想を抱くのだろう。この感想文を記載したあと、他の人のレビューを読みにいくことにしよう。 ただ、感動や感銘を受けるほど純粋じゃないことが露わになるだけかもしれない。世界にはこういう人もいるんだなと思っただけだった。文章は読みやすいと思った。 この本は自ら選び取ったわけじゃなくて、要領のいい(加えて、頭の回転も速い)後輩から借りたものだったけれど、彼女は何を思ってこの本を購入したのだろう。

Posted byブクログ

2021/03/21

自分は生きることに必死でかつ無関心で 周りの美しさに気づけていないのかもしれない もっと文字や表現に起こして、自分とは何なのかを 自分の感覚から知っていきたい

Posted byブクログ