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「科学的」は武器になる の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/12/01

科学者である著者の半生を幼少期から時系列的に述べた本。 科学的・論理的思考方法を体系的に整理して紹介するようなハウツー本ではく、著者の知性とユーモア、好奇心を感じ、教育論を展開しているように捉えられた。 著者の様々な出会い・良縁が描かれているが、人生の中で様々な良縁や「セレンデ...

科学者である著者の半生を幼少期から時系列的に述べた本。 科学的・論理的思考方法を体系的に整理して紹介するようなハウツー本ではく、著者の知性とユーモア、好奇心を感じ、教育論を展開しているように捉えられた。 著者の様々な出会い・良縁が描かれているが、人生の中で様々な良縁や「セレンディピティ」は、常に視野を広げ、視座を高めるように心掛けてしっかりと準備していたからこそ起こり得るものだとつくづく思う。 「科学的に無意味でも社会的には意味があるというものがある」という一節が印象的だったのと、データの重要性、それを正しく解釈して利用することが重要だと読み取れた。

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2021/09/09

物理分野で素晴らしい成果をあげてきた著者が、異分野に取り組む際の秘訣を開示した面白い著書だが、科学者の基本として強調しているのが、"自分で動いてデータを確かめ、論文にする.論文の内容に批判がある人は、それを自分自身で科学的に検証し、論文にするしかないのです.それが科学で...

物理分野で素晴らしい成果をあげてきた著者が、異分野に取り組む際の秘訣を開示した面白い著書だが、科学者の基本として強調しているのが、"自分で動いてデータを確かめ、論文にする.論文の内容に批判がある人は、それを自分自身で科学的に検証し、論文にするしかないのです.それが科学です."(p187) 実験を主体に活動してきた人の述懐としてはこれ以上のものはないと感じた.査読済みの論文しか信頼できるものはない、という原則がコロナ禍の中でおろそかにされていると日々感じている.

Posted byブクログ

2021/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・自分で思いついたことをいかに形にするか ・アマチュアの心でプロの仕事をする ・プロジェクトのマネジメントをした。 ・福島原発事故の影響については広島の調査結果から科学的にはすでにほぼ結論が出ている。 ・父は、「世界にどのくらい同世代のライバルがいるか、考えたほうがいい」

Posted byブクログ

2021/07/05

コロナ禍で「専門家の意見」が注目を浴びたが、今後更に「専門家自身が情報発信をしていくべきだ」と言う。ネット上の誤った情報が飛び交う世の中でまさに今国民が必要としていることは専門家から見た意見、情報発信だ。政治家の「政策」とは違っても、国民が正しい情報を持つことは今後重要であり大切...

コロナ禍で「専門家の意見」が注目を浴びたが、今後更に「専門家自身が情報発信をしていくべきだ」と言う。ネット上の誤った情報が飛び交う世の中でまさに今国民が必要としていることは専門家から見た意見、情報発信だ。政治家の「政策」とは違っても、国民が正しい情報を持つことは今後重要であり大切である。そこに賛同、協賛(資金的援助含めて)が強いては国民の命を守ることになるのではないだろうか。

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2021/05/14

一応、「社会『科学』」をするものとして「科学的」とはどういうことか、はっきりできたら良いと思って読みました。 バシッと「これだ」と言い切れるわけではないですが、なんとなくわかったように思います。基本的に態度とか構えとか姿勢の問題が大きいのだと思いました。 そして、流されていくとい...

一応、「社会『科学』」をするものとして「科学的」とはどういうことか、はっきりできたら良いと思って読みました。 バシッと「これだ」と言い切れるわけではないですが、なんとなくわかったように思います。基本的に態度とか構えとか姿勢の問題が大きいのだと思いました。 そして、流されていくというか、自ら選び取ったとは言えないことでも、楽しんでやれば結果がついてくることも多いし、血となり肉となるのだと思います。僕もほぼ流されたままの人生なんで、ある意味励まされました。 大学を定年退職したあと、全く違う分野にチャレンジしているのを見ると、僕もまだまだ流されてもいいな、と思います。 子どもの頃、ヴァイオリンをしていたというのも、アート思考を考えている立場から興味深かったです。

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2021/04/21

著者は3.11やコロナ禍での発信で存在を知っていたが、本を出されたということで読んでみた。 タイトルから受ける感じとは違った内容だったが、大学などでの研究生活についての話はこういった本でなかなか見ることがないので、大変面白く読んだ。 終盤の原発に関する話も目が離せなかった。 ...

著者は3.11やコロナ禍での発信で存在を知っていたが、本を出されたということで読んでみた。 タイトルから受ける感じとは違った内容だったが、大学などでの研究生活についての話はこういった本でなかなか見ることがないので、大変面白く読んだ。 終盤の原発に関する話も目が離せなかった。 また著者が自分が主体的に選んだのは物理の道に進んだこと、あとは出会いなどで動いていったという話は、流されるのは駄目だが流れに身を任せるのも有りかなと思わせてくれた。

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2021/03/23

早野先生の半生を振り返る自叙伝.何となく,口述筆記されたのではないかと感じる.あくまで一事例が時系列的に列挙されているだけなので,そこから知恵や教訓を汲み取れるか否かは受け手に委ねられる.そういう意味では汎用的ではないかも知れない.

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