1,800円以上の注文で送料無料

オムニバス の商品レビュー

3.9

92件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    41

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2024/08/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

姫川シリーズ短編集。どれも姫川の人柄が出ていて、深刻な感じはない。読みやすかった。日野巡査という女性の先輩が出てくる。そしてその先輩が異動になって、補充で入ってくるというのが他シリーズで主人公だった魚住巡査。そら次回作が気になるわけで。そういう他シリーズとのつながりもワクワクさせます。

Posted byブクログ

2024/08/23

姫川玲子シリーズ。 ドラマだけで知ってるつもりだったのを、本は「マリスアングル」を初めて読んだら、3人死んだ?なんだ?彼氏?え?菊田が結婚?とわからないことが満載だった。ストロベリーナイトから順に読むことにして、納得。前作の最後は?の事件も解決して、次の姫川玲子も楽しみ。 「ジウ...

姫川玲子シリーズ。 ドラマだけで知ってるつもりだったのを、本は「マリスアングル」を初めて読んだら、3人死んだ?なんだ?彼氏?え?菊田が結婚?とわからないことが満載だった。ストロベリーナイトから順に読むことにして、納得。前作の最後は?の事件も解決して、次の姫川玲子も楽しみ。 「ジウ」シリーズも「ハング」も気になる。 立ち止まるな、姫川玲子!

Posted byブクログ

2024/08/22

玲子の関係者の視点からの玲子への思いや感じ方が書かれた短編集。気楽に読めるし、他者からの視点は興味深いものがあった。

Posted byブクログ

2024/05/07

姫川玲子シリーズ。仲間たちから見た姫川玲子がオムニバス形式で描かれている。短編なので軽い感じで読めた。事件の捜査より、どのように犯人から真実を吐き出させるかといったところが面白かった。

Posted byブクログ

2024/04/03

ハングを読んだ後に読んで、最後の短編「それって読唇術?」でハングの事件に関連した2人が今は亡くなった事、そしてその死に方が不可解だと。そして姫川が武見と付き合って?る事。そして、姫川班に日野が異動になり、なんと魚住さんが入る!姫川玲子シリーズ毎回間違い無し!次の作品が早く読みたい...

ハングを読んだ後に読んで、最後の短編「それって読唇術?」でハングの事件に関連した2人が今は亡くなった事、そしてその死に方が不可解だと。そして姫川が武見と付き合って?る事。そして、姫川班に日野が異動になり、なんと魚住さんが入る!姫川玲子シリーズ毎回間違い無し!次の作品が早く読みたい。

Posted byブクログ

2024/02/23

姫川と姫川班の人物像が掘り下げられた。次のマリスアングルが更に楽しめそう。 前作の内容をすっかり忘れてしまっていたので読み直したい。

Posted byブクログ

2023/09/02

短編の方がらしさが出るのかもしれない。 というか、長々とした展開に自分が堪えきれなくなってきてるのか。いずれにせよ、満足できた一冊。

Posted byブクログ

2024/06/18

 東京で事件のない日など滅多にない。殺人事件も頻繁に起きるため、担当の姫川班の出動頻度も高くなる。  また、本庁女性捜査官である玲子は、所轄の女性容疑者の取り調べ官として派遣されることもよくあるため、休みなど簡単に潰れてしまう。  これは、そんな姫川玲子の多忙な日常を描く連作短...

 東京で事件のない日など滅多にない。殺人事件も頻繁に起きるため、担当の姫川班の出動頻度も高くなる。  また、本庁女性捜査官である玲子は、所轄の女性容疑者の取り調べ官として派遣されることもよくあるため、休みなど簡単に潰れてしまう。  これは、そんな姫川玲子の多忙な日常を描く連作短編集だ。  なお玲子視点で進む話だけでなく玲子の部下たちの視点で進む話も4話あり、姫川玲子という人間の実像をつかみやすい作りになっている。シリーズ10作目。           ◇  とあるマンションの一室で起きた女子大生殺人事件。葛飾署での大村敏彦という容疑者の取り調べを前にして、玲子は先輩刑事のガンテツこと勝俣警部補から秘密裏に呼び出しを受けていた。  実は、大村は別件で本所署で逮捕されているのだが、それについては一切問うなというのが、勝俣の要件だった。( 第1話「それが嫌なら無人島」)全7話。       * * * * *  おもしろかったのは、部下目線で捉えた玲子の描写でした。  特に第2話 (「六法全書」) で直感に勝れた玲子の捜査法を評した、中松信哉巡査部長の述懐が最高だったと思います。       閃きで動いて功績をあげる玲子を、無造作に川に入っていくわりに手づかみで見事にサケを捕らえるヒグマに喩えるなんて、本当に言い得て妙だと思います。  また、日野利美巡査部長の、玲子に対する複雑な感情も興味深い。  日野も捜査官としては優秀だと思いますが、やはり玲子のような天才型とは一線を画すようです。  日野は年齢的に見て、殉職でもしない限り巡査部長のまま定年を迎えることになるでしょう。負けず嫌いだけに、20歳下の玲子を素直に称賛できない日野の心中は想像に難くありません。  それでも第3話「赤い靴」第4話「青い腕」の2話を通じて2人の距離が縮まっていくさまには心が和みました。  その他では、最終話「それって読唇術?」で明かされる武見検事のプライベート事情がなかなかの見どころです。向こうっ気の強い女性が好みだったんだ、武見さん。  その武見さんが玲子とのことをかなり真剣に考えていることがわかる話でよかったのですが、今後の展開が心配になります。  武見さんは玲子を守り切れるのか、玲子の代わりに命を落とすのか。2人の恋の行方に少し不穏なものを感じてしまいました。  まあ、仕事にプライベートに全力でぶつかっていく、という表現がしっくりくるような玲子の日常。楽しませてもらいました。  また今回は短編だけあって、残忍な描写が苦手な自分には、エグいシーンやジリジリ気を揉むシーンがなくて助かりました。  ところで日野巡査部長の異動に伴い、玲子の下に新たな女性捜査官がつくことになりました。その女性とは……。次作が楽しみで仕方ありません。

Posted byブクログ

2023/07/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

姫川玲子シリーズ。 オムニバスではあるけれど、ノーマンズランドの続編でもあり、別視点からのストーリーでもある。 姫川玲子も35歳になっていて、時の流れを感じる。 彼女は強くかっこいい女性、に見えるけれど、実は脆く弱い女性でもあるように思う。 折れないように懸命に走り続けている印象。

Posted byブクログ

2023/02/13

色んな角度からの姫川玲子 楽しめました。捜査に関することだけでなく人間的な部分にもとても魅力ある人だ。 本の帯に 立ち止まるな、姫川玲子 とあるのだけれど、まさに‼︎ どんどん突き進んで欲しいな。 次に姫川班に入ってくる魚住久江シリーズも読んでみたい。

Posted byブクログ