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アボカドの歴史 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2023/02/23

2023-7 ワカモレ×スーパーボウル掛け合わせたすごさ。 似たような物が無くて、栄養価も高く、見た目も普通じゃ無い。

Posted byブクログ

2021/12/03

アボカドの歴史 (「食」の図書館)。ジェフ・ミラー先生の著書。アボカド好きな人は多いけれどアボカドの歴史は意外と知られていないのかも。私もアボカド好きの自称アボカド大好き人間だけれどアボカドの歴史は知らなかった。アボカドの歴史を知れば知るほどアボカドの奥深さを感じてますますアボカ...

アボカドの歴史 (「食」の図書館)。ジェフ・ミラー先生の著書。アボカド好きな人は多いけれどアボカドの歴史は意外と知られていないのかも。私もアボカド好きの自称アボカド大好き人間だけれどアボカドの歴史は知らなかった。アボカドの歴史を知れば知るほどアボカドの奥深さを感じてますますアボカド好きになってしまいそう。世界のアボガド料理や意外なアボカドの料理法も知ることができるアボカド好きには頼もしい良書。アボカドの歴史を知らずしてアボガド大好き人間を自称することなかれなのかも。

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2021/11/17

読んでてアボカドの凄さを改めて知れて良かった。 原産国の闇は何とかならんかなと思ったし、日本でも訳者の人が言ってた通り、品種表示が難しそうだけどしてほしいと思った。日本でも作っている所はあるのかな。

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2021/09/21

アボカドのタネが大きい理由、 どのようにしてこのような身近な食べ物になったのかなど分かりやすく記載されていました

Posted byブクログ

2021/09/05

数百万年前からパナマ地峡に自生していたアボカドは、大型草食動物(オオナマケモノの一種など)に食され、移動した先でした糞に混ざったタネをもって広域に分布していったという植物の生存戦略が面白い。大型動物絶滅後はメソアメリカ先住民がその後を引継ぎ、ヨーロッパ人入植後は世界各地へ栽培が開...

数百万年前からパナマ地峡に自生していたアボカドは、大型草食動物(オオナマケモノの一種など)に食され、移動した先でした糞に混ざったタネをもって広域に分布していったという植物の生存戦略が面白い。大型動物絶滅後はメソアメリカ先住民がその後を引継ぎ、ヨーロッパ人入植後は世界各地へ栽培が開始されたが、消費者に普及したのはここ100年。そこにはマーケティングのお手本となる手法や、普及と共に蔓延る世界最大の生産を誇るメキシコの裏社会が描かれており、ひとつの果実を巡る壮大な歴史を感じることができた。

Posted byブクログ

2021/05/08

100年前までは、知る人ぞ知る果実だったのに、今では世界中で知られるアボカド。 アボカドと映える、一見すると結び付かないが、関係あった。アメリカ最大のマッチングアプリzoosk.comによると、アボカドのディップ「ワカモレ」を自己紹介で好きと書くと、関心を示すメッセージを...

100年前までは、知る人ぞ知る果実だったのに、今では世界中で知られるアボカド。 アボカドと映える、一見すると結び付かないが、関係あった。アメリカ最大のマッチングアプリzoosk.comによると、アボカドのディップ「ワカモレ」を自己紹介で好きと書くと、関心を示すメッセージを受け取れる確率が144%も上がるそうだ。 オンラインでは、「アボカドろうぜ let's avocuddle」[avocuddleとは、「寄りそう」「抱きあう」という意味のカドルcuddleとアボカドをかけた造語]が大流行した。2016年にはアボカドの絵文字が登場した。 まさかのアボカドが映える存在だったとは、日本では考えられないなあ。 そんなアボカドは新生代に誕生した。新生代新第三紀(約2300万年前~258万年前)の終わりに、火山活動により南北アメリカをつなぐメソアメリカ地峡ができて、今のアボカドになるのに向いた環境が生まれた。 そんなに昔からあるとは思いもよらなかった。 オルメカ、マヤ、アステカと言った古代文明を築いた人々は、アボカドを「神々の贈り物」と称していた。それだけ大事な食べ物なのが分かる。 2016年国別のアボカド生産量を示した地図が載っている。南北アメリカ産のアボカドが世界の生産の大半を占めている。 意外だと思ったのはイスラエルだ。イスラエルにとってアボカドは重要な収入源で、収穫したアボカドのほとんどはヨーロッパ市場に出荷されている。 アボカドについて知ると知らない素顔が見えてくる。まあ、アボカドについて知っていることが少ないだけの興味深い。

Posted byブクログ

2021/05/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 申し訳ないが、こういう本を書店で手に取ることはまずない(最近書店に足を運ばないし)。図書館の新刊コーナーにあったので手に取り、面白いものをまたみつけてしまったという感じだ。  市内の南米料理を出してくれる店でワカモレ(その店ではグァカモレという)もトルティーヤを食し、自宅でも半切りにして種を取除いた穴に少し醤油を垂らしてスポーンでだべている。  中南米原産(メキシコ、グアテマラ、西インド諸島など)のアボガドが世界の店や食卓で食される過程がよく分かる。カルフォルニアロールがカリフォルニアで考案されたのはまさに「産地」だったからだ、なるほど。  マヤ文明やインカ帝国などさらに古くから原住民の食されていたアボカドは、クスノキ科ワニナシ属で遺伝的に異型接合体といって種を育てても親木の遺伝特性をそのまま引き継ぐことはできず、特定の種を栽培するには接木で増やすしかないという。なんとも面倒だ。さらに、その花は雌雄異熟といって、雄しべと雌しべが時期をずらして成熟するため、生産する側は受粉させる手間もかかるという。それでも生産者にとっては実が多く、お金になるという。  ただし、アボカド1個を生産するのに水がバスタブ一杯分必要だとのことで、灌漑による水の枯渇などの問題もありSDGs(Sustainable Development Goals)としての問題もあるという。  アボカドには30%の一価不飽和脂肪酸が含まれ。ビタミンCやE、K、B6を含み、カリウムはバナナの2倍だそうだ。カリウムはワーファリンを内服している人は気をつけなければいけないが、まあバナナほど安価ではなく毎日食す訳ではないだろう。  米国ではトルティーヤチップスにアボガドディンプでスーパーボウルを観戦するのでこれがバカ売れするとのこと。これもアボカドの売込み効果の成果だそう。  アボカドひとつにもいろいろな背景があるものだな。

Posted byブクログ