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そして扉が閉ざされた 新装版 の商品レビュー

3.5

47件のお客様レビュー

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2022/03/06

こういうジャンルが好きな人には古さを感じさせない逸品。作品の評価とは全然関係ないが、この主人公は私嫌いなんだけど、こういう人が女性に困らないのはなぜ?

Posted byブクログ

2022/01/16

 事故死した友人女性の母親に閉じ込められた4人が主人公。閉ざされた空間の中で、以前に死んでしまった人物に何が起きたのかを会話などを通じて解明していこうという展開は、映画「キサラギ」とよく似ている気がする。低予算で映画化できるような気がするが、映画化の話は聞いたことがない。

Posted byブクログ

2021/11/17

360ページほどありますが、あっという間に読み終わりました。すごく読みやすかったです。 部屋に閉じ込められた男女4人が3ヶ月前の事故の真相を究明するというお話でした。 真相はなかなか意外なもので驚きましたが、最後はあっさり終わってしまいました。

Posted byブクログ

2021/11/04
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岡嶋二人さん、『クラインの壺』に続き二作目。 30年前の作品でこの設定ってすごい新しいのでは?『クラインの壺』もVR設定で全く時代を感じさせなかったけど…さすがこれが2人で作ってるパワーなのかな…。 ただ登場人物はすごい時代を感じた笑 みんなバブルで頭ぱっぱらぱーな感じな笑 女性陣の口調が汚いし、煙草ぷかぷか吸うし、男性もセクハラ発言を普通にするし。主人公にも被害者の咲子にもまっったく感情移入できなかった…2人ともカスすぎだろ… マサシと千鶴が終始気の毒だった。 トリックは某少年漫画でも使われてたね。(少年漫画の方がこれを参考にしたのかな?)

Posted byブクログ

2021/10/04
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誰が犯人なのか、それとシェルターから出れるのかとてもワクワクしながら一気に読みました。 全体的には面白かったですが、主人公も殺された女も主人公の次の恋人の女もどれも性格が悪くて何だかなーって思いました。 婚約者だと思い込んでる男は1番マシというか1番の被害者に思いました。 主人公も咲子と別れたいならキッパリ別れれば良いのにそれをウダウダいつまでも続けていて あゆみも婚約者の気持ちを考えないですし 咲子も殺されたのは可哀想だけど、元々の性格が悪いから自業自得かなーとしか思えませんでした。

Posted byブクログ

2021/09/20
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映画でよくある密室閉じ込められ系。閉じ込められた4人の証言だけで推理が進められてるけど、なかなか緊迫感があってよい。密室の中でそうそう選択肢が無いと思いきや、回り回って、最後は予想外な結末になる展開が面白い。

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2021/09/19
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気が付けば密室に男女4名が閉じ込められており、誰も状況を把握していない状態でスタート。場面は密室のみで、それ以外は回想シーン。それを手がかりに推理を進めていく。 あぁ、これはよくある〇〇ゲームみたいなB級ホラーなパターンのやつか…、と思ってたら、妙に古めかしい描写が。ん?と思って発売日を調べたら1987年発売だった。 いや、ちょっと待て。 その時代にこのシチュエーション作っちゃいましたか。よくあるパターンどころじゃなく、先駆者なのでは? ちなみに映画CUBEですら1997年とのこと。これ、さりげなく凄いことなのでは? ちょいネタバレだけど、どうやって4人も運んだんだ?とか、いやトリックそれで大丈夫なんかいっ!とか、初見でそこまで惚れるんかいっ!とか、ママ最後何もないんかいっ!など、他にも突っ込みどころは多々あったが、テンポもよくグイグイ読むことができた。 読む側も色々と知見を得ていたり、今となってはトリックも使いまわされた感もあるので、現代の作品として評価するのはちょっと不利な気がするな。 その当時に出会いたかった。

Posted byブクログ

2021/09/09
  • ネタバレ

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目が覚めると、そこは核シェルターの中。 「お前たちが殺した」 3ヶ月前に死んだ咲子の母親によって、4人は閉じ込められていた・・・。 「CUBE」かなと思って読み始めたが、いやぁ、おもしろかった。 ムチャクチャ、おもしろかった! 1987年に刊行されたそうだが、今回初めて知った、岡嶋二人さん(共著)の他の作品もぜひ読んでみたいと思う。 「まーちゃん」さんの高評価でこの作品を手に取りました。 本当にありがとうございました。2日間、堪能できました。

Posted byブクログ

2021/09/08
  • ネタバレ

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散りばめられた伏線、違和感を最後に一気に回収していく面白さは心地よかった。 そして、真相も「まさか」の一言。 電話とかインターホンはコードがないと繋がらないとか…時代を感じるものの、古さもなく面白かった。

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2021/08/25

最後怒涛の展開で真相が明らかになるところはとても面白く、ページを繰る手が止まりませんでした。 真実への手掛かりがちゃんと本文中に記載されていたため、あの描写はそういうことだったのか!と納得できます。 ただ、被害者の母の描写が少ないせいか、結局なぜ母は事故ではなく他殺だと思ったのか...

最後怒涛の展開で真相が明らかになるところはとても面白く、ページを繰る手が止まりませんでした。 真実への手掛かりがちゃんと本文中に記載されていたため、あの描写はそういうことだったのか!と納得できます。 ただ、被害者の母の描写が少ないせいか、結局なぜ母は事故ではなく他殺だと思ったのかが最後までわかりませんでした。 それと、語り手が第三者視点であるにも関わらずト書きに「こちら側」と書いてあるのが気になりました。どちら側…? もっと言うと「肩をすくめる」という描写が多すぎるのも気になる。きっとアメリカ人でもそんなにすくめない。 全体として見ると個人的にはあまり好きではないかも…。リアリティがあると言えばそれまでなのですが、登場人物が好きになれませんでした。 現恋人の前でいちゃつく男女、自分本位な女、ひたすら可哀想な男。そして高飛車な被害者。 いや、可哀想な男以外みんな自分勝手に見えます。 読んでいてイラッとする部分が多々ありました。 オチがとても良かっただけに、人間性のモヤっと感が残念です。

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