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遺したい味 の商品レビュー

4.2

7件のお客様レビュー

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2024/08/14

平松洋子さんと姜尚美さんの手紙のやり取り。自分の知っているお店が語られているととても嬉しくなる。京都の行きたいお店も増えた。 書籍の中で語られているお店の中で見られてた風景や感じた雰囲気・空気感は自分が読んでも「遺したいもの」だと思えるもの。 どんどんお店が亡くなっていってい...

平松洋子さんと姜尚美さんの手紙のやり取り。自分の知っているお店が語られているととても嬉しくなる。京都の行きたいお店も増えた。 書籍の中で語られているお店の中で見られてた風景や感じた雰囲気・空気感は自分が読んでも「遺したいもの」だと思えるもの。 どんどんお店が亡くなっていっている中で、自分の中でも「遺したい味」を見つけておきたい。

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2023/05/06

美味しいものを食べるとリフレッシュできる。 東京と京都の美味しいものを紹介している。 赤飯が好きでスーパー、たまにデパ地下で買って食べることがある。 京都の創業明治8年「鳴海屋本店」の赤飯は、秋になると丹波栗がゴロゴロ入っている。 栗の風味を生かす...

美味しいものを食べるとリフレッシュできる。 東京と京都の美味しいものを紹介している。 赤飯が好きでスーパー、たまにデパ地下で買って食べることがある。 京都の創業明治8年「鳴海屋本店」の赤飯は、秋になると丹波栗がゴロゴロ入っている。 栗の風味を生かすため、手作業で一粒一粒、渋皮をほどよく残しながら剥ぎ、生栗のまま糯米と蒸し上げるのが特徴で、製法は寸分違わず昔のままだそうだ。 水は昔ながらの井戸水仕込みで、水道水よりも格段に味が丸く仕上がるそうだ。 赤飯につやがあり、モチモチしていて美味しい。 赤飯も美味しいが、カラッと揚がったとんかつもたまらない。 東京・上野にある「ぽん多本家」は、創業明治38年で、家族4代にわたって味を守り続けている。 名前は聞いたことがあるが、行ったことがないので味わいに行きたいなあ。 とんかつ御三家と称されるが、洋食の店なので「カツレツ」だ。 脂身と硬い筋を引いて磨き、赤身を切り、自家製ラードで揚げる。 美味しそうに揚げている様子が載っている。 ブタミンパワーでブーブーと充電したいなあ。

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2022/03/20

コロナ禍という世相を考慮してか、往復書簡 という形式をとって、東京と京都のお互いの 「100年後も残って欲しい」と思える店を紹 介しています。 いずれも家族経営であったおかげで、手広く 事業を行なっていなかったことが幸いしてい たり、常連客に守られていたり、と地元に愛 されてい...

コロナ禍という世相を考慮してか、往復書簡 という形式をとって、東京と京都のお互いの 「100年後も残って欲しい」と思える店を紹 介しています。 いずれも家族経営であったおかげで、手広く 事業を行なっていなかったことが幸いしてい たり、常連客に守られていたり、と地元に愛 されている店ばかりです、 間違いなく、この先100年も続いていくだろ うと思わせるお店ばかりです。

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2022/03/18

平松さんと姜さん どちらの食に関する本も好き。 そんなふたりが紹介しあう 東京と京都の往復書簡。 また食べに行きたいお店が増えたなぁ。 ふたりとも自分のお気に入りの店へ そっと「おつれしたいの」とささやくように お店への取材も温かい。 その味、仕事の細やかさや心意気 「こういう...

平松さんと姜さん どちらの食に関する本も好き。 そんなふたりが紹介しあう 東京と京都の往復書簡。 また食べに行きたいお店が増えたなぁ。 ふたりとも自分のお気に入りの店へ そっと「おつれしたいの」とささやくように お店への取材も温かい。 その味、仕事の細やかさや心意気 「こういうところが愛しい」と 教えてくれているようです。 あ〜、神田まつやのそばが食べたい 夏越しのすぐきを買いに上賀茂行きたい 麹町ドーカンで洋食食べたい イノダコーヒ三条支店のコーヒー飲みたい (来春まで改装中とは!) そんな日がもうすぐ戻ってきますように。

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2021/07/18

食に関するエッセイが多い平松洋子さんと京都に関する食の文章を執筆する姜尚美さん、二人の2年に及ぶ往復書簡、エッセイである。 東京という首都、大都会に長年根差す店、味を紹介、どの店も「なるほど江戸っ子だ」と思わせる。しかしそれほど敷居が高いものでもなく、文章を読むだけでも行って食べ...

食に関するエッセイが多い平松洋子さんと京都に関する食の文章を執筆する姜尚美さん、二人の2年に及ぶ往復書簡、エッセイである。 東京という首都、大都会に長年根差す店、味を紹介、どの店も「なるほど江戸っ子だ」と思わせる。しかしそれほど敷居が高いものでもなく、文章を読むだけでも行って食べてみたくなる店である。 一方京都もそのイメージというと懐石やら京料理といったものを思い浮かべがちだが、普段使いの店である。京都という土地文化、そこに住まう人たちが長年かけて培った物の上に成り立っている店ばかりである。 二人のキレのある文章でそれぞれの店の雰囲気、味が読者に伝わってくる。

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2021/07/10

コロナ禍の中、外食もお出かけも頻度が減り、というかほとんど自粛状態。わざわざ電車に乗って、お目当ての店に食べに行くというのはほとんどしていない。このような本は逆に辛くなるかと思ったが、そんなことはなく、落ち着いたら行ってみたいと楽しみになった。 意外なことに東京、京都それぞれに数...

コロナ禍の中、外食もお出かけも頻度が減り、というかほとんど自粛状態。わざわざ電車に乗って、お目当ての店に食べに行くというのはほとんどしていない。このような本は逆に辛くなるかと思ったが、そんなことはなく、落ち着いたら行ってみたいと楽しみになった。 意外なことに東京、京都それぞれに数軒ずつは行った店があり、わざわざ行ったわけではないのになぁと思うと、それこそこの本に出てくるお店の特徴なのかなと思えた。 お店の味とともに、昔のことを思い出し、わりとしみじみしてしまった。 特に、幼い頃祖父と行った進々堂(確信が持てないまま何十年も経っている)、母と南座に行く前に何度も折り詰めを買ったひさご寿し(お値段を見てちょっとびっくり。もう少し買いやすい値段かと思っていた。相当昔だからもちろん値段は違うに決まっているのだが)、こんな美味しいお赤飯を食べたことがないと思った鳴海餅… あー京都に帰りたい、母に会いたい、ワクチン早く打ちたい…とか訳のわからん感情が湧き上がってきた。 東京 神田まつや そば 麻布十番たぬき煎餅  西荻窪しみずや パン 浅草飯田屋 どじょう 南千住カフェバッハ 上野ぽん多本家 とんかつ 四谷志乃多寿司 いなり 干瓢巻き 新宿随園別館 中華 湯島シンスケ 居酒屋 深川伊勢屋 和菓子 神楽坂御料理山さき 江戸料理 なべ 麹町ドーカン ポークご飯 京都 上七軒ふた葉 うどん 嵐山鶴屋寿 桜餅  百万遍進々堂 喫茶 姉小路麩屋町平野とうふ 堀川下立売鳴海餅本店 赤飯 千本三条冨美家 中華そば 巻き寿司 河原町四条ひさご寿し本店 蒸し寿司 盛り合わせ 壬生キートス パン 三条堺町イノダコーヒー三条支店  宮川町グリル富久屋 フクヤライス 上賀茂すぐきや六郎兵衛 すぐき 今宮神社一文字屋和輔 あぶり餅

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2021/05/05

 東京の遺したい味は平松洋子さん、京都は姜尚美さん。「遺したい味」、2021.1発行。東京は「神田まつや(そば)」、浅草「飯田屋(どぜう)」、上野「ぽん多本家(とんかつ)」、四谷「志乃多寿司(稲荷ずしと海苔巻)」→表紙、湯島「シンスケ(居酒屋)」など。京都は「平野(豆腐)」、「鳴...

 東京の遺したい味は平松洋子さん、京都は姜尚美さん。「遺したい味」、2021.1発行。東京は「神田まつや(そば)」、浅草「飯田屋(どぜう)」、上野「ぽん多本家(とんかつ)」、四谷「志乃多寿司(稲荷ずしと海苔巻)」→表紙、湯島「シンスケ(居酒屋)」など。京都は「平野(豆腐)」、「鳴海餅本店(赤飯)」、「冨美家(中華そば)」、「すぐきや六郎兵衛(漬物)」など。

Posted byブクログ