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公孫龍(巻一) の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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2024/05/30

王子の身から商胡への転身。最初から惹きつける展開。 以前に読んでいた孟嘗君、楽毅と同じ時代。また隗より始めよ、の言われを知る。まだまだ展開が続く。

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2024/05/12

主人公→公孫龍 宮城谷さん作品の主人公はいつも賢人ですね。 郭隗先生 故事【先ず隗より始めよ】の語源になった人ですが 『私を厚遇すれば、私以上の賢人が燕に集まります』と燕王に進言する所、凄いペテン師だなあと思ってましたがここでは郭隗先生と聖人の様になっています。。。 武霊王 ...

主人公→公孫龍 宮城谷さん作品の主人公はいつも賢人ですね。 郭隗先生 故事【先ず隗より始めよ】の語源になった人ですが 『私を厚遇すれば、私以上の賢人が燕に集まります』と燕王に進言する所、凄いペテン師だなあと思ってましたがここでは郭隗先生と聖人の様になっています。。。 武霊王 意外といい人です。 楽毅 次巻以降、公孫龍との絡みが楽しみです。

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2024/04/25

百万の敵を殺すよりも、ひとりの弱者を助けた方が勝ちなのである あなたには真の敵が見えぬのか。実に見えるものが虚で、虚に見えるものが実である、というのが兵法の極意です 過去に起こったことが未来に繰り返されるとすれば、故事をしっていることは未来を照らす燭火といってよい 本当に悲...

百万の敵を殺すよりも、ひとりの弱者を助けた方が勝ちなのである あなたには真の敵が見えぬのか。実に見えるものが虚で、虚に見えるものが実である、というのが兵法の極意です 過去に起こったことが未来に繰り返されるとすれば、故事をしっていることは未来を照らす燭火といってよい 本当に悲しみ、苦しむ者をことばによって慰藉することは至難である 友を得るものは覇者となり、師を得るものは王者となる 負ければ死ぬという真剣勝負において全身全霊で戦った者だけが相手の力量を知るだけでなく敬意さえ覚える時がある。尊敬さえし合えるとも言える 1〜3巻読了

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2022/12/04

孟嘗君、楽毅を読んでおくとさらに楽しめます。 公孫龍って史実キャラのようで、宮城谷さんのオリジナル要素の強い人物なんですね。 オリジナルがあるほうが好きなので、続きがすごく楽しみです。 「楽毅」のときには主父の強さが憎らしかったですが、視点を変えるとこうも違って見えるのか、と驚き...

孟嘗君、楽毅を読んでおくとさらに楽しめます。 公孫龍って史実キャラのようで、宮城谷さんのオリジナル要素の強い人物なんですね。 オリジナルがあるほうが好きなので、続きがすごく楽しみです。 「楽毅」のときには主父の強さが憎らしかったですが、視点を変えるとこうも違って見えるのか、と驚き。

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2022/11/04

2022/11/5読了。『孔丘』以来の宮城谷ワールド。やはり、ページをめくる度にその春秋戦国時代に引き込まされていく。時代→紀元前310年〜250年。

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2022/05/17

日々の慌ただしさから脱することができるのが、宮城谷文学の良さ。本書でも墨絵のように古代中国の歴史が紡がれていく。

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2022/05/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中国、紀元前の春秋戦国時代のストーリー。 周の王子の龍、波乱万丈の人生が始まる。 王子ってことでそれはもう見目麗しく、心根の優しいそして逞しく立派な人物。ただ不遇にも居場所を奪われ敵に追われるが、その人となりに味方する人々に恵まれ…… アレに似ている。シンデレラ。 案の定、次第に戦いの中にいても得るものは大きくきっときっと幸せになるのだろうねと! ようやく二巻めが出たので読み始めた! これは楽しい!

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2021/08/04

久しぶりに中国歴史モノを読んだけどやっぱりみやぎだにせんせいのお話おもしろい!!身分ある人が一度全てを失って自分の才覚だけで大きくなっていくというお約束な展開だけどもやっぱりお約束っておもしろいからお約束な訳で…。展開わかっててもドキドキする。 しかし人の名前が全然覚えられません...

久しぶりに中国歴史モノを読んだけどやっぱりみやぎだにせんせいのお話おもしろい!!身分ある人が一度全てを失って自分の才覚だけで大きくなっていくというお約束な展開だけどもやっぱりお約束っておもしろいからお約束な訳で…。展開わかっててもドキドキする。 しかし人の名前が全然覚えられません……。2巻出る前にあと2回くらい読まないと覚えられんよな…

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2021/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中国戦国時代の平原君の食客の公孫龍を描く中国大河歴史小説の一巻目。 公孫龍については、ほとんど何も知らないし、wikiでも出自は書かれていないです。 そんな人物を主人公として、自由自在にこの時代を駆け巡らせるのはさすがです。 本巻は周の公子が商人に身を変えて、趙や燕と関係を築くところまでです。

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2021/05/16

中国戦国時代の政治家・思想家である公龍孫を主人公にした歴史小説。中国の戦国時代に関する知識は殆どなかったが、次巻以降も読みたいと思わせる。紀元前、三国志前の中国の歴史を勉強しようかなという気持ちにさせる一冊

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