桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか? の商品レビュー
税金や制度のことを噛み砕いて、口語分掌でわかりやすく説明してくれる。 高橋先生のふざけっぷりがクスッと笑えてとても読みやすかった。
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親しみやすく読みやすく、それでいて分かりやすく大まかな税金について学べる良書! 昔話の小ネタとしても使えそうな、クスッと笑いながらさくっと読み進められました。 税金の勉強を始めた私のような初心者向けです。
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P40 洋服代 按分できる?私用で使ったらアウトと聞いたのですが。 P53 違法でも課税。没収されてたら、どうなる? P54 >罪を罰するのは警察 基本、警察は調べて捕まえるまでかと。司法が決めて、行政が罰するのかと。 P221 医療費控除 交通費が抜けているけど、そういう本じゃないということですね。 P267 自己破産でも、税金はダメ。 ちょこっと、勉強になったのですが、出オチ感が。この内容じゃ、実用性はないし。
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とても分かりやすく昔話と税をまなぶことができる。 詳細までは自分での学習が必要だが、生活レベルでの知識が習得可能。
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面白いです。 税務について少し知識がある方が楽しめると思います。YouTuberの衣装が私生活で使用しなければ経費になる可能性が高いなど、最近の話題も楽しめました。
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高橋創・井上マサアキ 「桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか?」 [概要] 第1章 鶴の恩返し 鶴が織った反物を町で売って得た収入は申告の対象である。鶴が反物を織っていた部屋は作業場として経費になるが、ただ、鶴の食費は経費にはならない。食費は反物を織るために直接かかった物ではないからである。 第2章 桃太郎 桃太郎が鬼ヶ島から持ち帰ってきた財宝は雑所得として申告の対象である。鬼退治のために用意したきびだんごは、イヌ、キジ、サルに対する給与として経費となる。また、甲冑や刀も経費となる。これらは、鬼退治にのみ必要と考えられるからである。 第3章 わらしべ長者 物々交換にも基本的に譲渡所得として税金がかかる。物々交換の場合、売ったものの時価と買ったものの値段の差額が譲渡所得となる。売ったものの時価は通常取引される価格で評価される。ただ、生活用品を売った場合なとば非課税となる。 第4章 分福茶釜 タヌキの芸でお金を儲けた古道具屋さんは税金を納める必要がある。この場合、タヌキは減価償却費として経費となる。減価償却には生物も含まれる。 第5章 うばすて山 山に親を捨てた子どもは相続できないといえる。相続には欠格というものがあり、遺産の相続目当てに親を殺害した場合は、欠格に該当し、遺産を相続できなくなる。ただ、基本的に故人の配偶者や子どもはしたり遺産を相続できる。 第6章 舌切り雀&笠地蔵 贈与税は相続税法内で定められている。贈与税は年間110万円までに関しては税金がかからない。ただ、相続時精算課税制度が設けられており、上の世代から下の世代に贈与があった場合には2500万円までは贈与税は課されない。 第7章 かぐや姫 翁が竹の中の黄金は拾得物であり、一時所得にあたる。かぐや姫が仮に男性から贈り物を受け取った場合には雑所得又は事業所得にあたりる。 第8章 かちかち山 治療のために使った費用は、医療費控除として所得から減額できる。ただ、一定額を超えないと控除できない。 また、一部の市販薬も医療費控除の対象となる。 第9章 三年寝太郎 金太郎 年間の合計所得金額が48万円以下であり、生計を一にしている16歳以上の子どもがいる場合、扶養控除が適用される。また、生計を一にする子を有する単身者もひとり親控除が適用される。 最終章 浦島太郎 納税の手続きをしない場合、罰金が課される。遅れた場合は利息が課される。納税を遅延してから一定の期間が過ぎると差し押さえられる。 [感想] 昔話の登場人物が税金についての相談を受けに税理士事務所にやってきます。昔話と絡めて税金について学べるので、税金についてだけ書いている専門書より、圧倒的に読みやすいと思います。ただ、学べる知識としては浅いと思います。税金初心者の方にはおすすめです。
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表題を初め、「金太郎」は扶養控除の対象なのか、「笠地蔵」の贈り物に贈与税はかかるのか、「かちかち山」のたぬきは医療費控除を申請できるのか、「姥捨て山」に置いてきた母の遺産は相続できるのか…といった、誰でも知っている事例を元に、税について検証している。 著者の高橋税理士、アシスタン...
表題を初め、「金太郎」は扶養控除の対象なのか、「笠地蔵」の贈り物に贈与税はかかるのか、「かちかち山」のたぬきは医療費控除を申請できるのか、「姥捨て山」に置いてきた母の遺産は相続できるのか…といった、誰でも知っている事例を元に、税について検証している。 著者の高橋税理士、アシスタントの小沢君、昔話の登場人物のトークで話が進められる。 面白おかしく、手軽に、税について考えるきっかけとなる一冊。
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