会計×戦略思考 の商品レビュー
決算書は考えてから読む 数字から読み取ることも大事だが、何を読み取るのかの目的、仮説をもって読むのはまた違う
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様々な会計本を読んできたが、目的を持って一つ一つ構造を読み解くことでかなり実践に近い会計力を身につけることができた。大局を見ることの重要性を改めて実感した。
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『会計戦略思考』 【A;購読動機】 社会人になってから会計畑を歩むことになったことがきっかけです。その後、会計、マーケティングそして経営が「つながっている」ということを体感しながら実務を行ってきました。 ただし、体感という記載のとおり「感覚」でこなしてきてしまったのがよろしくあり...
『会計戦略思考』 【A;購読動機】 社会人になってから会計畑を歩むことになったことがきっかけです。その後、会計、マーケティングそして経営が「つながっている」ということを体感しながら実務を行ってきました。 ただし、体感という記載のとおり「感覚」でこなしてきてしまったのがよろしくありません。 そのため、「学」として「理論」を知ることが必要と考えました。なぜならば、実務の「安定」「スピード」がさらに増すと推察できるからです。 ―――――――― 【B;書籍の魅力】 以下のような状況の方へお薦めです。 1)数値・会計には関心がある。 2)ただし、勘定科目、決算処理は難しくて理解が及ばない。 3)会計、経営そしてマーケティングを一気通貫で理解をしたい。 お薦めな理由は3点です。 1)先生・生徒という対話形式での構成。 2)実在の企業決算を引用しての構成。 3)数値から経営・マーケティングへの構成。 ―――――――― 会計系の書籍。それなりに読みました。現時点でベスト3位に入ります。 【C;書籍からの学び】 大きく2点です。 1)その数値から何が読み取れるのか?「だから、それで?」 2)その数値の裏側の「経営戦略」は何か? なぜその経営戦略なのか? 直近、この書籍を読了したあとに、上場企業の決算資料・IRを読み解きました。そのときに、1)2)を行っています。このプロセスをはさむことで、該当企業の未来への進み方を推察できるようになりました。 ―――――――― 【D;書籍の内容】 ①会計とはなにか? 経営戦略を理解する、実現する手段のひとつであること。 会計は結果・数値である。 ②会計力とはなにか? 企業数値を読み解く力。 ③戦略思考力とはなにか? 企業活動から経営戦略(勝ち続ける仕組み・経営資源の配分)を読み解く力である。 ④会計戦略思考とはなにか? 会計という結果から、原因の企業活動に思考をとばすこと。 該当企業の競争優位がどこにあるのか?当たりをつけること。 ⑤会計数値を読み解く。大事な1ステップめとは? その企業名を想像して、数値から業種・社名を推察すること。 仮説の企業名と実際の企業名のGAPが数値を読み解くヒントになる。 ⑥会計数値を読み解く。最後のステップは? で、その企業はどこに進むの? なぜなの?と経営戦略を推察すること。
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会計の数値から何を読み取るか、非常に分かりやすく解説してくれる。実際の企業のPLやBSを基に詳しく説明されるのでイメージも湧くし、興味が持ちやすい。自分なりの仮説を持ち、それを検証していく過程は正にスリリングであり、会計の素人でもとっつき易いと思う。
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会社の研修の課題図書で出された本。これまで会計についてまったく触れてこなかったけど、決算書や貸借対照表の読み方をわかりやすく教えてくれた。 研修でもいろんな企業の決算書を見ていったけど本当に面白い。企業それぞれの戦略が数字に表れている。 決算書は、ある意味企業の健康診断の結果みた...
会社の研修の課題図書で出された本。これまで会計についてまったく触れてこなかったけど、決算書や貸借対照表の読み方をわかりやすく教えてくれた。 研修でもいろんな企業の決算書を見ていったけど本当に面白い。企業それぞれの戦略が数字に表れている。 決算書は、ある意味企業の健康診断の結果みたいなものかもしれない。決算書からブランドのあり方を見直していけたら、より力になれそう。
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会計は数字を定量的に分析するのではなく、ビジネスそのものを定性的に分析することが必要であるということが理解できる本。 会計の数値は企業活動の結果である、なので、ビジネスを考えるスタートは数値ではなく、企業活動する中での、外部、内部環境を的確に把握することにある。 決算書を読む前に...
会計は数字を定量的に分析するのではなく、ビジネスそのものを定性的に分析することが必要であるということが理解できる本。 会計の数値は企業活動の結果である、なので、ビジネスを考えるスタートは数値ではなく、企業活動する中での、外部、内部環境を的確に把握することにある。 決算書を読む前に、自分なりにどのような中身になっているか仮説を持って考えてから見ること、また仮説を立てるときにどのような状況に晒されているか、外部、内部環境をフレームワークを使いながら考えてみることが大切である。 そしてこれを興味を持って訓練し続けることが、自分にとって何より重要。 考える手順がわかること、フレームワークが整理されていることからこの本を見ながら考えていくのにも使える、おすすめできる本。 事象が起きる原因を論理的に押さえていくと良い(売れない→売値が下がる→粗利が下がる→プロモーションのため販管費が上がる→営業利益が下がる、など) 学びメモ ・会計の数値を常にビジネスの活動と関連づけながら捉えること ・ある数字に対してWHY?、SO WHAT?なぜその数値なのか、その数値から何が言えるのか、問いかけ、意味合いを導くこと ・決算書を読む前に仮説を立てること ・仮説を立てるときには間違いを恐れないこと ・5Fで脅威を考える、まずは自社の業界をどう定義するか ・バリューチェーンを用いることで、事業の流れを分解し、どこに戦略の優位性を出しているかを分析する ・ビジネスモデル、利益構造を常に念頭に入れる ・マーケティングは、research→STP→MM→implementation(実施)→control(管理) ベンチマーク ・売上高営業利益率10%、製造業における優良企業で用いられる ・売上高総利益率20〜30%、製造業でも小売業でも比較的よく見られる平均値 ・ROE 8%、経産省が発表した伊藤レポート
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会計とマーケティングを掛け合わせてどう考えるかが分かりやすく解説されていて、とても勉強になった。 これから決算書を見る際には参考にしようと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大津氏の会計、戦略本。この方の本はほんとうにいつもわかりやすくて、実務連動性高くて素晴らしい。 良著。 具体例もわかりやすくバランスも良い メモ ・BSを読み解く三つの基本法則 大局観をもつ。BSは固まりで読む 優先順位をつける。大きな数値から読む 仮説思考を貫く。考えてから読む ・
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めちゃめちゃいいと思う 読み返したい 折に触れ読み返したい ただ、kindle版で買って読んでしまったので画面サイズ調整入っておらず読みづらくてしょうがなかった…そこは失敗
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図書館から結構分厚い本が届いた。 うわ、いま意識高い系の気分じゃないのに…。 そう思いながら、パラパラとページをめくって あれ、会計なのに、おもしろい…?? 2日間で読み切ってしまいました! 良書です。
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