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ナキメサマ の商品レビュー

3.7

44件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2023/08/15

面白かった!因習ホラーぽい雰囲気は漂うものの、なんかパッとしない展開が続いたり、ちらっとホラーな展開でスピードが上がるかと思いきやゆったりし始めたり、しかし本番は一つ目の大展開からだった。うわこうきたか、と思っていると阿鼻叫喚のグロ展開。めっちゃ良い!映像で見たい!と、なかなか良...

面白かった!因習ホラーぽい雰囲気は漂うものの、なんかパッとしない展開が続いたり、ちらっとホラーな展開でスピードが上がるかと思いきやゆったりし始めたり、しかし本番は一つ目の大展開からだった。うわこうきたか、と思っていると阿鼻叫喚のグロ展開。めっちゃ良い!映像で見たい!と、なかなか良い着地しながらも払えない違和感。まさかもう一ネタぶち込んで来るとは思わなかった。大好きな流れでした。

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2023/05/07

王道因習ホラー。謎解きパート直前の那々木×主人公のシーンはとても良かったです。脳汁でた。 でも全体的には期待しすぎちゃったかなって感じだからとにかくあらすじとか帯とかに「大どんでん返し」ってワードを入れるのはやめてください( ; ; ) 前提にこのワードがあると伏線に気づいちゃ...

王道因習ホラー。謎解きパート直前の那々木×主人公のシーンはとても良かったです。脳汁でた。 でも全体的には期待しすぎちゃったかなって感じだからとにかくあらすじとか帯とかに「大どんでん返し」ってワードを入れるのはやめてください( ; ; ) 前提にこのワードがあると伏線に気づいちゃうよ気付きたくないのに!!!

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2023/05/01

もっと地獄絵図になってほしかったす ただラストは気づけなかったなあ そこの部分読み返したらキモすぎた

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2023/03/31

最後まで読み切らないと本当の恐怖は来ない。 しかし最後まで読んだ後の恐怖はハンパない。 悪寒が止まらない。こんな大どんでん返し初めてだった。

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2023/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『あー誰か殺してバラバラにして捨ててきたワケね…』から始まる尚人への不信感や嫌悪感や違和感。 おまけに登場人物全て感じ悪いというか気持ち悪い。そして肝心なナキメサマは怖くない( ̄▽ ̄) という割にはイッキ読みしましたけれど。

Posted byブクログ

2023/01/18

初恋の相手である小夜子が故郷に帰ったまま音信不通になったと聞き、稲守村を訪れた主人公。そこでは二十三年に一度の儀式が行われることになっており、小夜子はその巫女を務めるらしい。しかし村を徘徊する異形のものと出逢い、さらには不審な死を遂げる者も出る中、儀式の内容にも疑念が湧いてくる。...

初恋の相手である小夜子が故郷に帰ったまま音信不通になったと聞き、稲守村を訪れた主人公。そこでは二十三年に一度の儀式が行われることになっており、小夜子はその巫女を務めるらしい。しかし村を徘徊する異形のものと出逢い、さらには不審な死を遂げる者も出る中、儀式の内容にも疑念が湧いてくる。村で祀られているナキメサマとは何なのか、そして小夜子は無事なのか。パワフルなホラーミステリです。 ああもうこういうの大好き。いわくありげな村の儀式とか、恐ろしい怪物とか、わくわくしてしまうホラー要素がてんこ盛り。もちろんホラーがダメな人にとってはこれ、とんでもなく怖くってお勧めできませんが。ホラー好きにはたまりませんねえ。そして謎の要素も読みごたえがあって驚かされます。 しかし恐ろしいですねえ、エピローグ。ここで判明したあることに関しては見抜くことができたのですが。しかしそれでもこの結末は予想しませんでした。ある意味これは真実の愛? いえいえ、あまりに恐ろしすぎますってば。

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2023/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

舞台は北海道・稲守村。 かつての恋人を探しに彼女の故郷を訪れた倉坂尚人はそこで驚愕の光景を目撃する。 村を徘徊する白無垢の異形、人間業とは思えない死体、23年来の巫女の儀式、この村ではいったい何が祀られているのか・・・。 皆皆が口を閉ざす<ナキメサマ>の正体とは・・・。  作者がそもそも本格ミステリー書きを目指していた方なので今作にはホラーと一緒にトリッキーな結末が用意されている。 時系列誤認については伏線らしい伏線がない。 2月の北海道なら何かしら季節に関するトリックがあっても良かったか。 人物誤認については違和感の残る人物描写で気付く方も多いだろう。 ナキメサマという異形よりも最終的には閉鎖的な人間心理に恐ろしさを味わう物語になっている。

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2022/12/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【ネタばれあり】 高校時代の元カノ、小夜子が行方不明になり、それを探すために小夜子の友達だと名乗る女と共に小夜子の故郷の村へ出かけることになった主人公の尚人。小夜子はとある儀式の巫女を務めるため蔵に籠っていて、会うことが出来ないと言う。祭が終わるまで村に滞在することになった主人公たちは、夜な夜な徘徊する恐ろしい怪異と遭遇し…というストーリー。 怪しげな村の怪しげな村人たちの怪しげな儀式の話!こんなんなんぼあってもいいですからね!好きです。終盤に色々とどんでん返しが仕掛けてあり、最後まで楽しめました。 ただ、冒頭から主人公が誰かを殺してばらして捨ててきたんだろうなぁと思わせる描写が入っていたり、小夜子と主人公のターンの時系列がずれてるんだろうなというのもなんとなく読めたり、もうちょっとその辺うまくぼかして書いた方が最後に驚けたし面白かったんじゃないかなぁと思った。ちょっと惜しい。 作中に登場するホラー作家、那々木が活躍する別シリーズもあるようで、そちらも機会があれば読んでみたい。

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2022/10/28

見るからにホラーな装丁に目を奪われる。書店に平置きされていた本書を見た時からとても気になっていたのは間違いない。なぜなら本棚に2冊あったから。(笑)本屋で購入して積読しつつ、BOOKOFFで見つけて買っていたようだ。たまにあるんだな、そんな本棚に2冊ある本が。グロいホラーを欲して...

見るからにホラーな装丁に目を奪われる。書店に平置きされていた本書を見た時からとても気になっていたのは間違いない。なぜなら本棚に2冊あったから。(笑)本屋で購入して積読しつつ、BOOKOFFで見つけて買っていたようだ。たまにあるんだな、そんな本棚に2冊ある本が。グロいホラーを欲していたんだなぁ。 でもそんな本書、後半までなかなか盛り上がらなかった。いわゆる土着信仰系の物語。しかし儀式が始まって、真実が分かってからはゾクゾクした。そしてラストは追い打ちをかけるどんでん返し!なのだが、そこがなんだかあっさりとし過ぎていて物足らなさを感じてしまった。

Posted byブクログ

2022/09/25

因習に囚われた閉鎖的な寒村、夜ごと現れる異形の怪異、という民俗学ホラーの醍醐味を抑えつつ、読者を欺く仕掛けや伏線回収が満載なのが楽しい。特にラストの真相発覚を読めば、すぐに最初から読み直したくなるだろう。

Posted byブクログ