金曜日の本 の商品レビュー
久しぶりの大好きな吉田篤弘さんの本 自身の幼い頃のお話 なのだけれどまるで小説のように楽しく読めた 「窮鼠、夜を往く」も心にしみる おじさんたちの話しも、興味深い 今ある吉田篤弘さんの元はおじさんにあるのかも
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金曜日の退勤後に、この本を旅行先に向かう電車の中で読んだ。あの、図書室の感じ。ズラーっと並んだ本棚から自分の好きな本を見つける感覚。懐かしい^^ 吉田さんの少年時代のお話、共感できるところもあれば、1歳頃を覚えているなんて記憶力すごいと思ったり、最後のフレーズでグッときたり、す...
金曜日の退勤後に、この本を旅行先に向かう電車の中で読んだ。あの、図書室の感じ。ズラーっと並んだ本棚から自分の好きな本を見つける感覚。懐かしい^^ 吉田さんの少年時代のお話、共感できるところもあれば、1歳頃を覚えているなんて記憶力すごいと思ったり、最後のフレーズでグッときたり、すごく楽しみながら読めた。
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数年前に読了しましたが、また今回読みたくなって一気に読んでしまいました。 読書をする時間、私は夜に読みましたが読み終わった後の気持ちがフワフワと温かい気持ちになりました☆ この気持ちのまま寝ようかな。 またふとした時に読みたいと思います。
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流れるように読めるように、見出しは本文中にはない。アスタリスクがその代わり。読み終えたばかりの『京都で考えた』で知ったことが、この本にもあった。嬉しかった。 まず吉田さんの記憶力に驚かされた。生まれて初めての記憶が1歳だなんて。その頃から本好きなのは、ほほえましかった。小学校の...
流れるように読めるように、見出しは本文中にはない。アスタリスクがその代わり。読み終えたばかりの『京都で考えた』で知ったことが、この本にもあった。嬉しかった。 まず吉田さんの記憶力に驚かされた。生まれて初めての記憶が1歳だなんて。その頃から本好きなのは、ほほえましかった。小学校の図書室の本が、ほとんど聞こえない静かな声で語り続けているようで、だから図書室や図書館は静かなんだと納得したなんて、すごい小学生。本がいつも同じ声で同じ話を同じように語ってくれることに安心を感じる気持ちもすごいな。およそ12歳くらいまでの吉田さんの両親やおじおば、友達とのことが書かれていた。壁新聞やピザや、他にも以前に読んだ本のなかにちりばめられていた言葉をみつけることもできて、楽しかった。 私にとっての金曜日の本も、これからも見つけていきたい。
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金曜日の本を金曜日の夜に読み、 たくさん本が読みたくなり、そして今から寝る。 すごく満たされた時間でした。
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吉田篤弘さんの少年時代のエッセイ。 夢の中のような穏やかで不思議な世界観で、読んでいて心地が良い。 挿絵も可愛くて、なんだか童話を読んでいるような気持ちになる。 ⚫「仕事が終わった。今日は金曜日。午後六時である。明日あさっては休み で、特にこれといって用事もない。つまり、今夜か...
吉田篤弘さんの少年時代のエッセイ。 夢の中のような穏やかで不思議な世界観で、読んでいて心地が良い。 挿絵も可愛くて、なんだか童話を読んでいるような気持ちになる。 ⚫「仕事が終わった。今日は金曜日。午後六時である。明日あさっては休み で、特にこれといって用事もない。つまり、今夜から日曜の夜まで、心お きなく本が読める。 まずは食料と飲みものを確保し、ロッカーに預けて手ぶらで本屋に行く。 身も心も手ぶらになる。何の情報も要らない。誰かが推薦しているとか、 映画化されているとか、そんなことは知らない。 知らない方がいい。子供のころ、学校の図書室で本を選んでいたときの気分に戻りたい。あ、これ を読みたい、と思った本を立ち読みし、面白そうだったら、迷わず手に入れる。そんなふうに、ただ自分の好きな本を読んで、それで本が好きになった。」 ⚫本には「読む時間」の前に「選ぶ時間」がある。もしかすると、読んでいるときと同じくらい選ぶ時間を愉しんできたかもしれない。 確かに、本は選ぶ時間も楽しいんだよなぁ!
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少年時代の思い出 皆、他人の考えたことをちゃっかりと頭に仕舞い込み、そいつをあたかも自分が発見した考えのように利用して頭のよいフリをしている。 また出てきた。 夜中に見た映画。同じものを別の場所で共有することの良さ
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「忘れかけていたこと」 吉田さんの本を読むと、不思議と昔のことを思い出す。 彼のどの作品を読んでもそうなのだけれど、 本作は特にそれが印象的に、私の心に残っている。 金曜日の本。はて、なんのことやら。 そう思いつつ読み始めて、 気がついたら日付が変わっていて、 そして、昔...
「忘れかけていたこと」 吉田さんの本を読むと、不思議と昔のことを思い出す。 彼のどの作品を読んでもそうなのだけれど、 本作は特にそれが印象的に、私の心に残っている。 金曜日の本。はて、なんのことやら。 そう思いつつ読み始めて、 気がついたら日付が変わっていて、 そして、昔のことをぽろぽろと思い出して。 なんだか不思議だなと。 彼が回顧する物語はみんなどこか懐かしくて、 私はその場にいないのに、まだ生まれてすらないのに、 その様子がありありと、 でもどこかおぼろげに浮かんでくる。 それが頭の中で勝手に自分の思い出に変わっていて、 あぁ、そういえばこんなことあったなーって。 金曜日の本。 さて、 私にとってのその本は、いったい何だったのだろう。 また読み返すときに一冊くらいは、思い浮かんでくれたらいいなぁ。 じゃあまた、金曜日に。
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物語との出会いは不思議で、どうして吉田篤弘を知ったのか思い出せないけれど、なぜかAmazonのお気に入りリストに入っていて偶然買った一冊が月とコーヒーだった。 それから大好きな作家さんのひとりになって、その気持ちは吉田篤弘を読むたびに、きらきら光って強くなっていく。 本作も、...
物語との出会いは不思議で、どうして吉田篤弘を知ったのか思い出せないけれど、なぜかAmazonのお気に入りリストに入っていて偶然買った一冊が月とコーヒーだった。 それから大好きな作家さんのひとりになって、その気持ちは吉田篤弘を読むたびに、きらきら光って強くなっていく。 本作も、とてもすてきな一冊。 金曜日、仕事終わりにそっと開いて、物語のなかに入っていきたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本を買うことは、その本を未来に読むというひとつの約束のようなものを買うこと‥ という文章が、なるほど~本当にそういうことだよな〜と、印象に残りました。
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