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連鎖感染 chain infection の商品レビュー

3.8

20件のお客様レビュー

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2021/11/27

コロナ禍の現在に読むと作り物としてとらえられなく、切実な身近な問題に思えて心が痛んだ。人為的に引き起こされたバイオテロは人の命をもてあそび許しがたい。後半は激しい怒りがずっと胸に渦巻いていた。由紀の研究者魂でどうにか解決となったが茶番劇でやっつけ感が否めなかった。 世の中そんなに...

コロナ禍の現在に読むと作り物としてとらえられなく、切実な身近な問題に思えて心が痛んだ。人為的に引き起こされたバイオテロは人の命をもてあそび許しがたい。後半は激しい怒りがずっと胸に渦巻いていた。由紀の研究者魂でどうにか解決となったが茶番劇でやっつけ感が否めなかった。 世の中そんなに甘くないって何度も思ってしまった。

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2021/11/22

コロナ禍の今だからこそ、怖さをより感じることができた。 生物学やウイルスについて、難しい部分も多々あったが、それでも面白く読み進める事ができた。

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2021/09/17

感染症というタイムリーな内容に興味を持って手に取りました。 エンタメ感が強めのミステリーで、原因を追っていく過程がテンポ良く面白かった。 科学技術は使う人間の良心に委ねられる という、ヒトの心の脆さ危うさを考えさせられたお話でした。

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2021/08/30

105刻にかなった作品だが、背景の解説や展開が雑すぎる。感染や生物兵器の怖さは伝わったけど小説としてのストーリーはもう少し練る必要があるかも。

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2021/08/05

事実は小説より奇なりというより、あまりにひどい現実。コロナ禍での政府や関係者の対応は、笑ってしまったこの小説の登場人物よりマンガ的!文章が雑でクライマックスも乱暴、生物学愛もしつこすぎるが、先が楽しみ。

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2021/07/16

一気に読みました。やっぱり由紀が出てくると魅力が増しますね。小粒かもしれないけど、この閉じた世界を楽しみました。

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2021/03/29

勿論、生物学や細菌学の知見ゼロなので、科学的根拠がどこまで正しいとかはわかりません。コロナ禍でタイムリーな発刊で、生物兵器や感染の恐ろしさと科学者の良心を考えさせられる。といっても小説ならではの手法で謎解きミステリー的な要素と由紀のような特異キャラクタを配してエンタメ的な要素も混...

勿論、生物学や細菌学の知見ゼロなので、科学的根拠がどこまで正しいとかはわかりません。コロナ禍でタイムリーな発刊で、生物兵器や感染の恐ろしさと科学者の良心を考えさせられる。といっても小説ならではの手法で謎解きミステリー的な要素と由紀のような特異キャラクタを配してエンタメ的な要素も混在させて、最後まで考えながらも楽しめる一冊になっている。このまま十分映画化できるなあと思うほど、映像が思い浮かぶ表現力も特筆ものです。

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2021/02/14

恐るべき感染症の恐怖を描いた医療サスペンスミステリ。 突如として発症した謎の患者たち。前例のない症状で苦しみ命を落としてしまう彼らを蝕んだ病の正体は、普通ではありえない感染症によるもの。これはバイオテロなのか、そしていったい何が起こっているのか。何もわからないままひたすらに患者の...

恐るべき感染症の恐怖を描いた医療サスペンスミステリ。 突如として発症した謎の患者たち。前例のない症状で苦しみ命を落としてしまう彼らを蝕んだ病の正体は、普通ではありえない感染症によるもの。これはバイオテロなのか、そしていったい何が起こっているのか。何もわからないままひたすらに患者の治療に努めながら、しかし自らも感染し倒れていく医療従事者たち。なんだかもういろいろ現実にも重ね合わせてしまって恐ろしいです。 圧倒的に絶望しか感じられない中、それでもその正体を突き止め解決しようとする利根川由紀。彼女の豪放磊落なキャラにはほっとさせられました。とぼけたキャラの門倉も魅力的。もちろん真摯に頑張る人たちが素敵なのは当たり前なのだけれど、あまりに思い詰めて悲愴なので、そういう人ばかりだと読むのがつらいんですよね。ある意味能天気に思える人たちの明るさに救われる部分があります。 この感染症を生み出した「犯人」がいるわけですが。ぞっとさせられたのが、彼らが決して「悪魔」などではなく人間だったこと。良心も何もまるでないような人間ではないはずだったのに、それでもこんなことをしでかしてしまう。完全な悪意ばかりではないところが、何ともいえず恐ろしくも悲しくもありました。

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2021/05/20

今読んで欲しい。 作者の経験や知識からかなり具体的に伝わってきた。 フィクションとはいえ、今、多くのひとに読んで考えて欲しいと思う。 外野はなんとでも言える。 中にいる人のことを考えて欲しい。 自分が良ければいいのでは、子供すぎないか?

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2021/01/28

1月27日新着図書:東邦大学卒業生の北里紗月氏が著した小説です。未知のウイルスに対する医師たちの死闘を描いた物語で、今のコロナウイルスに影響を受けた医療状況にも通ずるところがあるかもしれません。習志野メディアセンターでは北里氏の著作を他2冊もっています(「さようなら、お母さん」「...

1月27日新着図書:東邦大学卒業生の北里紗月氏が著した小説です。未知のウイルスに対する医師たちの死闘を描いた物語で、今のコロナウイルスに影響を受けた医療状況にも通ずるところがあるかもしれません。習志野メディアセンターでは北里氏の著作を他2冊もっています(「さようなら、お母さん」「清らかな、世界の果てで」)。皆さんの先輩の力作、是非ご覧ください。 タイトル:連鎖感染 chain infection 請求記号:910.26:Ki URL:https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28178324

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