連鎖感染 chain infection の商品レビュー
【おすすめポイント】東邦大学理学研究科出身の北里紗月さんによる、未知のウイルス感染症への恐怖と医療現場での治療などを描いた、医療小説です。新型コロナウイルスそのものを描いたわけではありませんが、類似する所もあり、つい読み入ってしまいます。皆さんの先輩の著作、是非お読みください! ...
【おすすめポイント】東邦大学理学研究科出身の北里紗月さんによる、未知のウイルス感染症への恐怖と医療現場での治療などを描いた、医療小説です。新型コロナウイルスそのものを描いたわけではありませんが、類似する所もあり、つい読み入ってしまいます。皆さんの先輩の著作、是非お読みください! 【請求記号】910.26:Ki 【配置場所】1階新書庫右 【URL】https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28178324
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図書館の特設コーナーに置いてあり、「おっ!私の好きな感染モノ!」と意気揚々と手に取りましたが…前に読んでました。あらすじ読んでも気付かなかったので危なかった。 天才少女が何でも出来て無敵すぎるなーとは思ったけど、最後まで飽きずに読めました。ただ昔のその辺りの組織のこと言い出した...
図書館の特設コーナーに置いてあり、「おっ!私の好きな感染モノ!」と意気揚々と手に取りましたが…前に読んでました。あらすじ読んでも気付かなかったので危なかった。 天才少女が何でも出来て無敵すぎるなーとは思ったけど、最後まで飽きずに読めました。ただ昔のその辺りの組織のこと言い出したら何でもありじゃない?って気がする。 特に記憶に残るような衝撃が走るような展開はない。同じパンデミック系を何冊も読んでるからそう思うだけで、この本だけ読むなら星4でもいいかも。
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コロナ禍の中で読むと、なかなか身につまされるものがあります。 カザフスタン人って、日本人に似てるのか〜、知らなかった。というトリビアを仕入れました。 この作者の作品、千葉県が舞台になることが多いので、面白く思ってます。大抵、東京や神奈川なので。
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『激写!未知のウィルスによる院内感染現場』 とある病院で、未知のウィルスによるバイオテロが発生。 感染した人が目の前で苦しみながら死んでいく恐怖。隔離された病院内で、自分に感染するかもしれない恐怖。コロナ発生時の院内は、こんな様子だったのかな…
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医療従事者が 未知のウイルスと戦う小説でした。 今のコロナにも通ずるものもありました。 これは ウイルステロかもしれないという事で 謎解きもプラスされていたので 結構スリルありました。 解決した人が頭良すぎて 上手くラストにつながっていきましたが 途中で 数名の医療従事者が亡くなったのは 小説とはいえ 悲しくなりましたね。 終わりには 見事解決するのですが こういうのを読むと こういう頭脳明晰の人が実際にいて 今のコロナも 上手く解決できたら 良いのにって 思っちゃいますね。
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お初な作家さん、スピード感があり一気読み。 面白いが、設定に少し無理があるかな? 大学院生の由紀が凄すぎる。天才なのは分かるが、こんなに色々できてしまうものか? この話は、過去の人為的なウイルス開発、バイオテロ用が発端なのだが、原因を突き止め、治療薬まで由紀が開発する。流石に...
お初な作家さん、スピード感があり一気読み。 面白いが、設定に少し無理があるかな? 大学院生の由紀が凄すぎる。天才なのは分かるが、こんなに色々できてしまうものか? この話は、過去の人為的なウイルス開発、バイオテロ用が発端なのだが、原因を突き止め、治療薬まで由紀が開発する。流石に1人では出来ない、と様々な人の助けを得ての事だが、と言いながらも全ての道筋を作り出す頭の回転… それを小気味よく感じるか、?と感じるか… いずれにせよ、勢いがあって今のコロナ禍では、通じるものもあり面白かった。 WHO押谷菜穂子の登場と、協力要請に対する日本政府の対応もリアル。結局はメンツ⁈笑 伏見直哉との恋愛要素は結局ゼロ あくまでも純粋な科学に趣を置きたい感じ。 他の作品もいつか読んでみたい。 PCR = ポリメラーゼ チェーン リアクション
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図書館の「本日、返却された本」という棚にあるのを見て借りる。 目に見えないものに対する恐怖ってたまらんなぁ。対策が何かあれば少しは落ち着くのかもしれないけれど、すぐにというわけにもいかないし……。
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+++ 2019年、9月。千葉県にある神宮総合病院では重症患者が次々と運び込まれた。共通するのは、脱水症状を伴う激しい腹痛。抗生物質を投与し、落ち着きを取り戻したかと思った後に突然高熱を発し、命を落とすという悲惨な結末もまた同じだった……。これは人為的な病気=バイオテロなのか。未...
+++ 2019年、9月。千葉県にある神宮総合病院では重症患者が次々と運び込まれた。共通するのは、脱水症状を伴う激しい腹痛。抗生物質を投与し、落ち着きを取り戻したかと思った後に突然高熱を発し、命を落とすという悲惨な結末もまた同じだった……。これは人為的な病気=バイオテロなのか。未知のウィルスに対し、援軍も知見もないまま孤立した病院内で医師達の決死の治療が始まる。 +++ バイオテロ、なんと恐ろしい響きだろう。しかも本作では、いつどこで感染させられたかも判らない菌が使われている。なおさら空恐ろしくなる。それが悪用されるかどうかは、科学者の良心によるというのだから、庶民は信じることしかできないということである。なんとも心もとない。コロナ禍の現在では、医療従事者の方々のご苦労は、数々目にする機会があるが、本作でも、最初の患者が運び込まれ、いままでにない感染症だとわかり、さらにはテロだと判明しても、院内の医療従事者たちのリアリティに富んだプロフェッショナルぶりに頭が下がる。ともすればパニックになりそうな心を抑え、患者と向き合う姿には、尊敬と感謝しかない。そんな緊迫した中で、部外者と言ってもいい大学院生の利根川由紀の、優秀だが、奔放な振る舞いに、ちょっぴりほっとさせられる。誰もが自分のできることを目いっぱい行い、命を助けるというただひとつのことに向かっている姿に感銘を受ける。由紀の活躍によって、テロの真相が解明され、有効な治療薬が超高速で生み出されたが、さまざまなプロの仕事と連携が不可欠で、自分の仕事をきっちりする人たちの格好良さに感動した。これからの戦争の在りようを垣間見た気もして、身体が震える一冊でもあった。
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胃腸炎を発症後、高熱が出て数日で脳炎になり重症化する患者が続出し、原因と治療法を模索する医師たちの物語だが、各医師のキャラクターが独特なことが面白かった.最初に対処したのが寺田省吾、微生物学者の島本真理亜、大学院生の利根川由紀らで、状況は悪化するばかり.さらに国立感染症研究所の斎...
胃腸炎を発症後、高熱が出て数日で脳炎になり重症化する患者が続出し、原因と治療法を模索する医師たちの物語だが、各医師のキャラクターが独特なことが面白かった.最初に対処したのが寺田省吾、微生物学者の島本真理亜、大学院生の利根川由紀らで、状況は悪化するばかり.さらに国立感染症研究所の斎藤龍太郎や阿部奏が加わり、感染症の専門家らと議論が続く.真理亜らの分析で、コレラ菌とペネズエラ馬脳炎ウイルスが検出された.バイオテロの宣言も出てスタッフが混乱する中で由紀が冷静な分析をした結果、アメリカで同様な事例があったこと判明し、アメリカへ飛ぶ由紀.関係者への追及で旧ソ連の生物兵器が原因であることが判明した.急遽帰国して特効薬の開発構想を立てる由紀、それを支援する専門家たち.その過程で黒幕が判明し、感性経路もつかめた.この件が最も楽しめた.補助員として支援した伏見直哉が、専門家らの行動を第三者的に見ていたのが面白かった.奮闘している連中に対して、国の対応は例によって不可解でことを隠蔽することに躍起になっている.これが現実なんだろうと思った.
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千葉の総合病院で、胃腸をやられ、脱水症状になった後、脳炎になるという患者の症状が次々と感染していく。これは、バイオテロなのか!? 由紀という大学院生がスーパーヒーロー的な活躍をする。人柄も常人を越えてる感じで、あんまり可愛くないねえ。なんかこの人だけ浮いてる感じもしなくはない。 ...
千葉の総合病院で、胃腸をやられ、脱水症状になった後、脳炎になるという患者の症状が次々と感染していく。これは、バイオテロなのか!? 由紀という大学院生がスーパーヒーロー的な活躍をする。人柄も常人を越えてる感じで、あんまり可愛くないねえ。なんかこの人だけ浮いてる感じもしなくはない。 ネタバレしてしまうが、コレラとベネズエラ馬脳炎を人工的に合わせた細菌兵器なのだ。コレラは水分をしっかり与え、適切な処置をすれば治るそうだが、うっかり抗生物質を投与するとベネズエラ馬脳炎を発症するという新細菌で、由紀はそれを見破った上に、脳炎をやっつける乳酸菌まで作っちゃうという超人ぶりなのだ。 物語自体は、結構緊迫感があり、犠牲者が何人も出てしまうのが悲しい。解決の方は、上手くいきすぎかな。
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