「国境なき医師団」を見に行く の商品レビュー
人生、生きる、って人それぞれいいんだと思ったし、それぞれの環境、状況によっては基本的な人権や安全さえままならない人たちもとんでもなくいて。 過去の歴史から積み重なったものが現在に繋がっているわけだけど、後進国のアフリカはなぜずっと後進国のままなのか。社会を変えるようなリーダーが継...
人生、生きる、って人それぞれいいんだと思ったし、それぞれの環境、状況によっては基本的な人権や安全さえままならない人たちもとんでもなくいて。 過去の歴史から積み重なったものが現在に繋がっているわけだけど、後進国のアフリカはなぜずっと後進国のままなのか。社会を変えるようなリーダーが継続して出て来ない理由はどうしてなのかと思った。
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世界各地で貧困や難民支援に携わる「国境なき医師団」の現場を同行取材したルポルタージュで、この本で紹介されるの支援現場はハイチ、ギリシャ、フィリピン、ウガンダ。Web連載として発表された内容をまとめたもので、過酷な現場の現実を、筆者の軽やかな筆致とユーモアを交えた観察により、鮮明に...
世界各地で貧困や難民支援に携わる「国境なき医師団」の現場を同行取材したルポルタージュで、この本で紹介されるの支援現場はハイチ、ギリシャ、フィリピン、ウガンダ。Web連載として発表された内容をまとめたもので、過酷な現場の現実を、筆者の軽やかな筆致とユーモアを交えた観察により、鮮明に浮かび上がらせている。 支援の最前線に立つ人々が、終わりの見えない状況の中でも希望を見いだし、真摯に働く姿には深い感銘を受ける。 国際支援の現場を「遠い世界の話」としてではなく、自分の日常と地続きの問題として考えさせられる。
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国境なき医師団での活動は、お金的にも経験値的にも、どう考えても割に合わないと思う 人間の純粋な良心と覚悟で行動されているとしか思えない わたしには無理なので、せめて毎月引き落とし型の寄付をずっとしています No matter how you look at it, workin...
国境なき医師団での活動は、お金的にも経験値的にも、どう考えても割に合わないと思う 人間の純粋な良心と覚悟で行動されているとしか思えない わたしには無理なので、せめて毎月引き落とし型の寄付をずっとしています No matter how you look at it, working for Doctors Without Borders (MSF) is so grueling that the financial and experiential returns simply don’t justify it. I can only assume they’re driven by pure human conscience and unwavering resolve. I couldn’t do it myself, so at the very least I’ve been making automatic monthly donations.
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NPO団体「国境なき医師団(MFS)」の活動を丹念に取材して書かれたルポルタージュです。 この本の特徴は二つほどあり、一つは難民や貧困の悲惨さがストレートに出ているところにあります。 紛争により住んでいた土地を離れざるを得なかった「難民の方々」。彼らの置かれた悲惨な状況がこれ...
NPO団体「国境なき医師団(MFS)」の活動を丹念に取材して書かれたルポルタージュです。 この本の特徴は二つほどあり、一つは難民や貧困の悲惨さがストレートに出ているところにあります。 紛争により住んでいた土地を離れざるを得なかった「難民の方々」。彼らの置かれた悲惨な状況がこれでもか、これでもかと伝わってきます。それは今の日本では到底想像できないことですが、それは明日の私かもしれないし、あなたかもしれない。 その中でも希望を持ち、心優しい姿は胸を打つものがあります。 もう一つは、出てくる登場人物やMFSの周りの人々がとても魅力的に描かれている、ということです。 ・60歳を超えて社会に貢献したいと思った電気技師。 ・「人のためになりたい」と思う夫を亡くした難民の女性。 ・夢を語るMFS責任者。 使命感や共感により、目標や夢に向かって生き生きと活動する様は、できれば自分も関わりたい、と思うほどで魅かれるのでした。 ---- この本は400ページ以上ありますが、「言葉を紡ぎ出す」というのはこういうことか、と思えるほど印象に残る言葉が多く、先へ先へと読ませる力を持っています。 読むと元気が出る、自分も何かしよう、自分の立っている位置で社会に貢献しようという気になる、そんな本でした。 続編があるとのことですので、こちらも近いうちに読みたいと思います。
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いとうせいこう(1961年~)氏は、早大法学部卒、ラッパー、タレント、小説家、作詞家等として幅広く活動するマルチ・クリエイター。『ボタニカル・ライフ 植物生活』で講談社エッセイ賞(1999年)、『想像ラジオ』で野間文芸新人賞(2013年)を受賞。近畿大学国際人文科学研究所客員教授...
いとうせいこう(1961年~)氏は、早大法学部卒、ラッパー、タレント、小説家、作詞家等として幅広く活動するマルチ・クリエイター。『ボタニカル・ライフ 植物生活』で講談社エッセイ賞(1999年)、『想像ラジオ』で野間文芸新人賞(2013年)を受賞。近畿大学国際人文科学研究所客員教授。 著者は、2016年から、「国境なき医師団」の取材をライフワークの一つとしており、これまで、ハイチ、ギリシャ、フィリピン、ウガンダの現地取材を記した『「国境なき医師団」を見に行く』(2017年出版、2020年文庫化)、「国境なき医師団」の組織と日本人のメンバーへのインタビュー、及び前著の4ヶ国に南スーダンを加えた現地ルポをコンパクトにまとめた『「国境なき医師団」になろう!』(2019年出版)、パレスチナとヨルダンの現地取材を記した『ガザ、西岸地区、アンマン「国境なき医師団」を見に行く』(2021年出版)の3冊を出している。 私は従前より、国際紛争や内戦、難民問題、貧困問題等に強い関心を持っており、これまで、(フォト)ジャーナリストや専門家が書いた多数の本を読んできた。著者の本も、2冊目の『~なろう!』を既に読んでいるが、本書は偶々新古書店で目にして購入した。 本書の初出は、取材の度に「Yahoo!ニュース」に掲載(不定期)されたもので、その内容は、『~なろう!』の約半分を割いた現地ルポと少なからず重複する。 個人的には、現場の状況や問題の深刻さに比して、著者の取材時のスタンス・言動、及び本書における表現のノリの軽さが少々引っ掛かるのだが、こうした問題を、「Yahoo!ニュース」のような媒体を使って、普段あまり関心を持たない層に読んでもらうためには、それなりに有効なのかも知れない。 そのような中で、最も気に留まったのは、ギリシャで、中東から逃れてきた難民のためのキャンプを取材した件に出て来た、「たまたま彼らだった私」と「たまたま私だった彼ら」という言葉である。これは、今は、平和な先進国(日本を含む)に生まれた私と、紛争の絶えない国に生まれた彼らではあるのだが、これは正に「たまたま」なのであり、それが逆であってもおかしくなかったということである。そうした想像力を持てることこそが重要なのであり、持ちさえすれば、その瞬間に、我々の考え方も行動の仕方も変わらざるを得ないということだ。 世界の紛争地域・貧困地域で(主に医療に関わる視点から)どのようなことが起こっているのかを、まずは知りたいという向きにはお奨めの一冊かも知れない。 (2024年1月了)
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国境なき医師団日本に寄付すること十数年。 彼らの活動内容や実態をもっと知りたいと思ってこの本を手にした。 日本で生活してると想像し難い、世界の現実をリポートしてあり、またそうした場で国境なき医師団日本がどんな活動をしているのかを知れる貴重な情報が所々綴られていた。 一...
国境なき医師団日本に寄付すること十数年。 彼らの活動内容や実態をもっと知りたいと思ってこの本を手にした。 日本で生活してると想像し難い、世界の現実をリポートしてあり、またそうした場で国境なき医師団日本がどんな活動をしているのかを知れる貴重な情報が所々綴られていた。 一方で、これは私の期待が大きすぎただけだったかもしれないが、著者が貴重な現場に何度も足を運ばせてもらってるにも関わらず、事前のリサーチ不足感、各国の理解度、医療制度などに関する知識不足感が終始見られ、読み進めながら苛立ちを感じてしまった。 あまりに無知な状態で現場に行き、呆れられてしまっていたり。全体的に体験談としても内容が薄く、どちらかというと旅行記のようなテイスト。 折角各国のスタッフより貴重な知識や体験談を聞いたであろうに、”親戚のおばさんから難しい話を聞いているようだった”など失礼極まりない発言が記されており、医師団の皆様のご好意を無下にしてる態度に憤りを感じた。 世界で何が起きてるのか全く知らない人が読むにはよいエントリー本かもしれないが、正直あまりおすすめできない。
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