弔辞 の商品レビュー
「本当にやりたかったことはお笑いではなかった。二番手の人生を素直に喜ぶことができない。」 成功者に見える人がそんなこと考えていたんだな。時代背景、人間分析、社会情勢や政治的側面、両親の教えと感謝、幅広い視点から仕事としたお笑いを捉えられていて、話に聞いていたとおり頭の良い人なんだ...
「本当にやりたかったことはお笑いではなかった。二番手の人生を素直に喜ぶことができない。」 成功者に見える人がそんなこと考えていたんだな。時代背景、人間分析、社会情勢や政治的側面、両親の教えと感謝、幅広い視点から仕事としたお笑いを捉えられていて、話に聞いていたとおり頭の良い人なんだなと思った。やりたかった仕事ではなかったかもしれないけれど、結局何をして生きるか、ということより、どう考えて生きるか、に尽きるのかと思った。
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・お笑いっていうのは、要するにムダっていうのがお笑いであって、2000万円かけたセットが一瞬で消えたりするところにお笑いの真髄があるわけ。2000万円のものを2000万円分見せようとしても面白くならない。 基本的にお笑いって「落差」だから。オチをつけて「落とす」わけだから。 とん...
・お笑いっていうのは、要するにムダっていうのがお笑いであって、2000万円かけたセットが一瞬で消えたりするところにお笑いの真髄があるわけ。2000万円のものを2000万円分見せようとしても面白くならない。 基本的にお笑いって「落差」だから。オチをつけて「落とす」わけだから。 とんでもなく高いものが一瞬で粉々になって、もうダメだっていう顔を撮って笑うようなもので、それを大事に拾って集めているようなお笑いっていうのはあり得ない。 ・芸人にとって最強の武器は「最高の常識人であること」だと思ってる。 自分の中に「常識」という物差しを持っておくことは大事。ある程度、本質を突いているようで、ギリギリの部分でお笑いに逃げる、お笑いにしてしまうテクニックを持たないとダメ。 ・いきなり場違いな奴が来て本音を吐きまくるというのが笑い。礼儀は礼儀として大事だけど、社会的にはそれが無難なんだけれど、本質的にはみんな大ウソつきになることで社会が維持されるところもある。 ・頭の中で考えることと、その結果がもたらす人体的、肉体的な行為の乖離は、綺麗事で片付けられない大きな矛盾がある。 この理想と現実のギャップは、人間社会のあらゆるところに現れて、人間を悩ませる。その解決の仕方、整理の方法が思想であり哲学であり、学問。すなわち知性だ。 けれども、そのギャップをいったん知性で乗り越えたとしても、結局は人間の生理には勝てなくて、頭を抱えてしまう。 人間ってのは欠陥品で、理想と現実の間に大きなギャップがあるからこそ、そこに「笑い」が生まれる。 ・エンターテイメントには寿命がある。 ・マスの世界のエンタメは正体がバレないのが最高。
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久しぶりの殿の本。吉本の大崎会長の本を読んだ後に殿の本を手に取ったとは、自分の中でバランスを取ろうとしたのかな…。 お笑い論や「芸」についての考察、もともとは理系だった殿が科学と神様と人間の関係について論じてる箇所(p170~)等、さらっと読もうと思えば読めてしまうけど、ところどころに深くて切れ味の鋭い考察が仕込んであって、まだまだ殿は健在だなと安心いたしました。
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たけしさんの言葉まんまって感じだった。 賢い人なんだなと思う。 昔の番組で芸人が乗ってるバスを高いクレーンで持ち上げてそのまま海に落としたっていう話しが衝撃的すぎた。。 ただ、弔辞ってタイトルと内容がそこまでリンクしなかった気がする。
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ビートたけし さんの本は昔よく読みました。 この方の考え方や捉え方が好きです。 大成功されてる方ですから、 庶民の私とでは見えてるものが違うのですが。 久しぶりに小説ではない著書を読みました。 内容には腑に落ちたり落ちなかったり。 タイトルの『弔辞』から受けるインパクトはない。...
ビートたけし さんの本は昔よく読みました。 この方の考え方や捉え方が好きです。 大成功されてる方ですから、 庶民の私とでは見えてるものが違うのですが。 久しぶりに小説ではない著書を読みました。 内容には腑に落ちたり落ちなかったり。 タイトルの『弔辞』から受けるインパクトはない。 もっと本質的な何かを弔う内容だと思ったが…
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特別に面白いという事は無い。 いつもどおり、テキトーにしゃべっている事を 文字におこしているだけの本だと思います。 ただ、 間違いなくリビング・レジェンド。 将来は教科書に載るような人です。 その人のリアルな話、 それこそテキトーに話している内容こそ、 読んでおくべきだと思います...
特別に面白いという事は無い。 いつもどおり、テキトーにしゃべっている事を 文字におこしているだけの本だと思います。 ただ、 間違いなくリビング・レジェンド。 将来は教科書に載るような人です。 その人のリアルな話、 それこそテキトーに話している内容こそ、 読んでおくべきだと思います。 この本でも書かれていますが、 テレビでは話を聴く機会が減っているので。
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ビートたけしという天才も、すでに70歳を超えている。 振り返ってみれば、これだけ波乱に富んだ人生もないだろう。 だからこそ思うところもあるだろうし、考え方も独特だ。 しかしなぜタイトルが「弔辞」だったのか。 内容は弔辞でもなければ、遺書でもなかった。 むしろ生前遺書の方が、潔かっ...
ビートたけしという天才も、すでに70歳を超えている。 振り返ってみれば、これだけ波乱に富んだ人生もないだろう。 だからこそ思うところもあるだろうし、考え方も独特だ。 しかしなぜタイトルが「弔辞」だったのか。 内容は弔辞でもなければ、遺書でもなかった。 むしろ生前遺書の方が、潔かったような気がする。 お笑いに対する一家言はあるだろうが、今の時代では必ずしもそれが正解とは言えないだろう。 あくまでも一人の噺家の一つの説に過ぎない訳だから、むしろ学説として研究論文として発表した方がよさそうな気がする。 そういう点ではビートたけしのお笑い論は後世に引き継ぐべきものと思う。 弔辞は死者に対しての送る言葉だ。 自分が死んだときに、葬式に自分に出席し、なんて弔辞を読むだろうか。 そう考えると、本書は死者に向けた言葉にはなっていない。 何とも生きる気満々の、欲に満ちた老人の言葉にも聞こえるのだ。 それも当然に否定する気はない。 人生がこれだけ長命になっている時代だ。 70歳超えてもテレビ出演していて、まだまだヤル気満々の芸人が、死を語る理由が全くない。 欲に満ちた老人は醜くもあるが、誰でもそうなるだろう。 何せ全員が長命になっているのだから「歳を取ってからどういう生きるか」は本当に重要な課題なのかもしれない。 弔辞は死者に対しての、長い人生の労いの言葉かと思うが、本書は全くそうなっていない。 自分が書くなら、弔辞よりは遺書の方がしっくりくる。 自分の人生を総括して、どうだったのか。 それを書き記すことで、生きている今がより鮮明になるような気がする。 (そういう話もよく聞く) 自分も遺書を書いてもよさそうな年齢になってきた。 「なんだアイツ全く死ぬ気ないじゃねぇか」と言われるような、生きる気満々の遺書でも書いてみようと思う。 本書を読んでそんなことを感じたのだった。 (2021/9/12)
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ついついたけしさんの本を買ってしまいます。 けど、毎回パターン?がいっしょで面白いけど飽きてしまう・・すみません・・・
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ビートたけしが好きだから読んでみた。スターっていうものは時代とともにセットで生まれるってところは共感できたな。 今も変わらず高いクオリティの歌を作ってる90年代に流行ったバンドが、今じゃ話題にあまりのぼらなくなってるのもそういうことなのかなぁって。
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たけしさん、本当は科学者になりたかったのか。。 芸事が1番の目標じゃなかったからこそ、冷静に客観的に実践できたとのこと。 臨終の時に笑いが取れるかが大勝負だと言えるのが強い。 出版社が講談社。フライデー襲撃事件があった講談社。 弔辞を講談社から出すことが、エッジが効いていて痺れ...
たけしさん、本当は科学者になりたかったのか。。 芸事が1番の目標じゃなかったからこそ、冷静に客観的に実践できたとのこと。 臨終の時に笑いが取れるかが大勝負だと言えるのが強い。 出版社が講談社。フライデー襲撃事件があった講談社。 弔辞を講談社から出すことが、エッジが効いていて痺れます。本の内容も、整然と自分の意見をわかりやすい述べられています。 でも私にとってのたけしさんは今でも、子どもの頃に見オレたちひょうきん族でのたけちゃんマンです。 恥ずかしそうにピアノを弾くたけちゃんマンの後ろ姿が忘れられないです。 弔辞にもあちこち、照れが潜んでいました。 何事もやっぱり、ユーモアが大事だなあ...
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