銀河食堂の夜 の商品レビュー
最初は描写と内容がうーん。という感じであまり好みではないなと思いました。(恋愛系) ただし54ページ以降は 心を動かされる内容ばかりで なんとなく日々を過ごしている方にオススメしたい1冊です。 私は文字を読むのが得意ではないので 2ヶ月ほどかかりましたが 会話文が多めで起承転結も...
最初は描写と内容がうーん。という感じであまり好みではないなと思いました。(恋愛系) ただし54ページ以降は 心を動かされる内容ばかりで なんとなく日々を過ごしている方にオススメしたい1冊です。 私は文字を読むのが得意ではないので 2ヶ月ほどかかりましたが 会話文が多めで起承転結もスッキリしているので 分かりやすく、読み飽きることはなかったです。 とくに、144ページは1人で読むことをオススメします。
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元が2018年刊行だからなあ、というのは置いといて。 ずっと地元に住んで幼馴染みと飲み屋さんに集まれるのが羨ましい。そこでまた新しい人たちと知り合えるのが羨ましい。皆が語れるものを持っているのが羨ましい。 酒が飲めなくて、人付き合いが苦手で、人見知りする奴が憧れるものがここに。
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「さだまさしは天才である」と、誰かがユーチューブで唱えていたが、さもあらん。 シンガーソングライターにして、映画監督、エッセイストに作家、そしてこの小説。 落語のマクラのような軽妙な語り口の導入部から、たちまちその世界に取り込まれてしまう。 葛飾区四ツ木の「銀河食堂」という名前の...
「さだまさしは天才である」と、誰かがユーチューブで唱えていたが、さもあらん。 シンガーソングライターにして、映画監督、エッセイストに作家、そしてこの小説。 落語のマクラのような軽妙な語り口の導入部から、たちまちその世界に取り込まれてしまう。 葛飾区四ツ木の「銀河食堂」という名前の居酒屋が舞台。 そこに集まる幼馴染たちの常連。彼らが語る様々な物語。 著者の筆のもたらす冴えに、読者もまたその一員になって、話を聞いているかのよう。 さらに、「お母さん」から次々と供される料理の数々。 雪花菜にきんぴら、季節の野菜の天ぷら、完熟トマト、ポテトサラダ、イサキの塩焼き、鰻の蒲焼まで! お相伴に与りたく、生唾を飲み込みながらに読み続ける羽目に。 いつまでも居続けていたい(読み続けていたい)居酒屋であるが・・・ 最終章で、謎めいたマスターの過去が明かされて、幕を閉じる。
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曲だけでなく、小説までも!天は二物を与えずではなく、何でも出来る人は出来る チェロって言うところが よかった。 だから、銀河食堂 何ですね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これ2話目の「オヨヨのフトシ始末『七年目のガリバー』」は「償い」じゃねぇか、こんちくしょう…(泣) なんかこう…全体的に人情味あふれる話で、人間の温かさとか不器用さが沁みた。人生思い通りにはいきませんわな。 こんな行きつけのお店があったら、もう少し生きやすくなるのかもしれないなー。
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章頭の小噺のような語り口調にはじめは抵抗があったが、そのリズムがだんだんと心地よい感じに。 物語の舞台、銀河食堂は『深夜食堂』のそれと重なる。それぞれの人生が重なり合っていく感じが面白い。
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