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余命3000文字 の商品レビュー

3.1

148件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    32

  3. 3つ

    63

  4. 2つ

    23

  5. 1つ

    10

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2023/01/30

これはたしかグラドルの沢口愛華さんがおすすめしてた本 世にも奇妙な物語チックな短編集で、これも自分では絶対選ばないような本 小説家になろう出身だそうで、君の膵臓をたべたいと同じくあそこからほんとに小説家になるなんて夢のある話やなぁと思いました

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2023/01/04

独特な世界観の短編集。「向日葵が聴こえる」だけ現実的で切ない。 余命3000文字:余命より今この瞬間 心の洗濯屋:人間矯正 出産拒否:妊娠6年目 なんだかんだ銀座:世にも奇妙な物語

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2022/12/22

ショート・ショート26篇を収録。 率直なところ、序盤のうちはあまり合わないかも、と危惧していたが尻上がり的に好みの作品ばかりになっていった。 表題作〈余命3000文字〉に期待し過ぎた感はある。試みとしては面白いし最初は文字数を数えていたが、話の内容・オチは「これで終わり?」と...

ショート・ショート26篇を収録。 率直なところ、序盤のうちはあまり合わないかも、と危惧していたが尻上がり的に好みの作品ばかりになっていった。 表題作〈余命3000文字〉に期待し過ぎた感はある。試みとしては面白いし最初は文字数を数えていたが、話の内容・オチは「これで終わり?」という程あっけない。 続く〈彼氏がサバ缶になった〉から〈笑う橋〉まで凡退が続いたが、〈世界がそれを望んでいる〉の不気味さ・不条理さに惹きつけられてからの〈食べログ1.8のラーメン屋〉の変化球に大ハマり。世界の受け皿というか痰壺というか、知らず知らずそういう必要悪的な存在は確かに求めてしまうものだよね。と共に、無遠慮かつ条件反射的に悪意・敵意を向けたがる人間の愚かさへの皮肉も感じた。誹謗中傷、ダメ、ゼッタイ。 その後では〈おはよう、ジョン・レノン〉のじんわり沁み入る感じも好き。ラジオから流れてきたのが何の曲か想像するのも楽しい。 〈出産拒否〉も絶望オチにちょっと笑ってしまったが、発想がいいな。「出産」の主体はどこにあるのか。 一番好きなのは〈不倫と花火〉。橋本さんのキャラクターが凄く良いし、父の不倫相手という本来嫌悪でしかない対象に「花火」という儚さ・美しさ・爽やかさのようなポジティブなイメージを重ねて描いている余韻漂う一作。そもそも不倫と花火って’やってる時は楽しいけど終わったときの虚無感と後始末の面倒臭さ’が似ているな、と気付かされた。 読み終わる頃にはまだまだこの人の話を聞いていたい!と、すっかり虜。 村崎羯諦先生(改めて、名前の圧がスゴい)の他の作品もきっと手に取ってしまうと思います。 10刷 2022.12.22

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2022/11/26

ショートショートの設定のオリジナリティ、シュールな世界観、としては○ でもその分オチがとてもアッサリしていたり特に大きなあっと驚く捻りなくえっこれで終わるの?なもの(表題作「余命3000文字」が正にそう)が多い印象でそれが何作か続くとモヤっとする。 この設定で星新一ならどんなオチ...

ショートショートの設定のオリジナリティ、シュールな世界観、としては○ でもその分オチがとてもアッサリしていたり特に大きなあっと驚く捻りなくえっこれで終わるの?なもの(表題作「余命3000文字」が正にそう)が多い印象でそれが何作か続くとモヤっとする。 この設定で星新一ならどんなオチだったかな、とかつい考えてしまった… ★3.4くらい。

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2022/11/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

よくわからなかったけど、面白いお話もあった! ただ、どのお話かにあった「幸せになれる人間の割合は予め決まっていて~」の文はとても好きです。

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2022/11/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

通勤の間や寝る前に読むのに最適なショートストーリーです!! 26編どれも個性的で、中には意味がわからないけど心に来るものがありましたね。 個人的に「出産拒否」「不倫と花火」「おはようジョン・レノン」がお気に入りです。 著者の感性と世界観が素晴らしく、これだけ短いストーリーなのに世間に対する皮肉や色んな人間関係に他するやるせなさなど、上手く言えませんがそう言った色々な感情が詰め込まれていて私の心の中が大変忙しくなりました。 人を選ぶかもしれませんが、私は購入して満足でした。 ありがとうございました!

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2022/10/24

「私は漢字が読めない」 一年成長していくたびに姉との関係を悟る妹。 養子であることを理由に妹より親に可愛がられなくても、妹への態度には一切出さない姉の姿が印象的。 「終末のそれから」 大切な人の死(人生の辛いこと)を受け止め、思い出にしながら力強く前に踏み出していく姿。 「流...

「私は漢字が読めない」 一年成長していくたびに姉との関係を悟る妹。 養子であることを理由に妹より親に可愛がられなくても、妹への態度には一切出さない姉の姿が印象的。 「終末のそれから」 大切な人の死(人生の辛いこと)を受け止め、思い出にしながら力強く前に踏み出していく姿。 「流れ星のお仕事」 Black lives matterを思わせる作品。 流れ星になることがお仕事の父親(毎日流れ星として働いているので肌が真っ黒)を慕う娘の話。 2、3分で読める短編ばかりで、ぶっ飛んでる設定が多かった。その中でも心に残ったのは上記3つの作品。もう少し長くて内容のある(現実味のある)作品を読みたいと思ってしまった。短すぎるので泣けはしないかも。

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2022/10/12

おそらく、まだわたしが読書にハマる前に話題になったと思われる本。まぁ、帯と寄り添いやすそうなタイトルと万人受けしそうな表紙から勝手にそう思ってるだけなんですけど。 内容はショートショートの部類に入るのかな?1話が数ページで構成されてる非常に短いタイプ。 申し訳ないけどどれも「...

おそらく、まだわたしが読書にハマる前に話題になったと思われる本。まぁ、帯と寄り添いやすそうなタイトルと万人受けしそうな表紙から勝手にそう思ってるだけなんですけど。 内容はショートショートの部類に入るのかな?1話が数ページで構成されてる非常に短いタイプ。 申し訳ないけどどれも「キターっ!」って感じにはならんかったな。やっぱストーリーを面白くするにはそれなりの前段階というかぐっとしゃがみ込むような土台があるからであって、この文字数ではそれは無理だよな…って感じ。 だからこそ、星新一の凄さが身に染みました。 読書入門としては○

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2022/10/12

世界観爆発!って感じた 短編だからひとつひとつすごく読みやすいけど ひとつひとつ理解はなかなか難しかった でも理解なんて必要ないんだろう っていうストーリーがおおくて 頭を空っぽにして読めました

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2022/10/08

短編集。タイトルにある余命3000文字は最初の短編であり、それなりに面白かったが、以降の短編は世界観の説明や感情移入しづらいことが多く、個人的に好みではなかった。 短時間でサクッと本を読みたい人、活字離れからリハビリしたい人向けかなと感じた作品。

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