ビジネスの未来 の商品レビュー
さすが山口周氏、幅広い知識から、現在のビジネスについて書かれている。 経済成長は終わったとの認識。 UBIの導入には大賛成。山口周氏の導入への理由がまた良い。 自分は何を楽しんでいるのか、考えさせられる。 資本主義のハッカーのすすめ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
何気ないビジネス書な装いだが、多くの人がわかりやすく現代社会を認識し行動を改めるきっかけになるという点で名著なのではと思いました。 我々はクリア後のゲームをプレーしているようだ そりゃあつまらない こんな言い方はしていないけれど 成熟した社会で見込めない経済合理的な成長を自己欺瞞を繰り返し人生を消費するのはやめよう 〇〇%成長の根拠は? なぜ成長が必要なの? それで社会は良くなるの? そしたら人類は滅びるよ? ビジネス社会あるいはそれを構成する我々がよく口にする欺瞞に対してソクラテスのように問いまくりたくなる一冊 キーワードは人間生に根付いた「衝動」です 生きるに値する社会に変えていくために まだ金になっていないが私にとっては 見過ごせない どうにかしなくちゃならない ついそうしてしまう 何か 例えば楽しい、美しい、守りたい、救いたい等など それは他人にとっても価値あるモノゴト それを生み出していこう 仕事と余暇ではなく 仕事は趣味とか遊びとかそういうものとも一体化して溶け合っていく 常識が誤りだと物腰柔らかい文章で諭してくる残酷さがある 一方でじゃあとうしたらいいのかという あたたかな希望のアイデアを提示しており 発想の指針となる良書でありました
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直感的に読まなければならないと思い購入した。 非常に素晴らしい内容で、大人全員が読むべきだと思った。感動した。 無限性を前提とするシステムが有限性にぶち当たろうとしている今、社会がどのような方向性へと向かうべきか、そしてビジネスはどのような使命を果たしていくべきかが非常に納得のい...
直感的に読まなければならないと思い購入した。 非常に素晴らしい内容で、大人全員が読むべきだと思った。感動した。 無限性を前提とするシステムが有限性にぶち当たろうとしている今、社会がどのような方向性へと向かうべきか、そしてビジネスはどのような使命を果たしていくべきかが非常に納得のいく形で語られていた。 現行の経済・社会に少しでも疑問を抱いている人は、必ず手にとって欲しい。 また、消費を取り扱うビジネスパーソンになりたいと思っている私にとって、今後歩むべき道・果たすべき使命が見えた。
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学びだらけの良書。 経済成長とかアメリカ型の資本主義とか、今当たり前の考え方に対する付き合い方を考えるきっかけになる。
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「成長」や「効率」を最上位に置いてきた近代的ビジネス観を問い直し、経済活動に人間性をどう取り戻すかを探る一冊です。 本書の出発点は、物質的な不足が解消されつつある成熟社会において、従来型の“問題解決型ビジネス”は限界に近づいているという認識です。機能的価値をいくら磨いても差別化...
「成長」や「効率」を最上位に置いてきた近代的ビジネス観を問い直し、経済活動に人間性をどう取り戻すかを探る一冊です。 本書の出発点は、物質的な不足が解消されつつある成熟社会において、従来型の“問題解決型ビジネス”は限界に近づいているという認識です。機能的価値をいくら磨いても差別化が難しい時代に、これから重要になるのは「意味」や「美意識」といった、人間の内面に関わる価値だと論じます。 印象的なのは、アートや哲学の視点を経済論に組み込んでいる点。合理性やデータだけでは測れない領域こそが、これからの競争優位を生む源泉になると説きます。効率を追うほどに疲弊していく社会構造に対し、ヒューマニティ(人間らしさ)を軸に再設計する必要性を静かに訴えます。 また、企業経営だけでなく、働き方やキャリア観にも示唆を与えます。外発的な報酬や評価に依存するのではなく、自らが「美しい」と思える仕事を選び取る姿勢が、長期的な価値創造につながるという主張は示唆的です。 未来予測というより、価値基準の転換を促す提言書。合理性の延長線上に違和感を抱いている人にとって、思考の地図を書き換えてくれる一冊です。
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今のGDP至上主義的な社会を批判する本。 納得できる部分も、しっくりこない部分もあるが、総じて面白かった。
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すごく刺激的な本でした。高原社会におけるビジネスとは?社会とは?に言及しつつ、今の社会は私たちが作り出しているのであり、それを変えるのも私たちだと気付かされる。資本主義をハックする、すなわち、自分をハックするということと解釈。
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2026.01.10 新年も2ケタ日になってしまった。。 半年前くらいに手をつけて、ようやく読了した。 成長という幻想を目指す時代ではなくなり、豊かさを手入れた「高原社会」に私たちは軟着陸しようとしている。これまでの成長時代の延長で同じことをすればいい時代は終わっていたというフ...
2026.01.10 新年も2ケタ日になってしまった。。 半年前くらいに手をつけて、ようやく読了した。 成長という幻想を目指す時代ではなくなり、豊かさを手入れた「高原社会」に私たちは軟着陸しようとしている。これまでの成長時代の延長で同じことをすればいい時代は終わっていたというファクトから本書は始まる。 GDPという恣意性のある一つの指標でしか社会を計らないことでは、これからの時代に対応することは難しい。 資本主義という信仰もまた維持できない。 利子=「信用または資本の価格として支払われるもの」で、利子がほぼゼロになるというこおは資本の意味が薄れているということになる。 そして、本書はこれから目指す社会のビジョンを示す。衝動に基づく行動を奨励し、それを支えるベーシックインカムの導入だ。 イノベーションによる成長は幻想。インターネットによるイノベーションがあったのに、我々の成長率は下がっている。 成長を続けるために、マーケティングによる無限の消費を促しても、自然環境資源の点で限界が来る。(サステナブルでない) 「奢侈」しゃしには2種類ある。 自分のための閉じた目的の消費(オーダーシャツ)と、自己だけに閉じない他者に開かれた目的の消費(荘厳な大聖堂) 後者のような人間の衝動に根差した、コンサマトリーな生き方が大事だと筆者は主張する。 イノベーションを起こそうと思って仕事をするのでなく、目の前の人を助けることが結果的にイノベーションを起こす。 「文化的価値の創出」 意味的価値には有限性がありませんから、無限の価値を生み出すことがこれからも可能です。そしてその価値は資源や環境といった有限性の問題から切り離されているのです。 文明的な豊かさから文化的豊かさへのシフト 労働と余暇は反転写の関係 輝かしい余暇は辛い労働をつくる。 ここは、ヒマリンと異なるように感じた。 仕事によって得られる何かよりも仕事そのものが報酬になっている」という点で共通していますが、チクセントミハイによれば、この点こそが「インタビューしたすべての創造的な人々に共通する唯一の点だった」 自分が夢中になれる仕事を探すには「とにかくなんでもやってみる」しかない。人生を浪費することが必要。 良い偶然を引き起こすポイント ・好奇心=自分の専門分野だけでなく、いろいろな分野に視野を広げ、関心をもつことでキャリアの機会が増える ・粘り強さ=最初はうまくいかなくても粘り強く続けることで、周然の出来事、出会いが起こり、新たな展開の可能性が増える ・柔軟性=状況は常に変化する。一度決めたことでも状況に応じて柔軟に対応することでチャンスをつかむことができる ・楽観性=意に沿わない異動や逆境なども、自分が成長する機会になるかもしれないとポジティブに捉えることでキャリアを広げられる ・リスクテーク=未知なことへのチャレンジには、失敗やうまくいかないことが起きるのは当たり前。積極的にリスクをとることでチャンスを得られる バリューチェーンからバリューサイクルへ。 消費者が応援する。 自分の身体すらも贈与されたもの。自分で稼いだお金は自分のためだけのものではない。 「責任ある消費」「責任ある観光」 将来に引き継ぎたい文化的価値、自然的価値にお金を落とす。 ソーシャルイノベーションには量が重要。 量を生み出す挑戦を応援するためのユニバーサルベーシックインカムの必要性が論じられた。 山口さんの本は、未来を見据えた新たな視点提供してくれる。面白い本だった。
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「文明的豊かさを生み出すビジネス」から「文化的豊かさを生み出すビジネス」へ。 大量生産、大量消費の時代が終わりを迎えつつある今、ビジネスはどのように変わっていくべきなのだろうか。 不足を満たすという視点から、大切なものを生み出す時代への変換点にきているのだろう。 ビジネスで考え...
「文明的豊かさを生み出すビジネス」から「文化的豊かさを生み出すビジネス」へ。 大量生産、大量消費の時代が終わりを迎えつつある今、ビジネスはどのように変わっていくべきなのだろうか。 不足を満たすという視点から、大切なものを生み出す時代への変換点にきているのだろう。 ビジネスで考えた時に、それはかなり難しいものかもしれない。 お金を回しつつも、精神的に豊かになる仕組みを生み出す。 考え、チャレンジし続けていく必要があるのかもしれない。
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個人的な学びと感想 物質的な豊かさは先進国では多くの人が満たされており、経済は成長しきったので停滞は当然の事であり、プラスのイメージを持つべきだ。 これからは文明的豊かさを生み出すビジネスから文化的豊かさを生み出すビジネスへの転換が必要で労働から活動へ資本主義は移行する。労働は...
個人的な学びと感想 物質的な豊かさは先進国では多くの人が満たされており、経済は成長しきったので停滞は当然の事であり、プラスのイメージを持つべきだ。 これからは文明的豊かさを生み出すビジネスから文化的豊かさを生み出すビジネスへの転換が必要で労働から活動へ資本主義は移行する。労働は苦役を伴うが活動は楽しむもの。労働の必然性や必要性が無くなり、豊かで多様な個性を持つ個人が自由意思に基づいて労働=活動が自発的に行われるようになり、理想的な社会を作り出す。 この人達を何とか助けたい、これが実現できたらすごいという衝動に駆られてその仕事に取り組んだ結果イノベーションが起きることが多い。 自分がどのような活動をしたいかわからないのなら興味の有る事無い事とりあえず全部やってみること! この本を読んで応援したい活動に責任消費をし、自分が幸せに生きる自己実現を目指し、世の中を悪くしているのは無関心な善人であると言うことから、色々なことに関心を持とうと思いました。
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