軍靴のバルツァー(13) の商品レビュー
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19世紀あたりを舞台にした傑作。近代化が進み、総力戦の足音が聞こえてくる時代。 主人公のバルツァー軍国で出世を目指す若い少佐。隣国の小国バーゼルに軍事顧問として派遣され、血生臭い政争戦争に巻き込まれていく。 19世紀という時代は、近代化が進みドクトリンも技術も大きく変化しているが、20世紀と比較して資料は少ない。その時代を描くというのが豪胆であり評価できる。当時特有の兵器や列車の規格、風俗などもわかり面白い。 バーゼルのクーデター編はかなり手が込んでいる。二転三転する戦況も面白い。二転三転する戦況と言えば、私の中で『キングダム』が思いつくが、『キングダム』が超強い英雄ユニットによる精神論的な戦争を描いているとすれば、『軍靴のバルツァー』は知略を用いた戦術眼あふれる戦争である。気球による観測で逆転とかシブすぎなんだよ。続巻がかなり気になる一冊。 代理政権の建て方なんて、胸熱もいいところ。そしてそのために宿敵と手を組むなんて読み進める手が止まらない。
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おばあちゃんには遠く及ばないの面白い みんな畳の上では死ねない人たちばかりだなあ まさかリープクネヒトと共闘することになるとは夢にも思わず でも軍師って古来からこういうとこあるよね ヘルムートはどんどん思いつめてるのつらい
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久しぶりに漫画を、無料でなく、しかも紙媒体で購入。 バルツァーは電子化されていないのだろうか。 見当たらなかったので思い切って紙で購入。 思い切って、というのは、紙で買うのは活字の本だけで、さらに漫画にお金払うのは贅沢で怠慢だと思っていたのだ。 何だその自分ルール。 面白かったけ...
久しぶりに漫画を、無料でなく、しかも紙媒体で購入。 バルツァーは電子化されていないのだろうか。 見当たらなかったので思い切って紙で購入。 思い切って、というのは、紙で買うのは活字の本だけで、さらに漫画にお金払うのは贅沢で怠慢だと思っていたのだ。 何だその自分ルール。 面白かったけど、前巻の内容を全く覚えてないか、もしくは買い忘れているかも。 まとめ:紙で漫画買うのが久しぶりで内容ももちろんだがその行為自体が楽しかった、ということの、自分のための記録。
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