太郎の窓 の商品レビュー
図書館でふと目に入って借りてみた 児童文学なので とてもわかりやすく書かれていて これを読んだ小学生が 共感したり理解したりしたらいいなあと思う かつては「禁断の」などと言われがちだった こういった心の問題が 少しずつ 自分らしくでいいんだとなっていった 今の時代を本当に嬉し...
図書館でふと目に入って借りてみた 児童文学なので とてもわかりやすく書かれていて これを読んだ小学生が 共感したり理解したりしたらいいなあと思う かつては「禁断の」などと言われがちだった こういった心の問題が 少しずつ 自分らしくでいいんだとなっていった 今の時代を本当に嬉しく思うと同時に 大人の私たちがいつまでも 足踏みしていちゃいけないと強く思う おじさんおばさん おじいさんおばあさん あなたたちの時代とはもう違うんです 私たちが認めてもらえず 悔しい思いをしてきたように 子どもたちにも同じ思いをさせたいのですか 男は男らしく!のお父さんに どう理解してもらうか 地方で本家長男で警察にお勤めのお父さんが 主人公の気持ちを理解するのは とても難しいことだろう 自分の息子だから 悲しませたくないという思いと 心の性を理解することとは また違う問題だから
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
太郎は自分の名前が嫌い 自分も男らしく、太郎にも“男らしさ”を強いるお父さんも苦手 おばあちゃんとお出かけしたとき、お父さんとお母さんにナイショで買ってもらったテディベアのこぐちゃんをとても大切にしている 幼稚園は女の子が多くて一緒に遊んでいても、だれにも何も言われなかったけど、小学校にあがって秘密にしなければいけないことが増えてしまった 〇自分の居場所をさぐりながら生きる彼女の願いが切ない 〇今森さんの選択をとらなくてもよい世の中になりますように、していけますように 作者は、みんなが幸せな人生を歩むことができるよう、法律や教育をただし、助けてくれる仲間を増やし・気軽に悩みを相談できる場所を、僕たち大人が必ず作りますと宣言されている 〇第二次性徴をむかえるころが性同一性障害を持つ人には1番しんどい時期なのかなと思った 〇作者の中島さんは性同一性障害を持ち、現在は渋谷区男女平等・多様性社会推進会議委員をつとめる
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「太郎」の気持ちがひしひしと伝わる話でした。 おばあちゃんという理解者がいたのが救いだと思っていたら、おばあちゃん自身、経験から学んだことがあったという。 学校の先生たちに読んでほしいと思います。
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トランスジェンダーの、性認識の芽生え、成長とともに広がるギャップ、友達との悩みを、「太郎」というひとりの「少女」の言葉で綴った児童書。クローゼットに眠る可愛いぬいぐるみの「こぐちゃん」を隠すこと=自分の中の性自認を隠すことのメタファーと感じながら読んでいた。「ずっと見つからずにい...
トランスジェンダーの、性認識の芽生え、成長とともに広がるギャップ、友達との悩みを、「太郎」というひとりの「少女」の言葉で綴った児童書。クローゼットに眠る可愛いぬいぐるみの「こぐちゃん」を隠すこと=自分の中の性自認を隠すことのメタファーと感じながら読んでいた。「ずっと見つからずにいられたら」という思いと「隠し続けていては辛すぎるよ」という想いの間で揺れながら、おばあちゃんの優しさに家族以上の何かを感じていたが、最後に告げられる事実に、心打たれた。。 太郎が「徐々に」気づいていく過程は、トランスジェンダーの子供のよくある発達過程の例なのだろうか。私は身近にこういった子が居なかった(または気づかなかった)まま大人になってしまったが、小学校のときにこういった児童書に出会っていれば、もう少しいろんなことに対して寛容になって、何かの受け皿になれたのではないかと思う一冊だった。最後の後書きの杉山さんのメッセージも、素敵。
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太郎のお父さんは、「男らしくなれ」と太郎に言い続けていた。でも、太郎の心は女の子だった…。トランスジェンダーの子どもの苦悩と、周りの大人の寄り添い方に考えさせられる物語。
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文体が児童文学なのに、絶対大人も読まなアカン本。特に若者よりも中年層。昨今の人間社会の多様性ってある年齢以上の方は受け入れ難いんだろうけど、そんな人にほど“怖くない怖くない”と言って受け取らせてしまいたい。
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