世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」 の商品レビュー
各国政治をマトリクスで概観でき、とっかかりとして非常に有用。 しかし著者の言説には出典等がなく、ストーリーが良くも悪くも綺麗に流れ過ぎており、これ以外の要素や解釈も当然あるということを念頭に置いておかないと危険。この点、本書の中で著者は一切留保していないので、ここは少し残念だった...
各国政治をマトリクスで概観でき、とっかかりとして非常に有用。 しかし著者の言説には出典等がなく、ストーリーが良くも悪くも綺麗に流れ過ぎており、これ以外の要素や解釈も当然あるということを念頭に置いておかないと危険。この点、本書の中で著者は一切留保していないので、ここは少し残念だった。
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マトリクスを用いた現代史の教科書。 右派と左派、共産と対共産のダイナリズムがわかってきた。また日本についても触れられておりこれ一冊で振り変えることができる一冊。 著者の思想は垣間見える程度で読みやすいのでは。
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これ当たりですわ。右翼と左翼の意味の変遷から、中東で特殊なイランの立ち位置、EUと仲の悪いイギリスなど、世界の流れを歴史から解説しています。
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面白かった。 それぞれの国ごとに歴史をなぞりながら、どんな思想で動いてきたのかがマトリックスを使いながら書いてあって面白かった。 右、左がわかっているようでわかっていなかったが、ナショナリストグローバリストでの分け方も足されることで一気にわかりやすくなった。 政治のニュース...
面白かった。 それぞれの国ごとに歴史をなぞりながら、どんな思想で動いてきたのかがマトリックスを使いながら書いてあって面白かった。 右、左がわかっているようでわかっていなかったが、ナショナリストグローバリストでの分け方も足されることで一気にわかりやすくなった。 政治のニュースの捉え方がまた変わりそう。
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恥ずかしながら右翼、左翼の意味が分かっていなかったが、この本のおかげで少しは分かるようになってきた。図での説明もあり視覚的に捉えられることが出来るのは有り難い。ただ、分かることは良いことだが、その先の行動に結びつけるにはまだ至っていない。
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政党の左派・右派の定義が曖昧な方にオススメしたい本書。ハッキリしない原因は、ニューディール政策をしたフランクリン・ルーズベルト大統領の時に、左右の意味がひっくり返った、とあり納得。 また最終章の日本思想史では、歴代の首相、吉田茂から安倍晋三まで流れや勢力図を振り返る事が出来るの...
政党の左派・右派の定義が曖昧な方にオススメしたい本書。ハッキリしない原因は、ニューディール政策をしたフランクリン・ルーズベルト大統領の時に、左右の意味がひっくり返った、とあり納得。 また最終章の日本思想史では、歴代の首相、吉田茂から安倍晋三まで流れや勢力図を振り返る事が出来るので、分かりにくいニュースが、読む前よりも身近に感じられて嬉しい。
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右→保守(国家優先)左→自由(共同体優先) という基軸だけでは、今の世界は理解できなくなっている。 ★経済的 平等←→自由 ★政治的 ナショナリズム←→グローバリズム というタテヨコのマトリックスを使って整理していく本。 フランス革命→イギリスの2度の革命 保守党、自由党...
右→保守(国家優先)左→自由(共同体優先) という基軸だけでは、今の世界は理解できなくなっている。 ★経済的 平等←→自由 ★政治的 ナショナリズム←→グローバリズム というタテヨコのマトリックスを使って整理していく本。 フランス革命→イギリスの2度の革命 保守党、自由党の二大政党→自由党と産業資本家の結びつき→自由貿易帝国主義の拡大→ポンドからドルへ ※貧富の格差拡大への不満から、共産主義が発生。 アメリカのルーツ・・・ピューリタン→労働と投資→プロテスタント国家ゆえ カトリック→勤労と蓄財は罪→経済的発展不可 アメリカの保守→共和党→モンロー主義→小さな政府×個人の自由、自主独立、保護貿易 ウィルソン大統領の世界大戦への参戦が契機でグローバリズム(世界の警察官)にかじを切る。バブル、恐慌を経て、再度第二次世界大戦に参戦。 恐慌以後のアメリカのリベラル→大きな政府(修正資本主義、ケインズ)→さらに国際金融資本と結びつき→大きな政府×グローバリズム →今日のリベラル
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近代政治史がわかりやすくコンパクトにまとめられていた。 が、特にアメリカのグローバリズム、ナショナリズムと共和党、民主党のねじくれ方は途中で捩れたということしか記憶に残っていないのは、私の頭のいたらなさ(笑) 雑な整理の仕方や表現もあるが、もう少しきちんと記憶しながら読めば近現...
近代政治史がわかりやすくコンパクトにまとめられていた。 が、特にアメリカのグローバリズム、ナショナリズムと共和党、民主党のねじくれ方は途中で捩れたということしか記憶に残っていないのは、私の頭のいたらなさ(笑) 雑な整理の仕方や表現もあるが、もう少しきちんと記憶しながら読めば近現代の政治史の基礎知識は身につくと思う。 また時間をおいて復習したい。
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政治の思想という視点で歴史がどの様に動いてきたかという書籍。 日本だけで無く、各国の歴史も含めて知ることが出来た。
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「右から歴史を科学的に俯瞰する」 茂木先生の著作を読んだのは2つ目だが、帯にある通り「仕事でマストな教養」として大人向けに書かれていた印象を受けた。 どんなに優れた人間も認識のバイアスから逃れることはできない。 今回は先生の思想が割とよく出ていた気がする。そのことに自覚的でない...
「右から歴史を科学的に俯瞰する」 茂木先生の著作を読んだのは2つ目だが、帯にある通り「仕事でマストな教養」として大人向けに書かれていた印象を受けた。 どんなに優れた人間も認識のバイアスから逃れることはできない。 今回は先生の思想が割とよく出ていた気がする。そのことに自覚的でないと物を考えない保守が結構な勢いで生まれてしまう気がする。 中東のついて語られた章では、「価値のグローバリズム」という観点から現在の混乱を分析する。そしてあらゆる革命軍はエネルギーを持て余し暴走する宿命があるという命題を、演繹的にソ連やイスラム世界に当てはめ説明していた。 対象を破綻なく説明できている間は暫定的に正しいと仮定するという科学的な態度であると思った。 歴史を鑑みれば、「自由↔平等」という「経済的な座標」と「ナショナリズム(国家)↔グローバリズム(個人)」という「政治的な座標」でマトリクス図をつくるのにも合理的な根拠があるのだろう。日本も含めた世界の有名政治家や組織が思想的にどこに位置してどう対立し運動していくかには説得力があった。 ただ多様性が増すだろう今後は、もっと座標軸が増えて3次元的な表現が必要になってくるのかも知れない。そうなると紙での表現が難しくなるのだろうけど。
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