昭和プロレスを語ろう! の商品レビュー
面白かったな。 殆ど内容がわかる。リアルに。 昭和プロレスが好き。 昭和プロレスが好きな人が好き。 今のプロレスはどれみても面白くないもんなあ。
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大相撲を関脇で廃業して、アメリカからプロレスを持ち込んだ力道山。 戦後の復興期に、アメリカ人を空手チョップでなぎ倒す姿が街頭テレビに映し出され、彼は国民的英雄となった。 プロレスのこけら落としを、タッグマッチで行ったこと。 世界の強豪レスラーを招聘し、「ワールド大リーグ戦」...
大相撲を関脇で廃業して、アメリカからプロレスを持ち込んだ力道山。 戦後の復興期に、アメリカ人を空手チョップでなぎ倒す姿が街頭テレビに映し出され、彼は国民的英雄となった。 プロレスのこけら落としを、タッグマッチで行ったこと。 世界の強豪レスラーを招聘し、「ワールド大リーグ戦」を開催。 オリンピック的な価値観を持ち込んだアイデアも秀逸だった。 彼が残した二人の弟子。 東洋の巨人--ジャイアント馬場は、元巨人軍の投手。 燃える闘魂--アントニオ猪木は、彼がブラジル遠征中にスカウトして日本に連れ帰った。 両雄はしのぎを削り、やがて袂を分かち、永遠のライバルになっていく。 そして、多くの弟子を生み出した。 完全無欠のエース--ジャンボ鶴田。 炎の飛龍--藤波辰爾。 革命戦士--長州力。 風雲昇り龍--天龍源一郎。 昭和の第三勢力国際プロレスの歴史も語り合われた。 マットを賑わせた外国人ヒールレスラーについても興味深い考察が続く。 昭和プロレスは、本当に面白かった。 そして、これからもきっと面白い。 ファンが記憶の中でその思いを醸成し続けていく。 語り合えば、無限のロマンが広がっていく。 プロレスとは、ゴールのないマラソンだ。
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- ネタバレ
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ブックレビューはしばらくプロレス本 が続くかもしれません(^^;)。品川駅構内の本屋にフラッ と立ち寄った時に見つけた新書。小佐野影浩とはご存じ 週刊ゴングの元編集長の小佐野さんで、二宮清純とは気 合いの入ったスポーツライターとして有名な二宮さん。 そんな2人が、昭和プロレスをネタに対談。こりゃあお もしろそう!ということで。 ・・・いや、2人ともちょっと肩の力が抜けすぎかも(^^;)。 時代は力道山時代からリアルな昭和の終わりまでを網羅 しているのだが、特に目新しい真実も無ければ暴露も無 い、下手すればちょっと残念な内容。ただ、そんな2人の リズムが妙に心地よく、知っている話でも気分良く読め てしまったのが不思議。 個人的に小佐野さんの上田馬之助への評価がそれほど高 くなかったのが意外。後は懐かしいガイジンレスラーた ちのエピソードにほっこりさせて貰った。 この2人には、どうせなら「平成前半のプロレス」も語っ て欲しいところ。新日本の暗黒期くらいまでの時代なら、 両名とも語れる何かがありそうな気がするので。
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猪木・馬場の両雄を中心に昭和のプロレス(といってもタイガーマスクまで)を著者二人が語り合う一冊。 外国人選手に関する記述も豊富で、シンやブッチャー、アンドレといった有名どころしか知らなかった私にとっては新鮮な情報が多かった。 私は90年代後半がマストな世代なので、ぜひ平成版も出...
猪木・馬場の両雄を中心に昭和のプロレス(といってもタイガーマスクまで)を著者二人が語り合う一冊。 外国人選手に関する記述も豊富で、シンやブッチャー、アンドレといった有名どころしか知らなかった私にとっては新鮮な情報が多かった。 私は90年代後半がマストな世代なので、ぜひ平成版も出版してほしい。
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全編が著者二人の対談集。昭和プロレスの様々なシーンに触れられており、情景に想いを馳せることは出来ますが、同時にもっと深く知りたいなという気持ちで読み終わりました。
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