あなたの会社、その働き方は幸せですか? の商品レビュー
今年はやたらと出口さんと上野先生の本をよmでおり、そのお二人の対談ということで購読。期待どおり、面白く学べる本でした。
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上野さんは意外と冷静な意見で、好きなことと役に立つことを分けて考えられていて、支持・共感できた。組織は有能な人の足を引っ張り、無能な人を守る。人並み以上の意欲と能力が自分にあると思えない限りは裸で荒野に立つのはリスク高。と話してるのが印象的だった。まさに社会に出て感じること。 ...
上野さんは意外と冷静な意見で、好きなことと役に立つことを分けて考えられていて、支持・共感できた。組織は有能な人の足を引っ張り、無能な人を守る。人並み以上の意欲と能力が自分にあると思えない限りは裸で荒野に立つのはリスク高。と話してるのが印象的だった。まさに社会に出て感じること。 また、女性活躍やダイバーシティ組織については、私が勤める会社も「粘土層」で固められているため、みんなにリーダーやマネージャーを交代でやってみさせる、執行役員の半分は入替制にするなど、組織の変革に際しては、流動的な動きが大切だと感じた。 おそらく引用されていた、山口周さんの「劣化するオッサン社会の処方箋」も読んでみたいと思う。
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女性も働ける制度が正しいと思う。なぜ、103万の控除制度があるのか。無くせば良いのに。 子供は預けて育てるのが、集団保育。使用人を雇うなどで、夫婦で共に働こうと思った。 育児休暇は、雇用保険なので、取ってもらう方が企業にとって成長のチャンス。ただし、組織は有能な人の足を引っ張...
女性も働ける制度が正しいと思う。なぜ、103万の控除制度があるのか。無くせば良いのに。 子供は預けて育てるのが、集団保育。使用人を雇うなどで、夫婦で共に働こうと思った。 育児休暇は、雇用保険なので、取ってもらう方が企業にとって成長のチャンス。ただし、組織は有能な人の足を引っ張るが、無能な人を守るものなので、上手く行くかは企業体力と人材のポテンシャル次第。 子供手当を充実させる方がいい。 女性を昇進させ、ロールモデルを育てることが必要。これも入れ替わりを作り、向き不向きを見る。 上野さんは学者、教育者、社会活動家。どれでも食べていけるように3倍働いたそう。僕も、トリプルは無理でもマルチでやっていこう。そのためには、自分の適材を見つける。世界は広いから、咲ける場所を求めて、どんどん広い世界に出ていったらいいという言葉を胸に。 人、本、旅、勉強が必要。
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京大1972の同級生コンビというのが面白い さすが京大面目躍如 反骨精神が知の本質 1.日本の労働環境は「同質的」 この体育会的集団主義で戦後高度成長を実現した 成功体験 「多様性への切り替え」ができず閉塞感・生産性の低迷に苦しむ 大変判りやすい説明と納得 ①ドイツのシュレーダ...
京大1972の同級生コンビというのが面白い さすが京大面目躍如 反骨精神が知の本質 1.日本の労働環境は「同質的」 この体育会的集団主義で戦後高度成長を実現した 成功体験 「多様性への切り替え」ができず閉塞感・生産性の低迷に苦しむ 大変判りやすい説明と納得 ①ドイツのシュレーダー改革[1993-2005](P82) 非正規労働者への社会保障の拡大 安倍政権との差! ②シラク三原則(88)少子化対策 お金の支援 保育所 育児休業不利益なし →男が乗り逃げ可だが集団の男が責任を負う 政治の役割! 2.上野千鶴子先生がリード さすが差別を受けてきた女性の歴史を背負う上野先生が深い ①日本の大学には人口学専攻がない ②育児休暇中の賃金保障で会社は利益(97)知らなかった! 代替要員を雇わない不思議! 出口さんも生産性を上げるチャンスとピントを外していた ③アメリカの大学・大学院の教育的付加価値は巨大(239) 日本は就職先の企業が大学教育を求めない・評価しない 技能教育より「学ぶ力を身につける」 日本の大学には高等教育のノウハウがない ④真っ当なマネジメントがない(出口氏248) 精神論が中心 科学的な方法論がない 受け入れない 戦略なく、戦術弱く、「現場の戦闘」で奮闘(上野・出口) ex介護現場 教育現場・・・あらゆる現場が同じ 4.日本の学校の画一性( 東大本田由紀先生251) ①水平的画一性 右向け右 ②垂直的序列性 成績・偏差値で序列 5.いずこも改革を求める怨嗟の声ばかりだ 現在の体制を支える「資金」がいつまで持つのか
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大好きな出口治明先生と上野千鶴子先生の対談。社会を見る目を変えてくれる。 意外だったのは、出口さんはやりたいことがないまま進学、就職していたこと。興味がない中でロジカルに考え楽しむことを貫いてきた背景が見えて、いろいろ腑に落ちた。
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尊敬する出口さんと上野さんが同期っていうのも感慨深い。全く違う経歴ながら、意見は一致していた。 読みながら、そうそう!とうなづきながら読了。 コロナのおかげで、テレワークが当たり前になったのに、落ち着いたら戻ってしまうのでは?と不安になり、コロナ後のオフィスの在り方を考えようよっ...
尊敬する出口さんと上野さんが同期っていうのも感慨深い。全く違う経歴ながら、意見は一致していた。 読みながら、そうそう!とうなづきながら読了。 コロナのおかげで、テレワークが当たり前になったのに、落ち着いたら戻ってしまうのでは?と不安になり、コロナ後のオフィスの在り方を考えようよって嘆けても、まだ元に戻ると思っている「おじさん」 そして、政治も政党の出馬者の女性比率を一定割合を守らないとペナルティを与えるなどの改革、女性が子供と産むことによる不利益を被らない制度、女性が育休後不透明な評価が下がらない制度、クォーター制で女性の管理職を増やすこと、大学で、社会で生きていくための基礎となる勉強を教えること、専門的な勉学をしその評価が企業の判断となること、大学で勉強をしないと単位が取れないという当たり前の教育制度、全ての人への社会保障制度の導入、ギガワーカーだけでなくインターバル勤務の普及、まだまだあるが、諸外国の良いところも取り入れてくれたらと願わないでいられない。 まずは自分でできることは、声に出して、相手を説得させて、粘り強く風土改革しないと。 響いたこと言葉 今目の前のことに一生懸命取り組むこと。 人生一生勉強。 仕事は全てサービス業。
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好きなことをできる環境に自分を置くには、学び続け、目の前のことを一生懸命やる。 順風満帆のように見えても、仕事をしていく上では、いろいろなことがある。人脈づくりが大切。挑戦が人を育てる。
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上野千鶴子さんと出口治明学長だなんて大好物が2人揃った表紙でジャケ買い。たまらないです。 全てが全て、いつもよく目にするお二人の内容ではあるけれど自身がとても勇気づけられる言葉ばかり。 正しいことがまかり通る世の中ではないけれど、今の場所が合わないなと思うなら違う場所を探すのも...
上野千鶴子さんと出口治明学長だなんて大好物が2人揃った表紙でジャケ買い。たまらないです。 全てが全て、いつもよく目にするお二人の内容ではあるけれど自身がとても勇気づけられる言葉ばかり。 正しいことがまかり通る世の中ではないけれど、今の場所が合わないなと思うなら違う場所を探すのも一つ。 あなたが正しいと思うことがあるなら、その正しいと思う人が多い場所を探して、選ぶこともできるかも、という踏み出す一歩を勧めてくれます。 おすすめ。
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幸せになるための働き方について上野千鶴子さんと出口治明さんの対談。異色の対談かと思いきや、二人の意見が驚くほど合っていた。男性経営者であった出口さんのしなやかな考え方に驚く。日本人の働き方に対する批判でもある一方で、厳しいリアリストとしての面も垣間見える。上野さん自身3種類の仕事...
幸せになるための働き方について上野千鶴子さんと出口治明さんの対談。異色の対談かと思いきや、二人の意見が驚くほど合っていた。男性経営者であった出口さんのしなやかな考え方に驚く。日本人の働き方に対する批判でもある一方で、厳しいリアリストとしての面も垣間見える。上野さん自身3種類の仕事をしてきて、人の3倍働いてきたという。そのおかげでいつでも「会社」を辞めてやる、と思えるのだ。教え子から脱サラの相談を受けたとき、組織から離れるということは、徒手空拳で荒野に立つようなもので、それだけのスキルと意欲があなたにはあるか、ないならやめたほうがよい。組織は無能なあなたを守るものだから、と言ってきたそうだ。厳しいが現実だろう。そういった現実感覚をもった人が、理想を語っているのだ。重みが違う。
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☑︎老いたらIQより愛嬌で働く ☑︎場数を踏めば、平気でいられる ☑︎あきらめをモチベーションにする ☑︎2対6対2の法則 学習意欲が湧きました!
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