BCGが読む経営の論点(2021) の商品レビュー
2023/10/14 読破 一言:カタカナが多くエリートビジネスパーソン向けのコロナ後の経営戦略書 要点:コロナの後の経営環境の変化について、必要なデジタル技術や、過去の戦略と、それに伴い生じる問題の解決策を筆者の考えと共に記載 イラストがあって理解しやすいです。毎ページ、...
2023/10/14 読破 一言:カタカナが多くエリートビジネスパーソン向けのコロナ後の経営戦略書 要点:コロナの後の経営環境の変化について、必要なデジタル技術や、過去の戦略と、それに伴い生じる問題の解決策を筆者の考えと共に記載 イラストがあって理解しやすいです。毎ページ、小単元になっておりちょい読みしやすいです。 各単元ごとにフレームワークの記載もある為、考え方の参考になるかと思われます。
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デジタル化すべきことと人の力を活用すべきことを適切に切り分けるには顧客価値や顧客体験を最適化することを最上位の目的とする。 顧客視点で最良の価値と体験を提供するには、デジタルとリアルのどちらが良いかを考える。 顧客の購買体験をエンドトゥーエンドで捉え、カスタマージャーニーを理...
デジタル化すべきことと人の力を活用すべきことを適切に切り分けるには顧客価値や顧客体験を最適化することを最上位の目的とする。 顧客視点で最良の価値と体験を提供するには、デジタルとリアルのどちらが良いかを考える。 顧客の購買体験をエンドトゥーエンドで捉え、カスタマージャーニーを理解することが肝。
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ビジネスとして、戦う土俵を決めること。ソフトバンクの孫さんも、まずは登る山を決めること、という似たような表現をよくしている。
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BCGのコンサルタントがそれぞれの専門分野における論文をまとめた書籍。ニューノーマルといわれる新たなステージにおいて企業が何を変えていくべきかを様々なアプローチをもってわかりやすく論じてくれている。 DX、エコシステム、アジャイル、AI等のキーワードを踏まえると、歩むべき方向性は...
BCGのコンサルタントがそれぞれの専門分野における論文をまとめた書籍。ニューノーマルといわれる新たなステージにおいて企業が何を変えていくべきかを様々なアプローチをもってわかりやすく論じてくれている。 DX、エコシステム、アジャイル、AI等のキーワードを踏まえると、歩むべき方向性は比較的明らかに示してくれている。あとはそれを実践するための企業のケーパビリティが不足しているのが、今の国内企業の置かれている状況であるとの認識も一致している。 BCGの書籍は考えるきっかけを与えてくれる。
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アフターコロナにおける経営本のなかでもっとも具体的。 ウィズコロナ中に起こすべき経営者のアクション、注意点も記載されています。 ○対症療法に終始するな BCGの分析では、景気後退と経済構造変更が同時に起きてる時は、企業間の競争格差がより広がる。 業績悪化のなか、構造変化に後手に...
アフターコロナにおける経営本のなかでもっとも具体的。 ウィズコロナ中に起こすべき経営者のアクション、注意点も記載されています。 ○対症療法に終始するな BCGの分析では、景気後退と経済構造変更が同時に起きてる時は、企業間の競争格差がより広がる。 業績悪化のなか、構造変化に後手に回れば淘汰されることは間違いない。 逆に経営のあり方や事業価値を高められれば競争優位性を獲得できる。 ピンチだからと言って、対症療法に終始するような経営を行うことは悪である。 ○トップは経営チーム全体を変革し、ゴールをコミュニケーションし続ける 経営リーダー自らのロールモデルとなり、社員を鼓舞すること。 配置転換含めて経営チームを動くチームにすることによって、組織に変革と必要人材を告げることも必要。 トップは、士気を高めるような言い方で変革を伝え続ける。 ○2021年からのリーダーに必要なこと ・アジャイルスケールな組織にする。 箱の設計より、行動連携しやすく意思決定が早い組織をつくる。 もっともやるべきなのは経営に近い組織を整備すること。 経営層や経営企画で大まかな方針や優先順位をきめたあと、その下の層を再編すること。 指示遂行型や効率型ではなく、リスクをとって物事を動かせる小さい組織をつくる。 正しい道に対して、リスクを恐れない人間を重宝すること。リスクを気にした動きは見せかけの前進にしかならず、近い将来船は沈没する。 ・ポジティブメッセージ、ポジティブコミュニケーション 改革の必要性、大義を明確にした上で、それを前向きなメッセージに変換する。 チームに丁寧かつ頻繁にコミュニケーションする。自分の言葉で伝えていくことが大事。 事業に限定せず、会社や市場全体としてのストーリーを語ること。 ・社員に響く本当のゴールを再定義 それは本当に目指すべきゴールなのか。 ・コストデリートマネジメント 非連続なコスト削減を行うとチャンス。 従来型の改善の積み重ねではなく、根本から見直すこと。 あらゆる人的手間、費用、投資活動を将来にわたって本当に必要か見直すこと。 ・常に機会を追求する 危機的時代における事業ポートフォリオの進化は常に経営者の必死さ、決死さにかかっている。 多くの無能経営者は危機的状況に1つのよいプランを見つけると、あたかもそれが成功すると勘違いして満足してしまう。自らのこころを平穏にするために。 結果がでるまでは機会を探し続け試し続けないといけない。 ○非常事態は変革の大チャンス 従来のなかなか進められなかった変革のトリガーを、社会的な危機感とリンクさせられる。 平常時には危機感や変革意識をもってもらうことは不可能に近い。 普段腐心することを意識してもらえる、最高にして希少なタイミング。 ○シナリオプランニング×事業ポートフォリオ 10年間のシナリオプランニングを描くこと。 起こりうるポジティブとネガティブをだす。 ネガティブなものは起こりうるのか?を考えるのではなく、起きた後どうするかを書いておく。 未来がどうなるかは誰にもわからない。従って、トライ&エラーを高速で繰り返して素早く軌道修正していくことこそが成功への道。
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企業経営の論点がコンパクトにまとまっており、かつ実務的でわかりやすい。アジャイル組織設計のマトリックスや新規事業創出のマトリックスなどのフレームワークも参考になった。
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