私の少年(9) の商品レビュー
真修くん………ピュアで綺麗で繊細で優しい。 頑張り屋で良く笑って一途で素直で、 でも本当は聡子さんのことで頭がいっぱいなのだ。 18歳差という事実、心の触れ合いが容易くない事を 圧倒的な現実で残酷に描きながらも、 2人の世界はこんなにも美しい。 いつだってきっかけは素直な言葉と...
真修くん………ピュアで綺麗で繊細で優しい。 頑張り屋で良く笑って一途で素直で、 でも本当は聡子さんのことで頭がいっぱいなのだ。 18歳差という事実、心の触れ合いが容易くない事を 圧倒的な現実で残酷に描きながらも、 2人の世界はこんなにも美しい。 いつだってきっかけは素直な言葉と行動からで、 そしてそれがどんな理由でも、 後悔する事になったとしても、 伝えることの大切さは確かにあるのだ。 9巻最後、2人で共に歩み始める姿で良かった。 2人の交流が暖かく、静かにすすんでいくのが、 そしてその先を垣間みれた気がした。 と、心の交流や考えている事にたくさん… それはもうたくさん共感しつつ、 聡子さんの母親の対応にも「あ〜〜〜(既視感)」 という部分が少しあったのが今の私に刺さった…… また、もし私が聡子さんの立場ならどうしたか? をぼんやりと考えたりしながら、 真修の可愛さに頭を抱えるのであった。可愛すぎ!!! 小片さんがいい子で良かったとか、 椎川さん性格わる…!!と思ったけど "真修お母さん発言展開"で 「あ…あの人はこんな気持ちだったのかもしれない」 と丁寧な流れで伝わってきて苦しかったし… 父親はただただ余裕がない人であったし、 おばあちゃんはいい人だし妹も良いノリだしで、 真修くんと聡子さんの生きる世界が 遠く空の彼方まで広がって ターコイズブルーのように、 ビー玉のように、 反対側まではっきりと見渡せる距離で 共にお互いを隣で見守っていけたらいいなぁと そしてやはりきっと 隣で見守っているのだなぁと 我々はそう既に実感している、と思ったのでした…! 名前のない関係性で完結したことに、 それでは彼らは一体なんなのかという なんともいえない不安があったけれど、 この2人なら…"恋愛""恋人"に完結するものでなくて 良かったのかもしれないなぁと、 感じたりしたのであった。
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ネグレクト疑惑の少年を心配し保護したことから 三十歳と小学生の交流が始まり展開していく物語。 正直四巻以降、聡子が仙台〜東京、真修が中学〜高校 の話は読んでてずっとやきもきしたしイライラもした。 聡子がとにかく一人で考え込み過ぎてて始終重いし、 妹のまゆがいなきゃ何も出来なかっ...
ネグレクト疑惑の少年を心配し保護したことから 三十歳と小学生の交流が始まり展開していく物語。 正直四巻以降、聡子が仙台〜東京、真修が中学〜高校 の話は読んでてずっとやきもきしたしイライラもした。 聡子がとにかく一人で考え込み過ぎてて始終重いし、 妹のまゆがいなきゃ何も出来なかったんじゃと思う。 真修への気持ちも白黒付けない不明瞭な想いが、 まるで宝石のように綺麗で宝物みたいな感じだけど ずっと矛盾したままな気もしたし、 根本何も解決してない気すらした。 真修はそれで良いのか??疑問だ。 聡子の母親は最後までイラつくし、 最終章の過去の各々時代の聡子との対話も「?」だし、 突然のコメディ?ギャグ描写も絵柄からか笑えない。 センスはあるけどなんか不時着した物語な気がした。 最初は面白かったのになー残念。 ただ真修の家の問題は明確になって良かったし、 胸を撫で下ろした。お父さんと話せて良かった。 でも結局聡子の疑惑?は取り越し苦労で失礼だよね…
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読み切りました〜! なんというか、描き過ぎず 余韻の残るラストだったように思います。 いま、ふたりが感じる幸せの大切さ。 その心の安寧がとても愛おしい。 真修がこんなふうに育って うれしかったよ(T▽T)
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誰かと一緒にいる時の自分を好きになれるってとても素敵なことだな、と思いました。そういう意味で最終回の1話前の、「だから私のこと見てて」というセリフがとても印象的です。見ているためには一緒にいなければいけないから、そういうことだよな、とも。読者としてはつい関係性に答えを求めたくなっ...
誰かと一緒にいる時の自分を好きになれるってとても素敵なことだな、と思いました。そういう意味で最終回の1話前の、「だから私のこと見てて」というセリフがとても印象的です。見ているためには一緒にいなければいけないから、そういうことだよな、とも。読者としてはつい関係性に答えを求めたくなってしまう気持ちもあるけど、この2人にはきっとこれが最善なんだろうな、と思う。丁寧な年齢差もののお話が見れてよかったです。
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マンガの本棚ではないけど、これは書かずにはいられない… とっっっても良いお話であった… 全てのことに対して、型にはめないところ。 名前を付けない、付けられないことをそのままにしておいてくれるところ。 大切なことは変わらないということ。 そうですよねえ。そうなんですよね。 ふ...
マンガの本棚ではないけど、これは書かずにはいられない… とっっっても良いお話であった… 全てのことに対して、型にはめないところ。 名前を付けない、付けられないことをそのままにしておいてくれるところ。 大切なことは変わらないということ。 そうですよねえ。そうなんですよね。 ふはー…っとため息が出てくるなあ。 どこか隙間があいて、気持ちがひゅっとしているんだけど、 でも安心して、心地いい。 書籍として、大切に手元に持ち続けます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
登場人物たちの心の葛藤がとても感じられ、私自身も胸が苦しくなりました。 ましゅうが少しずつ大人になっていく姿に、どうなるんだろうとドキドキでしたが、終わり方が中途半端に感じてしまいました。読者の想像にお任せしますと言った感じでしょうか。 強いて言えば、ましゅうが20歳超えて、主人公と結ばれて欲しかった、、、。途中まではすごく良かったので、私自身はハッピーエンドとして、解釈しようかと思います。
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え、最終巻で終わり方とクライマックスにかけての 展開に謎を隠せない。 二人が過去の自分と向き合えたのは分かったけど、 急に出てきて時間軸よく分からなくなった。 最後、聡子から真修への気持ちが曖昧なのはいいんだけど、 真修は聡子を人間としてではあるけれど、きっと恋愛対象でしょう。...
え、最終巻で終わり方とクライマックスにかけての 展開に謎を隠せない。 二人が過去の自分と向き合えたのは分かったけど、 急に出てきて時間軸よく分からなくなった。 最後、聡子から真修への気持ちが曖昧なのはいいんだけど、 真修は聡子を人間としてではあるけれど、きっと恋愛対象でしょう。 そう表現されているのにこのラストは、、 もっと決着つけて欲しかった。 これがいいと思う人が沢山いるみたいだけれど 好みの問題なのかな〜綺麗な物語なだけに残念
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清涼感増してない? こんな済んだ眼差しで見られたら 自分が40歳でも60歳でもたまらん そして急にインナーチャイルド的なやつ出てきて プチパニックに・・・
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恋愛ものとしては不完全燃焼なのだけど、登場人物ひとりひとりが、自分の内面と向き合い、着地すべきところにしているのがよかったと思う。 最近観たり読んだりした作品は「結局自己の内面と向き合う」という着地が多いな。 悪いということではなく、人って結局そうすることでしか納得ができないし前...
恋愛ものとしては不完全燃焼なのだけど、登場人物ひとりひとりが、自分の内面と向き合い、着地すべきところにしているのがよかったと思う。 最近観たり読んだりした作品は「結局自己の内面と向き合う」という着地が多いな。 悪いということではなく、人って結局そうすることでしか納得ができないし前に進めないということなんだなと。
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正直、逃げのようなものを感じてしまった。 真修が大人になるまで待ってる展開なら、やはりもう一歩踏み込んで欲しかった気が。 好みの問題かもだけど。
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