嬉しいことばが自分を変える の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
武器ことば: 断定的否定的。相手を袋小路に追い詰めシャットダウンしてしまう。考えもしないで無意識に言ってしまう。 楽器ことば: 提案型肯定型。相手に身をゆだねながら、いつでもゲートオープン。よーく考えて意識的に言葉選びをして使う。 この本に書いてある武器ことばの中には、「大往生でしたね」「ステイホーム」のように、「これも武器ことばなのか」と思うようなごく日常で使われる言葉も出てくる。 そのような言葉の「楽器ことば」への言い換えは本当に見事で、時にはくすっと笑ってしまう。そして、心がほわーっと温かくなる。 思い返せば、武器ことばの「相手を袋小路に追い込む」力に私はよく打ちのめされている気がする。故意に追い込こまれることも、相手が意図していないときに追い込まれることもある。ときには自分が他人を追い込んでしまっていることもあるのだろう。 著者も述べている通り、ここに書かれている楽器ことばは、頭をひねらないと簡単には出てこない。 でも、このような言葉を日常で使うことができれば、自分のまわりだけでなく、自分自身の心も温かく、前向きにできると感じた。意識していきたい。 巻末には、著者によるインタビューの極意が書かれている。インタビュアーとして、次々に相手に質問するよりも、相手に身をゆだねる姿勢を大切にしているという点が印象的だった。
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言葉の言い換え案と傾聴について。 言い換え案は場合によっては上手くいかないような気もしたから、話している相手のことをきちんと見て聴いて話すのが大事だなと思う。
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人を攻撃する言葉を優しい言葉に置き換えることが重要で、事例を用いて説いています。 同様な本を読んでいる人はあまり読む必要はないです。
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