相談の森 の商品レビュー

燃え殻(著者)

2021/04/25

著者が、前任のブラック上司とは真逆に組織をまとめていこうと決意したこと３つ。
①他人の意見に耳を傾ける
②情報をチームで共有する
③気分を仕事に持ち込まない
「上司としての優しさを履き違えないこと。働きやすさを提供することが本当の優しさ」という言葉に、膝を打った。

2021/03/21

「私みたいなもんが偉そうに言えませんけど...」と、終始 下から目線。
ゆる〜く、テキト〜な感じの文章に仕上がっていますが、それらの言葉の奥には真剣と誠実がぎっしり。
全く押し付けがましくないのに、筆者の本当の優しさが伝わってくる、良い本でした。

2021/03/06

みんな正直に悩みを相談しているところがすごいし、それに対する燃え殻さんの答えが神です。アドバイスがまたすごくいいです。人間の弱いところに追い討ちをかけない感じが好きです。

2021/02/19

色々な人生相談本を読んできたけど、自分が相談するなら、燃え殻さんがいいと思った。
しょうもない悩みも、ちゃんと聴いてくれそうだから。
久保田寛子さんのイラストも可愛いです。

2021/02/14

著者の新作ということで、すぐに読んでしまった。

今回は連載作品の書籍化ということで
短めの文章が数多く収録されている。

寄せられた相談に答えていく内容だけど
分かりやすい答えが示される回は、基本的にない。
世の中には、それに対し腹を立てる人もいるだろうけど
著者に相談してくる人は明確な答えなんて求めてないだろうから、きっと大丈夫。

こんな人が身近にいてくれたら
すごく救われるだろうなと、いつも思う。
だから、思い悩んだときには何度も読み返そう。

2021/01/22

"決着のつかないことを抱えて生き始めた時に、あなたは本当の意味で大人になれる"という言葉を抱いて、驕ることなく生きていきたい。
そうは言うけど、だって、でも。そういう気持ちを大切にできる人だからこその優しさが詰まってる。不安な世の中だと、いつも白か黒を求めがちだけど、誰しも白か黒ではうまくいかない人生を歩んでいることを教えてくれる本。

2020/12/31

相談者に対峙して指示や教示するのではなく、相談者と一緒に考えの踊り場(相談の森)にいてくれる様な、燃え殻さんらしい一冊。傷ついたり間違えたりもして来た、大っぴらに言えないことも心に持っている不完全な大人として、かつての子供として、人の弱さや矛盾を切り分けないでちょうど良い距離を保って寄り添ってくれる。どこまでも読み続けていたい相談と答えの数々が、連なってひとつの穏やかで趣深い作品として浮き立ってくる読後感。

2020/12/12

優しい言葉たちの群れに会える森だった
京極さんの本くらい分厚かったら良かったのに
また元気が無くなったら遊びに来ます

2020/12/08

ネガティブを丸めて固めたみたいな感じが好き。40代の大人は側から見たら、強そうな大人に見えるけど、燃え殻さんの本を読んでるとみんな悩んで生きてんだなって人間らしさを感じて、そこが好き。

2021/01/03

相談への回答がいつのまにか短編小説のようにも読めてくる、不思議な本。あるがままでいいんじゃない、なるようにしかならないし、なんとかなる、と思えてくる。