相談の森 の商品レビュー

燃え殻(著者)

2022/04/27

燃え殻さんのハツラツとしない回答がいい。しなしなのおじさんのしなびた答え。何も解決しなくても、少しは気にしなくなる。

2022/02/26

燃え殻さんへの人生相談したくなりました。　
やはり人間の悩みは人間関係が大半なのだなぁとしみじみ思えた。
人生は生きていればなんとかなるという最後のアドバイスは心に沁みました。

2022/02/06

★気になったとこ
・仕事仲間との間に生じる負の感情は、共有するしかない。
良いことも悪いことも共有できる関係しか課題を作り出す事も、それを解決することも難しい。
→たしかにー。
ミスったりとかしたときも、こういうところに不満持ってるよってことも言わなきゃ相手はわかってくれんし、自分も「なんでわかってくれないの！」って信頼できなくなるし、グループとして良くない関係性になるよな。

・そんなこともあるさと決着をつかないことを抱えて生き始めた時に、あなたは本当の意味で大人になれるんだと思います。
→何でもなんでも決着をつけられると思ってた。決着をつけなきゃって思ってたけど、ズルズルと引きづりながら、折り合いをつけて生きれるって強いし、大人だよね。

2021/08/28

燃え殻さん好きです。
最初に好きになったのが何だったか忘れたし、なぜ好きなのか説明しづらいけど、多分自分と同じような弱さを隠さずに見せてくれるから、かな。
相談の森は、読者の悩みに燃え殻さんが答えていくんだけど、全然答えになっていなかったり(笑)、他の回答者なら言うであろう答えとは真逆なことが書いてあったりします。
でも、それでいいんだ。という気持ちになる。
相談者に正解を教えるわけではなく、そっと脇に寄り添　ってくれる感覚です。
大抵のことは、「生きていれば何とかなるから大丈夫です」です。

2021/08/13

人生に答えはない、あるのは問いだけだ
と言ったのは誰だったろう
誰もがいう言葉なのかもしれないし
この人しか
言わない言葉かもしれないし
相談したいと思うこと
相談していること
答えが欲しいという気持ちと
誰かに聞いて欲しいと思う気持ちと
その誰かが
回答してくれている人であったり
それをオンラインで読んでいる読者であったり
こうして書籍として読んでいる私のような読者であったり
相談できている時点で
自分の困っていることを考えていることを
言葉にできているんですよね
それが分かって回答する
とりあえずやってみる
何よりも
一緒にいてくれる
一人じゃないと
思える時
それを表現してくれる
言葉たち

相談すらできない
人はいるのかもしれない
そんな人に
届く言葉たちがここにある

2021/06/13

「生きていればどうにかなるから大丈夫です」

他の人の相談のはずなのに心にぐさっとくるものがあった。
自分がダメになるような物事を無理に続ける必要ないよなあ。

2021/06/04

相談本は、幡野広志さんの「なんで僕に聞くんだろう？」以来。

幡野さんに感じたのはなんとなしの強さであって、引っ張られたり背中を押されたりする感覚だった。

一方、燃え殻さんに感じたのは「寄り添われている感覚」だ。

一緒に悩んでくれている。

他の人にこう言われたんでしょ？こう言われるのはキツいよね？も含めて、一緒に悩みを抱えてくれる。

すごく行き詰まっている時、強い人からハッパをかけられるより、行き詰まったことがある人や行き詰まっている人に寄り添ってもらった方が心が休まるのは身をもって体験した。

燃え殻さんはそんな人なんだなと感じた。

一度一緒に土手に座って川面を眺めながら取り留めのない話をしたいと思った。
おこがましいが。

「ボクたちはみんな大人になれなかった」に感じた親近感のワケもわかった気がする。

2021/05/06

相談の森に寄せられた悩みを読んでいると、外からは見えない悲しみをみんな背負っているんだな、と、共感したりホッとしたり私ならどう答えるのかな、と感じました。

「人生に答えはない、あるのは問いだけだ」。
答えはないから、自分にとってのベストを手作りしたい。

2021/05/02

ふんわりした中にも芯がある解答。
極端な否定や肯定や言い切りがなく、読んでいて疲れない。このままコツコツ生きていくかと思える感じ。

2021/04/20

こんな自分でいいのかなぁ…となった時には燃え殻さんか、穂村弘さんを読むことにしてる。
こんな自分で良いんだと思えたので、また前にすすめる。