聖女か悪女 の商品レビュー
すんごいムナクソ小説。←ホメコトバデス 思ってもない所から球飛んできすぎて、「ホンマかぁ(汗」って頭抱えたり、「えぇぇぇ。」って眉間ゴシゴシしたり。 最後のセリフは、なんともゾワゾワする。
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良い人物が全く居ない、まさに蠱毒の 壺のなかに自分が投げ込まれた様だ。 昔の実際に合った事件をモデルにし それをここまで数珠繋ぎに悪意にまみれ た人間関係にするとはさすがイヤミスの 女王だ。
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とても読みやすくて、続きが気になって、一気読みしました! イヤミス度はあまり高くない気がします。 陥れ、陥れられ、の連鎖。最終的に、その発端はどこなんだろう?と考えを巡らせます。 最後にパーティーに誘われた2人は、一体どうなるのか…。 本の中でのお話は終わりましたが、まだまだ物語はドロドロと続きそうです。
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実際にあった事件がいくつかモチーフになっている。セレブのパーティの内容はストロベリーナイト(だったか?)でも見た事あるなと思った。 しかし、時系列が前後していたり、各々の登場人物へと視点が変わるので続きが気になって一気に楽しく読み進める事ができた。 イヤミス。筆者の作品は初めてだ...
実際にあった事件がいくつかモチーフになっている。セレブのパーティの内容はストロベリーナイト(だったか?)でも見た事あるなと思った。 しかし、時系列が前後していたり、各々の登場人物へと視点が変わるので続きが気になって一気に楽しく読み進める事ができた。 イヤミス。筆者の作品は初めてだったけど、他の作品も読みたくなった。 自分的には何故か話の展開には全く関係のないおやきの描写が印象に残った。
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デビュー当時ははっきり言って『なんだこりゃ』なただ勢いだけな感じだったのでその後何も作品は読んでなかった。 久々に読んでみた。 成長はしてる。 内容は薄いっちゃー薄いけどエンタメとして暇つぶしには丁度いい。 良くも悪くも『何も残らない作品』 読んだことすら忘れてしまうような、後に...
デビュー当時ははっきり言って『なんだこりゃ』なただ勢いだけな感じだったのでその後何も作品は読んでなかった。 久々に読んでみた。 成長はしてる。 内容は薄いっちゃー薄いけどエンタメとして暇つぶしには丁度いい。 良くも悪くも『何も残らない作品』 読んだことすら忘れてしまうような、後に何一つ残らない本。
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著者の作品が大好きでよく読むが今回はあまり合わなかった。 高級億ションで起こった8人の女性の殺人事件と8人の子供が誘拐されたモンキャット事件の共通点、 犯人を操るのは誰か?という感じの話だった。 オザワの双子のどちらが聖女で悪女なのか、という辺りもベタだなぁという印象で、殺人パーティもまぁベタすぎてうーんとなりました。 美徳の不幸を読んでないからそう思うのかもしれない。また今度オマージュ元を読んで評価し直すかもしれません。
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※ 読んでる最中、どこまでが嘘でどこからが 真実に繋がるのか頭はフル回転。 そして今回もまた、やっぱりと納得させられる 読後感でした。 わかっていながらも、裏の裏までかき尽くして 楽しませてもらえるストーリー。 誰が聖女で誰が悪女か、 お楽しみの種明かしは追章で。 読む時の...
※ 読んでる最中、どこまでが嘘でどこからが 真実に繋がるのか頭はフル回転。 そして今回もまた、やっぱりと納得させられる 読後感でした。 わかっていながらも、裏の裏までかき尽くして 楽しませてもらえるストーリー。 誰が聖女で誰が悪女か、 お楽しみの種明かしは追章で。 読む時のコンディションにもよるのですが、 今回は練りと反転具合が少し重く感じられました。
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イヤミス……というよりはグロとエロのごった煮みたいな。 真梨幸子のイヤミスって、グロやエロの描写は出てきても、そんなことよりその背後にある人の怖さが一番怖いんですけど……みたいな作品ってイメージだったけど。なんか背筋がスーって寒くなるような怖さ。 今回は、エロとグロと、あとは薬物とか誘拐監禁とか児童買春とかのセンセーショナルな事件をハチャメチャに、ごった煮にしたみたいな印象でした。スーッと寒くなるような怖さというよりは、狂気のカーニバルみたいな感じ。 一気読みしたので、面白くなかったわけでないんですけどね。 マルキ・ド・サドの「美徳の不幸」になぞらえた「聖女か悪女」というタイトルは秀逸だなと思いました。 出てくる女がことごとく、「悪女=ジュリエット」=「うまく世の中渡ってる」つもりなのに、実のところ別のさらなる「悪女」に踊らされてるだけで、 でも、その「悪女」もさらなる「悪女」に踊らされてるだけ、みたいな。 まぁとはいえ、その踊らされていた自称「悪女」さんたちが、「聖女=ジュスティーヌ」であったのかというと、うーん……って感じもありますが。(さらなる悪徳にのみこまれているという意味では、ジュスティーヌではあるか) 一応、この話では本当の悪女はQ夫人こと加瀬淑子であった……かのように締められてはいますが、果たして本当にそうかな?(この人も結局はだれかの手の上で踊っているだけかもよ?)なんて、意地悪な見方もできるのでそこはやはりイヤミス。 真梨さんにしては、人物相関もそれほど複雑でなく、なんかそれも逆に物足りないって思ってしまった。(いつも、え!?あの人とこの人が実はこうで、ん??も一度、相関図書いて読み直すか…みたいになってたので)
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初めて読む作家さん、話には聞いていかけどなかなかにグロい作品でした。登場人物の相関図を理解するのに何度か前に戻りながらも面白くてあっという間に読了しました。
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アクが強い。 最近の真梨作品は登場人物の多さと残忍かつ気色の悪い描写で辟易していたが本作もそれを凌駕していた。 ミステリーもホラーも残酷な描写の作品も数多く読んで来たし、むしろイヤミスは好きなジャンルだがこれはイヤミスと言うよりゲスミス。 正直全く楽しめない。 感情移入は無理...
アクが強い。 最近の真梨作品は登場人物の多さと残忍かつ気色の悪い描写で辟易していたが本作もそれを凌駕していた。 ミステリーもホラーも残酷な描写の作品も数多く読んで来たし、むしろイヤミスは好きなジャンルだがこれはイヤミスと言うよりゲスミス。 正直全く楽しめない。 感情移入は無理としても、ストーリー性があり先が気になる展開であればまだ良いのだが、ひたすら続くエログロ、口汚い言葉の羅列に気が滅入ってしまう。 桐野作品『日没』に登場する「ブンリン」がやって来そうな本作。 真梨さんにはしっとりとした大人のイヤミスを期待したい。
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