BLW(赤ちゃん主導の離乳)をはじめよう! の商品レビュー
BLWはBaby-Led Weaningの略で、赤ちゃん主導の離乳。イギリスで始まった方法論で、赤ちゃんの意志を尊重して食事を進めることに重きをおき、親が押しつけずに赤ちゃんが食べたいものを食べたいように食べさせるというもの。 子供が5ヶ月になって離乳食が始まり、最初は10倍が...
BLWはBaby-Led Weaningの略で、赤ちゃん主導の離乳。イギリスで始まった方法論で、赤ちゃんの意志を尊重して食事を進めることに重きをおき、親が押しつけずに赤ちゃんが食べたいものを食べたいように食べさせるというもの。 子供が5ヶ月になって離乳食が始まり、最初は10倍がゆ、次にどろどろに潰した野菜…と食べさせているが、本人がそんなに嬉しくなさそうなのが気になり手にとってみた。 ちなみにうちの子は離乳食食べない系ベビーではなく、不思議そうな顔をしているものの、今のところ口に運ばれた食べ物は残さず食べている。でも受け身の様子をみてこのままでいいのかなぁと疑問も感じていた。 この本に登場する赤ちゃん達のエピソードにもあったが、BLWによって赤ちゃんの食に対する興味関心が培われ、自主的に食事を進めることが出来るようになるとのこと。また、最初は上手に食べれなかったりつかめなかったりしても、だんだんと手先が器用になり上手に食べられるようになるようだ。食べることは生きることだと思っているので、この点は良いなと思った。 一方で、私がBLWで抵抗があるな…と思っていたのは2点あり、一つが窒息リスク、もう一つがアレルギーへの対応だ。 窒息リスクについては、一般的な離乳食とBLWでは窒息のリスクは変わらず、むしろBLWの方が食べるのが上手になるためリスクが下がる、と記載があった。またBLWを始める際は、窒息した時の対処方法を学んでから始める。(この本にも対処方法の記載があったが、文章と絵で見ただけでは、万が一窒息した時に一発勝負でうまく対応できる気がしないのも事実…) BLWの開始時期は6カ月なので、一般的な離乳食を開始する5ヶ月より1カ月遅いし安定感もあるのかもしれないが、とはいえ食べるのが上手になるまではやっぱり怖いなというのが正直なところ。 アレルギーについては、一般的な離乳食だと1品かつ少量づつあげてアレルギーがないかを確認するというのがセオリーだ。また、アレルギーを恐れるがあまりに食べるのを遅らせるのは効果がなく、早めに色々な食べ物を食べさせた方がアレルギーリスクを下げることが出来ると言われている。 この点、BLWは複数の野菜や食べ物を赤ちゃんの目の前に置き、本人が食べたいものを選び取らせる(親が強制しない)というもので、一つだけ食べさせるのは推奨しないようなので、アレルギーチェックがし辛いなぁと思った。 また、5ヶ月ではなく6ヶ月から離乳食を開始することから、一般的なタイミングより1カ月遅くなることになる。(1カ月程度なら誤差かもしれないが) なので、個人的には5ヶ月からのごっくん期は通常の離乳食をあげて、食べ物に慣れた頃にアレルギーチェックが終わったものから、BLWに切り替えていくのが良いかなぁと思った。 ちなみに最後にBLWのレシピが出てくるが、エリンギを縦に切ったものが紹介されており、現在10倍がゆをあげている身からすると「これ喉につまらんの!?」と心配にしかならなかった。もしBLWを始めるなら、月齢に合わせた食材や柔らかさ大きさの目安をしっかり勉強してから始めないと怖いなと思った。 BLWは良い考え方だと感じるので、もう少し月齢がいったら取り入れてみたいと思っている。その時は他にも何冊かBLWの本を読んで取り組みたい。
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一般的なドロドロ離乳食をほとんど食べないので実践中 結果的には食や味覚への興味が芽生え、ドロドロも食べるようになってきた
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Baby Led Weaning = 赤ちゃん主導の離乳。 従来の離乳食は親が作り、親が子にスプーンで食べさせる親主導のもの。BLWでは赤ちゃんが自分で食材を手に取り食べることで指先も器用になる。 食べる速さや量、ペースも赤ちゃんに任せ。 散らかってしまったり、食材がもったいなく感じても仕方ない。食べ物と向き合うための過程。家族と一緒に食事をシェアすること。 ・鉄欠乏の話 生後6ヶ月で親からもらった鉄の貯金がほぼなくなる。鉄欠乏になると癇癪を起こしやすくなる、ぐずりやすくなる、学術機能や運動機能の低下が見られる。 レバー、卵黄、赤身の肉魚、貝類などで補う。 ・うんちの話 うんちの中に食べ物のかけらがあっても消化できていないわけではなく、栄養は吸収されている。 にんじん、とうもろこし、ほうれん草はかたまりで出てきやすい。噛むことを学ぶに連れてうんちの中のかけらは減っていく。 ・窒息の話 おえっとなる咽頭反射、げほげほする咳反射は窒息ではない。窒息はとても静かでみるみる顔が青くなっていく。背中を叩いて救急車を呼ぶ。 従来の離乳食とは全然違っていて、踏み切るのには勇気がいりそう。というのが正直なところ。汚されてもいいような環境(新聞紙敷くとか)で、スティック状の茹で野菜から始めるのはいいかもしれないな〜
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4人目の離乳食をするにあたり、BLWについて、ネットではなく本でしっかり調べてみたいと思い、手に取りました。 BLWの魅力が存分に載っていて、取り入れたい!とは思うものの、どうしても窒息への不安が拭えず。従来の離乳食との併用も難しいようなので、私は離乳食+手づかみ食べで、進めよう...
4人目の離乳食をするにあたり、BLWについて、ネットではなく本でしっかり調べてみたいと思い、手に取りました。 BLWの魅力が存分に載っていて、取り入れたい!とは思うものの、どうしても窒息への不安が拭えず。従来の離乳食との併用も難しいようなので、私は離乳食+手づかみ食べで、進めようと思います…
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BLWの概要について把握するための導入書として良い本。簡潔で読みやすい文章で書かれており、ボリュームも多すぎないので1-2時間でサクッと読み切ることができるので育児中でも読みやすい。
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おもしろかった。取り入れたいと思った。最後のレシピは大人でも美味しそうで、本当に一緒に食べれそうなので、作りたい。
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おとすずちゃんのインスタでBLWを知り手に取った。 そういう考え方もあるんだーって感じだけど、 赤ちゃんが自分で選んで必要な栄養素を食べれるとはあまり思わず… ほとんどベビーフードで済ませてるズボラ母には、あまりメリットが感じられない内容だった。 赤ちゃんが孤食でかわいそうっ...
おとすずちゃんのインスタでBLWを知り手に取った。 そういう考え方もあるんだーって感じだけど、 赤ちゃんが自分で選んで必要な栄養素を食べれるとはあまり思わず… ほとんどベビーフードで済ませてるズボラ母には、あまりメリットが感じられない内容だった。 赤ちゃんが孤食でかわいそうって言ったってあまり食べない息子を全力で接待してるし、息子はニコニコしながら食べてるしなぁ 全く食べなくなったときに、1つの道として試してみるのはありなのかな
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BLWの理念や詳しい話は、本家本元を読むのが良いとは思うが、エッセンスがしっかり入っていて、かつ、日本の家庭向けにというか、より実践的な面にも焦点を当てて書いてくれているので、良いと思った。 本家本元は、理念的な話が多いので、じゃあどうするの?という思いも少し出てきていたので、こ...
BLWの理念や詳しい話は、本家本元を読むのが良いとは思うが、エッセンスがしっかり入っていて、かつ、日本の家庭向けにというか、より実践的な面にも焦点を当てて書いてくれているので、良いと思った。 本家本元は、理念的な話が多いので、じゃあどうするの?という思いも少し出てきていたので、こちらも読んでよかった。 以下、抜粋。 ・エネルギー減(米、芋、バターなど)、ビタミンミネラル源(フルーツ、野菜)、たんぱく質(肉、魚、卵、大豆、牛乳)をバランス良く ・鉄分を意識して与える(ヘム鉄を意識する、BLWでは初期から赤身のお肉も提供する) ・最初は落とすことも多いので少し多めに準備 ・3~5品を目安に提供する ・完食を求める必要はない ■6~8ヶ月 大き目のフィンガーフード(縦5㎝、横1~2㎝程度) ・似たり蒸したりしたニンジン ・じゃがいも ・スティック状にしたおにぎり ・ハンバーグやお肉 ・ブロッコリー ・果物 ・卵焼き ■9~10か月 フィンガーフード、つるつるした食品等。 ・アボカド ・バナナ ・手羽元や買うにのような、やわらかく調理した肉 ・鮭などのムニエル ・果物 ・お焼き ■9~12か月 いろいろな形と舌ざわりをもつ、健康用の食べ物。あえて大き目にカット。 ・トマト(プチトマトは半分に切るなど手を加える) ・おにぎり ・トースト ・冷ややっこ ・お味噌汁などおのスープ類 ・もずく ■12か月以降 糖分、塩分に意を付け、窒息sリスクの高いものを避ければ基本的にどのような食べ物を提要して良い。 窒息に関して ・窒息しやすいのは、椅子にもたれる、気が散っている、つまり易い食べ物をあたえる、吸って食べる ・特徴は、①みるみるうちに顔が青くなっていく、②とても静か ・対応は、背部叩打法⇒胸部突き上げ法 ・窒息しやすいもの→小さくて固いもの、皮つきのもの、丸くて小さいもの、気道のの中で圧縮されやすいもの(食パンなど)、粘着性のあるもの ・何回食から? →1日何回食べるかは気にしなくてOK。食事の時間に参加させてあげる
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